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2007-10-22

ローリスクとノーリスク

いつもお世話になっております、僻地の産科医さんのブログ10月21日より情報いただきまして…
助産所の3割以上が「嘱託病院なし」
日本経済新聞 2007年10月20日
出産時の異常をサポートする嘱託病院を確保できていない助産所が3割を超すことが20日、特定非営利活動法人(NPO法人)のアンケート調査で分かった。嘱託病院の確保は4月からの改正医療法で助産所に義務づけられたが、産科医不足などで申し出を断られるケースが出ているという。NPO法人は「助産所が廃業に追い込まれる」と危機感をあらわにしている。 NPO法人「お産サポートJAPAN」(東京都国分寺市、矢島床子代表)が9月、全国約300の助産所にアンケートを送付。33都道府県の90カ所から回答を得た。小児科・産科があり、24時間対応が可能な病院への嘱託が、9月時点で「できていない」と回答した助産所は31カ所(約34%)だった。
上記の31ヵ所の助産所は、今まで、どんな病院・何科にお願いしていたのだろうか…
琴子を出産する際、私はどの助産院も、嘱託をお願いしている病院は産科であると信じていたというか、それ以外は有り得ないと、そうではないと知ったとき、びっくりしたなんてもんじゃなかった。
これ、私と同じくらいの感覚の方、多くいらっしゃったんじゃないでしょうか。

助産院での出産を肯定的に捉える会話をする方の中には、
「何かあったときには搬送されるんだから」
と言う方がいる。
で、
「病院でだって、危険なことはあるし、酷い目にあっている人がいる」
に至っていく。
このパターンが殆ど。
私は病院が100%安全だとも言っていないし、心無い病院があることも聞いているから、病院ならどこでも良いなんておもっていない。
こういうことも含めて、産む側の勉強、課題は多くあるとおもってもいる。
でも、どうして助産院での安全面について深く考えようとなると、病院での話しに変えていくのだろうか。
まるで助産院を守るための常套句のようになっている。

助産院と人工破膜を調べようと検索していたら、あるブログに出会い、主さんは助産院で出産しているらしいのだけど、
「助産院での出産をする人は、危険性を十分に承知し、覚悟して決めている」
と自信をもって仰っていた。
いやぁ、それはどうだろうか。
仮に、助産院で出産して子が死んでしまった人が、次も助産院で出産するとなれば、覚悟は出来ていると言えるのかもしれない。
でも、どうだろうか、『危険性を十分に承知し』って言うけど、想像はあくまでも想像でしかなく、現実ではない。
申し訳ないけど、お産で地獄を見ていない人(助産院で産めたということは、正常であるわけだし)の想像は甘いと思う。
それは幸せの証なんだから羨ましいくらいなんだけど、前にも書いたけれども、お産で幸せばかりを夢見ていて、突然目の前で子供が死んでいくのをみて、「これで良かった」なんて、どうしたらそうおもえるのだろうか。

色々なサイトを見ていた中で、
『ローリスクはノーリスクではない』
という言葉が印象深く残った。
その通りですね。

私たちは医療従事者の方がおもう以上に、知らないことが多いです。
お産をする人に、ノーリスクは有り得ない。


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ぜひ、

琴母さんに母親学級で話をしていただきたいと思いました。

「お産をする人に、ノーリスクは有り得ない。」

このことは当然のことなんですが、あまりにもわかっていない妊婦さんが多すぎます。かといって妊婦さんがこのことを実感するのは難しいのかも知れません。問題は、このことを実感していない助産師が多すぎることであり、妊娠・出産に伴うリスクについて母親学級で何も話していないことです。とても大事なことなのに母親学級で話す内容はバースプランやソフロロジー法、母乳育児程度みたいです。最近、破水後、長時間経ってから受診した妊婦さんが立て続けにいて愕然としました。うち1人は子宮内感染を起こしてBabyがNICUに入院となりました。がっかりです。

追伸:こちらでも話題になっています。

今日は言わせてもらいます

琴母さん、こんにちは。



 今日は少し過激と思われる意見を述べます。また琴母さんが不適切と思われましたら、削除して下さい。

 助産院との嘱託医契約については、以前、このブログでも紹介され、その契約書文面の雛型も産婦人科医会の方から提示されております。助産院での嘱託医が産婦人科でなければならないとされたのは、今年度からで、今はその移行期間です。今までは、どの科の医師であってもよいとされていましたが、私も不思議に思っていました。やっと、まともな考え方になったわけですが、ここにもう一つ落とし穴があります。本来ならば、今、お産を取り扱っている現役の産婦人科医、病院、医院でなければならないのですが、そこまで言及していないのです。引退した産婦人科医、お産を取り扱っていない(止めた)産婦人科医院でもいいのです。私も助産院のHPを色々みましたが、確かに以前より嘱託医が産婦人科であるところが増えてはいますが、その嘱託医を調べてをみますと、お産をやっていないところが嘱託医だったり、産婦人科とは言っても、誰が嘱託医かを明記していないところが多数あります。書くとまずいのでしょうか?少なくとも産婦人科学会、産婦人科医会の方からは、自分が嘱託医になったならば、名前は伏せるようになどの通達は出ておりません。

 また、料金体系もおかしい!!。例えばNST(ノンストレステスト→胎児心拍数図)の料金が数千円(産婦人科専門医以上の判別診断ができれば納得しますが)だったり、不妊症、更年期外来までやっているところあり。極めて専門的な知識、技術がなければやれない分野です。それを堂々とHPに載せてしまう神経が理解できません。また乳幼児健診までもやっているところもあります。赤ちゃんの発達、感染症、心雑音の有無など見分けられるのでしょうか。甚だ疑問です。

 助産師会さん、数は少ないのですから、もっと、まともな指導をして下さい。

Re:ぜひ、(10/22)

不思議ちゃんさんへ



はじめまして。



助産師さんも勉強している人はたくさんいます。それを教育するのが我々、産婦人科医師です。自慢話しになってしまうようですが、私のクリニックの助産師さん達はかなりの知識、技術を持っていると思います。



ただ、昔と違うのは、医療が高度になったことや、また、色々な分野での医学的考え方(お産のリスク、合併症など)がかなり変わってきています。それをを妊婦さんに伝えるのは、やはり医師の役目だと思います。私のクリニックの母親学級では、助産師の話もありますが、医学的なことは、私が話します。私が話しをする際には、もちろん、助産師も聞いています。それは、助産師にも身につけてもらいたい、知ってもらいたい内容だからです。



以前、このブログでも話題になりましたが、今の日本の看護教育、助産師教育で一番、欠けているのは、医学的な基礎知識です。



それを怠ってきたのは、我々、医師、産婦人科医なのかもしれません。

 

お産をとらない嘱託医

経験ありますよ。

助産師さんで、助産院を持たないで、個人の家に行って家でお産をとるお方がいましてね。

妊婦検診を「嘱託医」でやってたんですが、そこ、お産をやめちゃった産婦人科だったんですよ。

陣痛始まった、って連絡受けた助産師さんが家に行ったら、赤ん坊の心拍がなくてね。

嘱託医に連絡しても、お産はとらないからウチには来るな、って。

仕方なく救急車呼んで、救急指定のウチの職場に来たの。

そういうのって、どうなんでしょう。

嘱託受けるなら、最後まで責任もってほしい。

安易な気持ちで嘱託受ける医者が悪いです。

無題

この団体のHPを見て、「産む場所の選択肢を守る」云々よりも「助産師の開業権を守る」のが活動の目的なんだろうな・・・と思ってしまいます。

なぜなら、母子の安全安心を本当に考えるなら改正医療法19条の削除なんて求めないでしょう。



さらに、この嘱託医制度、産婦人科があればどこでもいいようです。とある所から拾ったのですが、神奈川県海側地域の某助産院の嘱託医は都内渋谷の病院に決まったとか。何かあったら、119番して渋谷まで搬送することになるんでしょうか。もし、そうだとすれば搬送に長時間拘束される救急隊も気の毒です。

東京の端っこ

上記代表がいらっしゃる6パーセントの助産院出産率の市の近郊に住んでいるので、身近に「危機管理が出来て医療との連携もできている」助産院で出産した人が結構います。

上記の方は、文献でも、扱ったお産と母体緊急搬送の人数なども挙げていて、周囲に巣立った助産院の人たちも勉強していらっしゃるんだなと感じます。



だけど、そこで出産したと話してくれる人で、助産院で産む覚悟について話している人には会いません。子育て中なので、自然育児やママサークルにも顔を出し、サークル機関紙等にも目を通していますが、助産院出産の経験報告については「向いているか向いていないか(私は向いていた)」「生活の中で当たり前に産める喜び」「兄弟家族との絆が深まる」「大きな病院と提携しているから大丈夫」「お勧めです」といった内容の報告ばかり。

新米ママやプレママが見たら憧れるだろうなという内容ばかりです。自然食の素晴らしさと一緒に語られたら、そりゃ安心安全イメージ先行だろ!とつっこみをいれながら読むこともあります。

一番酷かったのは、ご自分でプラス面とマイナス面に分けていながら、マイナス面について本気で考えていない報告。プラス面はいわゆるお母さんの安心感や満足感、マイナス面は命に関わる内容。

どうしてこれだけ列挙できるのにプラスにしか目がいかないのか不思議でした。



先頭に立つ助産院はきっとリスクについても説明しているはずなのに、そこで出産しているご夫婦の意識では覚悟が見られない。説明している助産院と産む側との危機感のギャップ。それがある限り、助産院が地域に根付いてきている市なんて紹介があってはいけない気がしました。

Re:ローリスクとノーリスク(10/22)

3割というのは驚くべき数字ですね。当該の助産院はそのことを患者側に知らせていたのでしょうか?

医師の方からすれば甘いと叱られるでしょうが、私のような素人ですと、助産院が提携病院を持っているのは当たり前だと思い込んでいました。そこに突きつけられた現実は、非常に重いです。

Re:今日は言わせてもらいます(10/22)

>医師Xさん、こんにちは



>不妊症、更年期外来までやっているところあり。極めて専門的な知識、技術がなければやれない分野です。それを堂々とHPに載せてしまう神経が理解できません。また乳幼児健診までもやっているところもあります。赤ちゃんの発達、感染症、心雑音の有無など見分けられるのでしょうか。甚だ疑問です。



最近広まっている某代替医療の危うさを調べている者です(すぐに思いつくと存じますが、一応名称は控えます)。

その代替医療と一部の助産院とは、親和性があるようですね。過去には助産師会東京都支部の主催で講演会まで開かれています。この団体の危険な点は西洋医学を全否定していることですが、なぜ助産師会がそんな団体と接点を持ったのか、非常に興味深いです(講演は一度ではなく、何度も開かれているようですし)。元々その代替医療が広まったのも、一部の助産院が積極的に広めたからでは、という意見もあるくらいです。微弱陣痛や貧血にも対応すると宣伝している助産院があるくらいですから、事実そうなのかもしれないと疑ってしまいます。



> 助産師会さん、数は少ないのですから、もっと、まともな指導をして下さい。



本当にその通りだと思います。今の現状では産科医の先生方も大変なら、医師と連携して真剣に仕事をされている他の助産師達も気の毒だと思うのですが。しかし同じ助産師さんからの疑問の声は、消されてしまうのでしょうか。

琴母さんと同じ事を書いてしまいますが

「助産院で産む人は危険を十分承知し、覚悟を決めている」



この一言、生まれてこようとする子どもに対して、極めて無責任だと思います。



赤ちゃんといえども一人の人間。少なくとも、生きるという人権を持った、親とは違う一人の存在です。

その子どもに対して、親としての責任よりも、自己満足を優先しているとしかいえません。



その子の生存権を犯すことがあっても、障害を負うことがあっても、その覚悟を決めているということですよね。



どう考えても、そういう現実にあったことが無いない人だから、そこまで無責任な一言を発せられるのだと思いますね。



障害のある子どもを育てることは非常な困難が一生伴います。きっと助産院で生んだ人は、「それでも私とこの子は幸せ」とか「障害を負ったことで教えられたことがある」とか、色々と自分の行動を美化する言葉を発するかもしれません。



障害のある子を育てている親は確かに相違境地にいたっとありするものですが、それは医療的に万全を尽くしても、避けられない結果としての死産であったり、障害であったりしたときのみ通用するものではないでしょうか?



無責任な言葉を発する人達にはただの逃げ口上しかなりえないと感じます。



しかも、今の日本で、「何かあったら病院に搬送してもらえる」などという言葉はもはや現実的ではないことくらい、ニュースや新聞をまともに見ていれば常識人なら分かるはず・・・



出産にしろ、医療にしろ、ノーリスクはありえない。だからこそ、患者と医療者が協力して「ローリスクを目指す」事が重要課題になるのだと思います。

助産所からの搬送例の20%は母体死亡する。

大学病院産科に勤務していての実感です。

助産院から搬送されてくる母子の状態ですが、

”明らかに” 遅すぎるのです。

  なぜなのでしょうか?

    異常に対する感覚が 産科医と助産師では

  科学者と占い師ぐらい違うからなのでしょうか?





助産所からの搬送例の20%は母体死亡する。



http://obgy.typepad.jp/blog/2007/09/post_6869.html

           北里大学医学部産婦人科・小児科*

         池田泰裕 鴨下詠美 望月純子 金井雄二

        右島富士男 谷 昭博 天野 完 野渡正彦*

    (日本周産期・新生児医学会雑誌 第40巻 第3号 p553-556)

 概 要



過去5年間に北里大学病院で受け入れた助産所からの母体搬送21例,新生児搬送15例の予後

について後方視的に検討した.その結果,助産所からの搬送36例中4例が新生児死亡,1例か乳児死亡であった。

同時期の1次,2次施設からの母体搬送742例中新生児死亡は34例(4.6%)であったが,助産所からの母体搬送21例

中死亡例は4例(19,0%)で有意に高頻度であった.

助産所か分娩取り扱い基準を遵守していれば救命し得た症例もあった。助産所は周産期救急医療システムの理解を深め,

関連協力病院との連携を密にする必要があると考えられた.

タイトル違いです。  Re:助産所からの搬送例の20%は母体死亡する。(10/22)

誤 助産所からの搬送例の20%は母体死亡する。

正 助産所からの搬送例の20%は新生児死亡する。

Re:ぜひ、(10/22)

不思議ちゃんさん

こんにちは。



破水したらすぐ病院へ…と、母親学級で習ったのかな、どこでどうとはっきりと記憶をたどって言えないのですが、破水したらすぐに病院に連絡、即入院だと知らない方もいるということなのでしょうか、それとも、巷では破水を軽くみる風潮などがあるとか?

どうして長時間(数時間? 数日?!※H助産師のところで、破水後4日経って云々の話を聞いたことがあります)放置しておいたのか、考えられません。

母親学級では、破水したらすぐに連絡してくださいとか、このくらいは既に語られていることのようにおもっていました。



>追伸:こちらでも話題になっています。

ありがとうございます。

拝見しました。

Re:今日は言わせてもらいます(10/22)

医師Xさん

こんにちは。



医師Xさんとsuzanさんのご意見を読み、嘱託医がいるから大丈夫といえるのかと、更なる疑問と憤りを感じています。

産む側が勉強だけじゃなく、調査までしないといけないというのが事実なんでしょうか。

嘱託医を受ける側の問題でもありますね。

ここに母子の安全はないと感じます。

勿論、それでも『嘱託医がいる』という助産師も同罪です。



> また、料金体系もおかしい!!。例えばNST(ノンストレステスト→胎児心拍数図)の料金が数千円(産婦人科専門医以上の判別診断ができれば納得しますが)だったり、

---ちなみに、病院だとおいくらなんでしょうか。



>不妊症、更年期外来までやっているところあり。極めて専門的な知識、技術がなければやれない分野です。

---これはセーフなんですか?

違法ではないんでしょうか。



>また乳幼児健診までもやっているところもあります。赤ちゃんの発達、感染症、心雑音の有無など見分けられるのでしょうか。甚だ疑問です。

私もこれ、疑問におもっていました。

助産院で出産した知人は助産院にて1ヶ月検診を受診しています、母子揃って。

私が受けた1ヶ月検診は、子は小児科医、母親は産科医に診てもらいました。

今日か、近日中にまたブログで書きたいとおもっています。

Re:お産をとらない嘱託医(10/22)

suzanさん

こんにちは。



>仕方なく救急車呼んで、救急指定のウチの職場に来たの。

>そういうのって、どうなんでしょう。

>嘱託受けるなら、最後まで責任もってほしい。

>安易な気持ちで嘱託受ける医者が悪いです。

緊急搬送で受け入れ先がないといわれる今日この頃、『検診を受けていない・かかりつけ医がいないのは危険だから、検診をきちんと受けましょう』といわれるようになりました。

suzanさんのところへ搬送された方の場合、検診は受けていたのに、かかりつけ医であるけれども…



そもそも、お産をやめていたら、『産婦人科』ではなく、『婦人科』ではないのでしょうか…



suzanさんや他の医師の方の経験談を聞いていると、本当、私たちには想像つかないケースばかりで、びっくりです。

Re:無題(10/22)

ひぃたんさん

こんにちは。



>この団体のHPを見て、「産む場所の選択肢を守る」云々よりも「助産師の開業権を守る」のが活動の目的なんだろうな・・・と思ってしまいます。

>なぜなら、母子の安全安心を本当に考えるなら改正医療法19条の削除なんて求めないでしょう。

---全く同感です。





>さらに、この嘱託医制度、産婦人科があればどこでもいいようです。とある所から拾ったのですが、神奈川県海側地域の某助産院の嘱託医は都内渋谷の病院に決まったとか。何かあったら、119番して渋谷まで搬送することになるんでしょうか。もし、そうだとすれば搬送に長時間拘束される救急隊も気の毒です。

その距離を嘱託医といえる日本語に驚くべきなのか…

嘱託医でさえその距離、そしてそれを受け入れられるのですから、緊急搬送で嘱託医では手に負えないとなったときに、更に遠い遠いところへと搬送される覚悟も当然、出来ているということなんでしょうか…

結局、何もないときの想像力は乏しく、「私は大丈夫」なんですよね。

Re:東京の端っこ(10/22)

なおさん

こんにちは。



玄米菜食、食養云々、上っ面の内容で称えあう関係が私の周囲に目立っています。

考え方や嗜好は様々なので、何を食べようと個人の自由でよろしいとおもいますが、私は食事とお産は必ずしもイコールで繋がるとはおもっていません。

これは私の経験からでもあります。

逆子は冷えとかかわりがあるとか、骨盤の歪みがどうだとかとか、食事とは別に生活様式・対策でも言われますが、これも私の経験からすると、必ずとはいえないです(今回は詳細、割愛します)。

結局、個体差があることですから、どんなに素晴らしい食事をしていても、出産では医療を必要とすることもあるし(紀子様の食生活は素晴らしいはずです)、どんなに食事に気を使わない人でも、運動もしなくても、安産で出産を終える人もいます。

でも『助産院で産めないといけない』くらいの勢いで語り合う人もいますから、助産師の方にとっては『それだけじゃない!』と伝えているつもりでも、私たち素人は手強いんです、情報は簡単に偏ります。

そこも開業助産師の方には知って欲しいです。

Re[1]:ローリスクとノーリスク(10/22)

るんさん

こんにちは。



>3割というのは驚くべき数字ですね。当該の助産院はそのことを患者側に知らせていたのでしょうか?

---中には一緒に署名活動をしているところもありますよ。

Re:琴母さんと同じ事を書いてしまいますが(10/22)

エドガーさん

こんにちは。



>「助産院で産む人は危険を十分承知し、覚悟を決めている」



>この一言、生まれてこようとする子どもに対して、極めて無責任だと思います。

---その通りです。

でも、

>きっと助産院で生んだ人は、「それでも私とこの子は幸せ」とか「障害を負ったことで教えられたことがある」とか、色々と自分の行動を美化する言葉を発するかもしれません。



---これもその通りと言いたいです。

私もそう感じています。



>出産にしろ、医療にしろ、ノーリスクはありえない。だからこそ、患者と医療者が協力して「ローリスクを目指す」事が重要課題になるのだと思います。

そうです、患者も『ローリスクを目指す』んです。

助産院で出産する人の場合、基本的にはローリスクを目指しているのかもしれないけれども、それが今度は過度な自信や何かを生み、強く抱いてしまうせいか、ハイリスクになり始めたりしたときに、医療を否定してしまう。

精神的なハイリスクというのも理解するべきですね。

ローリスクを目指すのは正しい姿勢なのだけど、それは決して私たちの成績ではないと。



Re:助産所からの搬送例の20%は母体死亡する。(10/22)

大学病院産科医さん

こんにちは。



>大学病院産科に勤務していての実感です。

>助産院から搬送されてくる母子の状態ですが、

>”明らかに” 遅すぎるのです。

>  なぜなのでしょうか?

>    異常に対する感覚が 産科医と助産師では

>  科学者と占い師ぐらい違うからなのでしょうか?

---産む側の私たちからすると、科学者と占い師ぐらいの差があるなんて、知らない人が大半なんではないでしょうか。

助産師という資格は、医師と同等くらいに感じてしまっていました。

勿論、医師とは違うのだけど、“お産のプロ”と信頼は当たり前にありまして、なんていうのか、突っ込まれると矛盾だらけなんですが…





http://obgy.typepad.jp/blog/2007/09/post_6869.html

これ、搬送されている方たちだけの数ですから、琴子のように、搬送されていない母子の数は入っていないんですよね。

氷山の一角…私はそうおもってもいます。

搬送すらされないなんて、私たちのようなケースは少ないと信じたいです。

二次病院も必要

来年から助産所では「産婦人科の嘱託医」が必要になった、ということは結構知られていますが、嘱託医が個人開業の場合には、救急対応ができる二次病院とも契約するように、とされているそうです。

これを聞いてほっとしました。

助産所でトラブルを起こしたような例が、個人開業でどうにかなるとはとても思えなかったので。

Re:ローリスクとノーリスク(10/22)

琴母さん、はじめまして

ブログは以前より読ませて頂いていました

「医師不足と言うけれど」http://trias.blog.shinobi.jp/

管理人のtriasです。産婦人科医をしています



この助産院と嘱託医の問題ですが、未だに19条の改正を撤回せよと運動している人達の理念がわかりません。

患者の安全を考えれば法改正に反対する理由はないはずです。

結局は現在開業している助産院、今後開業する助産院が契約を結べない事が法改正に反対する理由だと考えます。

本来契約は相互理解に基づいて行われるべきだと思いますが、今回反対している団体は病院側に契約を義務付けるように提案しています。

確かに患者の安全を考えれば、すべての助産院に産婦人科の嘱託医・契約病院を置くべきですが、開業数のコントロール、質の担保がされておらず、フリーに開業できる現在そのすべての助産院をバックアップせよとの提案は、現在の医師不足の状況では無理です



今後今までの助産内容、開業までのコネクションなどを総合的に評価され、契約できず淘汰される助産院が出てきても仕方がないと考えます



「ローリスクはノーリスクではない」

はまさにその通りで

それ故産婦人科医の嘱託医、契約病院を置く事は安全性から当然です。



弛緩出血の対応一つ取っても、産婦人科医が嘱託医であれば適切に対処できそこで終了するものが、他科の医師を嘱託医において適切に判断及び指示ができるとは思えません(それは他科医師を責めているのではなく、現在の医学教育上仕方ありません)。その場合すべて搬送などになれば、2次、3次の病院はパンクしてしまいます。



粛々と今回の医療法改正に則った対応を望んでいます。

長文失礼いたしました
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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