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2008-01-10

悲しいお産に…

ぐーたら産婦人科医さんが、
私の拙い体験からここでひとつお話をさせてください。
私はお産を終えた患者さんには『よくがんばったね。』などと声をかけて褒めてあげます。実際にはそれほどよいお産と思えないお産でもそのように言います。それは今後の育児に向けて自信をつけてもらいたい、大変な育児を乗り切って欲しいという願いからです。そんな私にある患者さんが次のように言われたことがあります。その方は一人目のお子さんを死産された方ですが(その時お産をとったのは私です。私が助けられなかったのです)、次のお産では帝王切開で無事お産をされました。その後も何度かお会いしたり、メールでお話を聞かせていただいているのですが、その方から『入院中、他のお母さんが先生方から、よくがんばったねと褒めれるのを聞くと悲しい気持ちになりました。』というような内容の話を聞かせていただきました。
死産などの悲しいお産を経験された方にとっては『自然分娩でお産をしたことをほめる』という習慣がこころを傷つけるということを知りました。
それ以来、私の分娩観は変りました。『自然分娩したこと、母乳で育てたこと』を、それ以外の形のお産を否定するがごとく、礼賛するというのは何かおかしい。当然そのとおりできればそれにこしたことはないのでしょうが、少なくとも医療人である我々はむしろ、悲しいお産をした方にこそ目を向けるべきではないかと思うようになりました。そういう点で、自然分娩、母乳礼賛を唱えるような医療人には疑問を持っているのですがいかがでしょうか。私の意見も偏っているのかもしれませんが、是非意見をお聞かせください。

というご意見をくださいました。
私の個人的な意見・感想なんですが、想うことがありましたので、この場にて返事を書かせてください。
決して天使ママさんたちの代弁としてとか、そういうことではなく、引用させていただくことはあるけれども、全くの私個人の意見です。

きっと、ぐーたら産婦人科医さんが救えなかったと嘆かれる天使ちゃん、そして天使ママさんは、ぐーたら産婦人科医さんが一生懸命救おうとしてくれたからこそ、メールでなり、その後も担当医であって欲しいと願っていたんだとおもいます。
私から言うのはおかしいかもしれないけれども、有難うございます。
ぐーたら産婦人科医さんだけじゃなく、赤ちゃん、お母さんを救おうと最善を尽くしてくださる医師の方たち、助産師の方たち、看護師の方たちには感謝しています。
そして、これからも赤ちゃんやお母さんが亡くならないように、少しでも生き易いようにと励んでくださる陰には、天使ちゃんや亡くなったお母さんたちへの想いがあるんだろうなぁと、以前にこのブログでも紹介させて頂きましたが、
産婦人科医はがんばってる。-死産を乗り越えること/ブログ主;haruさん
も思い出し、胸が一杯になりました。

お産が無事に終わった方に、
「おめでとう、よく頑張ったね」
って声を掛けられるのは、とてもとても当たり前のことだとおもいますし、また、それを辛くおもう天使ママさんの気持ちも、当然のものとおもいます。
そして、「おめでとう」が無事に生まれた赤ちゃんとお母さんだけのための言葉のような、その存在が悲しいとでも言いましょうか…だからといって、子供が死んだときに『おめでとう』とは言われたくはないのですが;;

仏教の説法の一つに亡児の亡骸を抱きながら、その子を生き返らせて欲しいとお釈迦様に頼む母親の願いがあります(ご存知の方も多いとおもいます)。
ある宗教学者が、その解釈を自身の著書の中で披露されているのですが、
『死んだ子は死んだ子のままで愛していいんだよ』
というような一文があるんです。
当ブログでも以前にこの本を紹介させていただいているんですが、私は天使ママさん数名に、この本を熱く紹介しました。(コチラ
私はこの言葉に相当救われました。
私の親も誰も、こんなことを言ってはくれなかったですから。

私は医療の場で責任を持つ立場ではないからこそ、こんなことを願ってしまうのかもしれませんが、私は母親学級などで、死産や医療を必要とするお産についての具体的な説明をして欲しいとおもっています。
死産などについては、経験のある方で受けてくださる方がいれば、これから出産をする方に向けて、直接お話をしてもらっても良いのではとおもっています。
それは、決して乱暴な気持ちからではなく、
『命は奇跡の結晶』
っていうことを、ただ幸せを夢見るだけの気持ちの中で想うのではなく、壮絶なまでの経験をしても、尚、その天使ちゃんの親であり続ける天使ママさんたちの気持ちをも含めて、奇跡を叶えることを想ってほしいからです。
そして、不安を煽ることだという声もあるとおもいます。
ただ不安を煽るために話すわけではなく、だからこそ、そのお腹の中の命を大事にして欲しいという天使ママさんたちの気持ちを知ってもらえれば、不安を煽る行為にはならないとおもっています(同時に、それが容易いことともおもっていません)。
そして、悲しいお産になってしまった方には、上記の本や、誕生死の本を薦めて欲しいです。
少しでも早く、『一人じゃないよ、皆が一緒にいるよ!』っていうのを伝えて欲しいです。

母親学級では、搬送の問題や緊急帝王切開に対しての心構えなど、他にももっともっと、具体的に話して欲しいです。
帝王切開に対しては、臓器提供意思表示カードのように、「緊急時には切ってください!」と、先に意思表示がしておけるようなものがあればいいのにとおもっています。

自然分娩が素晴らしいというのは、私の中にはもうないものなんです。
勿論、これはぐーたら産婦人科医さんも同じだと存じていますが、過度な医療介入は論外です。
そして、母乳育児も、私は出来る人もいれば、出来ない人もいる。
母乳育児が出来ることは理想的なことだとはおもうけれども、母乳育児が出来るからって、肩で風切ることではないし、出来ないからって敗北ではない。
お産だって、自然分娩が理想的だとしても、出来ないからって敗北ではない。
でも、帝王切開した方たちの中には、そのお産を受け入れ難くおもっている方も少なくないと知り、琴子を亡くした後、逆にショックでした。
『子供が生きているのに、何で?』
って。

ある助産師の方と、助産院での出産の危険性を話したことがあります。
その方は、関東の有名な某総合病院の産科に勤めていたこともあり、悲しいお産も知っている方です。
今は勤務を辞めています。
その方の周囲には、病院でのお産を選択した結果、帝王切開になってしまったことを嘆いている方が多くいるそうです。
私は『子供が生きているのに?』とおもわず聞いたのですが、
「琴母さんはお産の地獄を見たからよ」
と言われました。
地獄を見ていない方にとっては、私たちの話は『噂』くらいにしかおもわれない、感じられない、それこそ、昔話に似たようなものなのかもしれません。
私自身、あのまま琴子が無事に生まれていたら、自然分娩や母乳育児を礼賛していたとおもいます。
そうやって、帝王切開をした方たちや、お子さんを亡くした方や、母乳育児が理想的だと知っていても出来ないと悩んでいる方たちを傷付けていたんだとおもいます。

自然分娩で産んだ方に対してだけ、母乳で育てた方に対してだけしかないような褒め言葉・風潮が悲しいですよね。
私にとって、帝王切開で子供を出産したという方は、眩しいくらいに素晴らしい存在です。
また、お腹の中の赤ちゃんが亡くなってしまい、それから赤ちゃんを出産するというお産は、どのお産よりも素晴らしい母性愛に満ちたお産だとおもっています。
中には、子宮も一緒にお空に還した方もいます。
どんなに願っても、もう自分では子供を産めないという辛さと共に、亡くなった赤ちゃんを愛し続けている方もいます。
私は天使ママさんたちに出会って、琴子のことだけじゃなく、『自然分娩にこだわる』必要性が見出せなくなりました。
悲しいお産を産科医療の中心にしてくれとまでは言いませんが、亡くなってしまった命を無視したような話は受け入れ難いです。

なんか、ついついあの想いもこの想いも…と、横から上から下からと、全く話がまとまりません…とにかく、かなり的を射ていないことをお詫びします。


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辛いのは・・・

先月と今月、立て続けに産声をあげない赤ちゃんをとりあげて、精神的にまいっていたところにこの記事を拝見しました。

どちらも、私がどんなに頑張っても、そしてお母さんがどんなに頑張っても、生きて産まれてくる事はできなかったケースなのですが、何だかいたたまれない気持ちになっていました。

この記事を拝見して、その全てを受け入れればいいのだなと思えました。

ありがとうございます。

自然分娩

看護学の実習で帝王切開を見たとき(アメリカで)、自分も経験者のせいか、泣きそうになるくらい感動しました。自分の時は見えなかったけれど、こんなに大変なことが起こっていたんだ、すごいじゃないか、帝王切開が簡単だなんて絶対言わせないと思いました。手術室を出る時、お母さんに「おめでとうございます。すばらしいお産でした」とお礼を言ったら、お母さんはまだ手術台の上で「ありがとう!」と輝くような笑顔を見せてくれました。



手術を一緒に見たほかの2人とともに、インストラクターに感想を聞かれたとき、あとの2人はこう答えました。「んー、あんまりお産って感じじゃなくて、感動がなかった」「あんな格好になってたなんて、あびは知らなかったでしょ(笑)」 …びっくりしました。お産って感じじゃないって、そうでなければ生まれなかった子どもが生まれてくるのに、どこが感動的じゃないのか、おなかを切られ、自分ではどうしようもない状態で一生懸命子どものことを想っている母親の姿の何が可笑しいのか、理解できませんでした。



幸い2人とも参加希望ではないのですが、人間こうだとイメージにとらわれて疑うことが無いのはおろかだと思いました。25%以上の子どもが帝王切開のアメリカでは、妊婦雑誌にも妊娠・出産の本にも帝王切開のことがよく取り上げられています。周囲にもたくさん経験者がいる。そんな状態でもこんなことを、しかも経験者に面と向かって笑いながら言える人がいるんだなあ…と。むろん、先生に厳しく指摘されていましたが。



ほとんどの出産が安全に終わる以上、そういう人たちに「生み方なんて」と言っても理解できないのかもしれませんが、生み方も安全も大事であり、安全は生み方を最後には上回るのだということ、みんなと一緒じゃなくてもかまわないこと、最終的にお産の目的は何かということ…もっともっと話し合われるべきだと思います。





おくればせながら。。。

本年も宜しくお願いします^^



さて

例の日記とたくさんのレスを拝見させて頂き、私が感じたこと:





単純に「助産院より病院が安全」とは言えないかもしれないけど

できることに差がある以上、一般的には「病院のほうが安全面では上」でしょうね。

帝王切開を経験し、また昨年急病で輸血も経験した私にとっては、帝王切開におけるリスクや、輸血におけるリスクなど「そんなのは二の次」で、まずは己や子の命をつなぎとめることが第一でした。

それらにより患う様々な疾患や影響は、生き長らえたからこそ嘆くもので、それをせずに命を落とすほうがよっぽど恐怖です。



お産や医療の場では、思いもかけないことが起こるものです。

ただでさえ救急車がたらい回しになるような昨今、その中でいかに「安全」を得ようかとすれば、母乳かどうだとか輸血の危険性がどうだとか、その程度のこと(敢えてそう言わせてもらいます)に拘って産み場所を選択することが賢明だとは思えません。そんなのは二の次三の次です。



「病院が助産院より安全とは限らない」などと言える人は、幸せなのだと思う。

正直私だって自分が帝王切開になったり病気を経験しなかったら、こんなこと考えもしなかったでしょうから。



一番大事なことはなんなのか?

産み方なんかじゃないことは、きっと誰もが判っているはずなのにね。

人間てつい欲張ってしまうものですね。



***************************



本当にバカバカしい悩みだとわかっていても、やはり帝王切開経験者の多くは「どうして自然分娩できなかったのだろう」という思いを抱くものです。

それがあるからこそ今自分が我が子を抱いていられるのだと頭ではわかっていても。

だからこそ、このように「帝王切開でもいいお産だった」と言って頂けるのはとても嬉しく有難いことです。

ありがとうございます^^

Re:悲しいお産に…(01/10)

今年もよろしくお願いします。子を出産するまでは出産も育児に対する考えも「ある種の理想」にとらわれていたと思います。そして「理想的」とは思えない出産後、また初めての育児で実際に試行錯誤する中で「思いどおりにいかない場合、何を優先するのか!?」と考えるようになりました。時間はかかりましたが(^^;)

帝王切開の麻酔

お産というと、ほとんど帝王切開しか知りません。

みなさん、帝王切開というと、麻酔をかけて、痛みも不安もないまま生まれるとおもっていらっしゃいますが違います。

帝王切開の場合、極力赤ちゃんに麻酔薬がいかないようにするために普通のお腹の手術とは、違うことをします。

ほとんどは、脊椎麻酔といって、体の下半身だけ麻酔をかけて意識がある状態で帝王切開になります。非帝王切開の手術の時は、前日や、手術の前に、不安にならないよう心を安定させる薬(睡眠薬)を処方したりしますが、帝王切開の場合はそういう薬を投与せずに入室します。はっきりした意識の中で、手術されるのがわかるのです。だから、十分麻酔が効いていても、手術される(自分のお腹を切られる)のがわかる恐怖を克服しながら、手術をうけなければなりません。帝王切開のおかあさん達は、陣痛の痛みは、感じないかもしれないけれど、そういう恐怖を克服されているんです。

最後に、赤ちゃんが生まれる瞬間も、赤ちゃんの頭がやっと通る小さく子宮を切開した創から赤ちゃんが生まれるので、ぎゅうぎゅうとお腹を押されるのがわかりますし、赤ちゃんが生まれた直後から後陣痛がやってきます。

続き

全身麻酔も、非帝王切開の腹部の手術ならば麻酔をかけてから、消毒をしたり、手術野を清潔に保つための布をかけますが、帝王切開の場合は、その間に全身麻酔薬が赤ちゃんにいってしまいますから、麻酔をかける前に、お腹を消毒され、布がかかります。そのむこうで、産科の先生がメスを握って、もう、手術をはじめるぞ、、という最後の瞬間まで、はっきりと意識が残っているのです。



だから、帝王切開で赤ちゃんを生んだおかあさん達も、経膣で赤ちゃんを生んだお母さんとおなじように、いろいろな苦労を乗り越えて赤ちゃんを生んだのですから、自信をもっていいと思っています。



私は、最後に赤ちゃんが生まれるために、お腹を押される時、ちょっと苦しいけれどがんばってくださいと声をかけています。

そして、無事、赤ちゃんが生まれるとおめでとうと声をかけさせて頂いています。







お産は命がけ

28年間助産師として業務をしてきました。23年間は分娩と小児専門でおそらく日本で一番助産師が多い病院に勤務致しておりました。今は一診療所の助産師です。不妊治療の高次医療機関の認定施設でもあるので、ご高齢の妊婦さんも多いです。必然的に帝王切開も多くなります。



両親学級で、「お産は賭けではありません。経膣分娩にこだわり過ぎて、悲しい結果になってはいけないと思います。ママと赤ちゃんのお二人が一緒に退院できることが一番大事なことと思います。生む方法は問題ではないと思います。陣痛を経験しなければとか言われる方もいらっしゃいますが、手術の方はまた違った経験をされます云々」などご説明させていただいています。状況によっては、帝王切開を受けられる方に既に手術を受けた方をご紹介して(もちろんお二人の同意を確認します)お話をしてもらったりしております。

「琴子ちゃんのお母さん」や「麻酔科医さん」が仰っていることを拝見致しまして、何の違和感もなく私の心に響き「間違ったことをしていなかった」と思いになりました。貴重なご意見ありがとうございました。



つづき

あまり怖いことばかり書いてすいません。

手術されるのがわかる、、というのは、メスで切られる感覚があるという意味ではありません。脊椎麻酔が十分かかれば、痛みも触覚もなくなるので、手術される感覚はありません。(でも、お腹を引っ張られている違和感を感じることもあります。)下半身はしっかり麻酔がかかっても、意識は清明ですし、耳も聞こえますし、目も見えます。(ライトのヘリの銀色のところに手術が映っているといわれてドキっとしたことがあります。冷蔵庫のガラス戸などに手術野は映って見えないように気を使っています。)なんか手術されているなああというのは、わかるという意味です。



ご心配させすぎかなあと少し反省しております。



でも、100%安全、簡単とは思わないでください。

多くの努力の結果、安全が保たれているだけで、お産が決して安全なものではないからです。



母乳育児

 私は出産後、母乳がどうやってもほとんど出ませんでした。退院後しばらくしてから十分出るようになりましたが、助産師さんの「母乳が出るまでミルクを足しても大丈夫。」の言葉に本当に救われました。

 母乳育児にこだわりすぎて、数ヶ月泣き続ける赤ちゃんと一緒に不眠不休で頑張って、体重の増えない赤ちゃんと一緒につかれきったお母さんが病院に来ることもあります。母乳育児が大切なのはわかりますが、あげたくてもあげられない人(病気、家庭の事情、母乳が出ないなど)だってたくさんいます。前回のコメントで「それだから母乳育児について知らない」とばっさり切られましたがそうでしょうか。助産院&助産院賛美者の「自然分娩・母乳育児礼賛」にはそうできない人への思いやりも他人への共感も感じません。自分がそうなるかもしれないという想像力が欠如しているのでしょうか。



 助産院が病院より安全性に劣るのは明確な事実です。昨今の状況ではいずれ搬送先もなくなるでしょう。安全性を確保できないのに「自然分娩・母乳育児」を選ぶのが正しいようなメディアの煽るような風潮もやめてほしいです。結果的に運よく助産院で産めた母親の団体が「病院で生まれた子は愛しにくい」と言って「産科がないなら助産院を」と署名運動したりするのも、これから生む人のニーズにはあっていないのではないかと思います。どうしてメディアが冷静な状況分析もなく、こういう偏った意見ばかり取り上げるのかが不思議です。

 

思い出しました

挨拶が遅くなりましたが、琴母さん、本年もよろしくお願いします。



一人目の妊娠中に卵巣摘出の手術を受けてることになり泣いていた時に主治医に

「お母さんがしっかりしないでどうするんだ!!これからおかあさんになるんだろう?」

と叱責され我に返りました。

そして破水から3日後に私に異変があり緊急で手術を受けることになったときは

安堵でなんやかやを考える余裕はなかったのですが、その後

周りの何気ない言葉で、私は「母乳育児」に拘ったように思います。

「帝切で産んでいるんだから、せめて母乳育児がしたい!!」って。。。

それってきっと「劣等感」があったんでしょうね。

今、そう思えます。その時は偶々母乳推進病院だから。と思ってましたが。



ココに書き込みをされている医療関係の方々の思いを目の当たりにして

私は嬉しくて涙が出てきました。

「自分は頑張ったんだ。」って。「決して楽なんてしていないんだ。」って。



色々な出産があり、育て方がある。

まずは「母子共に無事に出産を終える」事が当たり前ではなくて

いろんなことが起こりえる事を伝えていかないといけないなって思います。

助産師 桜子さんのような取り組みをしている病院が増えたら、

劣等感で悩むこともなくなるかなぁと嬉しく思いました。

私も何が言いたいのか分からなくなってしました。。。



何が大事なのか、人によって違うのはいたし方ありませんが、「命」を大事にして欲しいと思います。









Re:悲しいお産に…(01/10)

流産(人工妊娠中絶も含めて)や死産のように悲しいお産の時には、そっとその方を見守ることしかできないこともあります。安易な言葉は、かえって傷つけてしまいそうで。

帝王切開の方は、予定であれ緊急であれ「立派なお産でした」と声をかけています。赤ちゃんのために手術を受ける選択をされたことも立派です。分娩遷延や心音低下で緊急手術になった場合など、臍帯因子や回旋異常など手術にして良かった・・・という理由があります。赤ちゃんが、帝王切開のほうがいいよってサインを送ってくれるのだと思います。

産婦さんはちゃんと理解されているのに、けっこう周りの人の一言で傷ついていますね。「頑張りがたりなかったのでは」とか・・・。余計な一言と思いますが。

「自然に」経膣分娩でも、意外に厳しく自己反省している産婦さんが多いようです。私たちからみたら順調で何も問題のないお産だったのに、自分の中でなにか尾をひいて傷ついていらっしゃる方もいます。「頑張りが足りなかった」「騒いだ」「のがせなくて会陰が切れてしまった」など。早いお産、経産婦さんのお産は大波の陣痛なので、声が出ることもあります。いいと思います。かえっていきみをのがせているし、声を出しながらけっこう冷静なものです。吸引分娩、促進剤使用、和痛分娩、どの選択も立派なお産だと思います。医療介入が必要な場合には、産婦さんが「自分のせいで」と思わないような説明のしかたが大切だと思います。

私自身は「自然なお産」とか「よいお産」とか「よいおっぱい、わるいおっぱい」とか、とてもあいまいで実態のわからない表現は使わないように気をつけています。(自然経過で、自然な陣痛で・・という場合には「自然」を使いますが)本当にひとりひとりお産は違うし、赤ちゃんひとりひとりの生まれ方も違います。だから、お産のことを第三者がとやかく言わないデリカシーが必要ではないでしょうか。

帝王切開、母乳なしで育ったこどもです

はじめまして。



私の母は2度帝王切開で私と弟を出産しました。そして、母乳育児もままならかったと聞いています。

そんな話で、母乳で育っていないんだという何か劣等感を抱いていたのは正直なところ多少あります。



でも、この年齢になって結婚し、今、自分自身が妊娠している身となっている中で、当時悩みながらも一生懸命私を育ててくれた母には感謝しています。

経膣分娩、母乳育児、は理想なケースだと思っている方は多いかもしれませんが、それを押し付けるようなことでは、そうならなかった人は苦しい気持ちを抱くばかりです。



母は帝王切開時に止血剤としてフィブリノゲン製剤が使われたということを覚えており、肝炎キャリアの検査を受けました。結果は大丈夫でしたが、薬害肝炎被害の方々をニュースで見る中、出産時に帝王切開して出産の喜びを感じていた反面、このような事態になっていることが悔しくもあります。



Re:帝王切開、母乳なしで育ったこどもです(01/10)

roseさん

ここのところ、引っかかったので、ちょっと弁明。

>母は帝王切開時に止血剤としてフィブリノゲン製剤が使われたということを覚えており、肝炎キャリアの検査を受けました。結果は大丈夫でしたが、薬害肝炎被害の方々をニュースで見る中、出産時に帝王切開して出産の喜びを感じていた反面、このような事態になっていることが悔しくもあります。



私もネット上で人から教えてもらった話ですが、1975年に「フィブリノゲンを使わなかった事の責任を認め賠償を命じる」という判決が確定しているそうです。つまりこの当時、母体の大量出血の時フィブリノゲンを使わないと、訴えられたあげく負けるという可能性が非常に高かったと言うことです。

 当時の医療水準で「フィブリノゲンを使わない」選択は難しかったこと、ご理解いただければ幸いです。

やっとです、、

琴母さん、やっと去年10月20日に無事出産しました。ルカを亡くしてから二年です。

ルカの二年目の命日の一月前です、約。



今回は個人病院ではなく、ルカが搬送された

総合病院で自然分娩でした。

直前まで帝王切開にしたらよいのかと

いろいろ迷いましたが

ルカと同じような分娩方法で安産でした。



本当にいろいろな思いの二年で今は少しほっとしています。

これまでにお世話になった産婦人科の先生には

精神的にも本当に助けられました。



産婦人科の先生って、尊敬します、本当に。

良い先生にめぐり合えたことに

感謝です。



きっと天国のルカが守ってくれたのだと

信じています。



これからも琴母さんのブログを

読ませていただきますね。

Re:辛いのは・・・(01/10)

半熟卵さん

こんにちは。



>先月と今月、立て続けに産声をあげない赤ちゃんをとりあげて、精神的にまいっていたところにこの記事を拝見しました。

日々、どんなに医療が発展しても、素晴らしいお産もあれば、悲しいお産もある…私たちはこの事実を知ることから始めなければいけないのだと、痛感しています。

こちらこそ、いつも有難うございます。

Re:自然分娩(01/10)

あびさん

こんにちは。



>ほとんどの出産が安全に終わる以上、そういう人たちに「生み方なんて」と言っても理解できないのかもしれませんが、生み方も安全も大事であり、安全は生み方を最後には上回るのだということ、みんなと一緒じゃなくてもかまわないこと、最終的にお産の目的は何かということ…もっともっと話し合われるべきだと思います。

同感です。

是非、そうなって欲しいです。



帝王切開を見ての残念な発言、お国を問わずなのですね。

でも、私も琴子が生きていたら、同じ感覚で生きていたのかもしれないので、自分でも恥ずかしくおもいます。

子供が死んでからでないと分からない…ということが増えないためにも、もっと悲しいお産や危険なお産についての情報・説明が欲しいです。

Re:おくればせながら。。。(01/10)

まいっちんぐ1025さん

>本年も宜しくお願いします^^

こちらこそ、宜しくお願いします。



>本当にバカバカしい悩みだとわかっていても、やはり帝王切開経験者の多くは「どうして自然分娩できなかったのだろう」という思いを抱くものです。

>それがあるからこそ今自分が我が子を抱いていられるのだと頭ではわかっていても。

きっと帝王切開で無事に産めたのに、帝王切開では駄目だという意見がまだまだあるから、それによってそれぞれの苦しみが生じてしまうんでしょうね。

そんなことないのに、立派なお産なのにって、帝王切開を悔やんでいる方を目にするたびに泣いている私でした。

Re[1]:悲しいお産に…(01/10)

ネコきゃっとさん

>今年もよろしくお願いします。

---こちらこそ、宜しくお願いします。



やはり、経験から学ぶことが一番大きいのかもしれませんよね。

私もそうでした。

でも、経験がなくても知ることが出来る、考えることが出来るように、情報を発信して欲しいと願うばかりです。

Re:つづき(01/10)

麻酔科医さん

こんにちは。

貴重なご意見、有難うございます。

>あまり怖いことばかり書いてすいません。

---いいえ、とんでもない! 

有難いです。



>でも、100%安全、簡単とは思わないでください。

>多くの努力の結果、安全が保たれているだけで、お産が決して安全なものではないからです。

本当ですね。

「搬送されるから安全」、「搬送されたから安全」でもない。

100%安全というのは誰にも何処でも言えない。

「最善を尽くす」というのが一番なのだとおもっています。

私が欲しかったのも、それです。

Re:お産は命がけ(01/10)

助産師 桜子さん

こんにちは。



こちらこそ、貴重なご意見を頂き、有難くおもっております。

また、母親学級でお話されていることなど、私にとっては理想的だとおもいました。

桜子さんの勤務されている病院でお産される方、母親学級に参加できる方は、その後の覚悟が違うのではないでしょうか。

Re:母乳育児(01/10)

出産経験のある医師さん

こんにちは。



>どうしてメディアが冷静な状況分析もなく、こういう偏った意見ばかり取り上げるのかが不思議です。

 

本当です。

どうしてなのでしょうか。

どうしたら、正しい情報をくれるのでしょうか…

Re:思い出しました(01/10)

ぶろっこり~さん

>挨拶が遅くなりましたが、琴母さん、本年もよろしくお願いします。

---こちらこそ、今年も宜しくお願いいたします。





>一人目の妊娠中に卵巣摘出の手術を受けてることになり泣いていた時に主治医に

>「お母さんがしっかりしないでどうするんだ!!これからおかあさんになるんだろう?」

>と叱責され我に返りました。

---叱ってくれるというのは、とっても有難いことですよね。





>何が大事なのか、人によって違うのはいたし方ありませんが、「命」を大事にして欲しいと思います。

同感です。

Re[1]:悲しいお産に…(01/10)

フィッシュさん

こんにちは。

先日は心温まるメッセージをくださり、ありがとうございました。



>流産(人工妊娠中絶も含めて)や死産のように悲しいお産の時には、そっとその方を見守ることしかできないこともあります。安易な言葉は、かえって傷つけてしまいそうで。

---今の自分もそのままなのですが、相当難しい精神状態です。

今日は受け入れられても、明日は分からない…本当、どんな言葉も、薬にもなれば毒にもなる。



>産婦さんはちゃんと理解されているのに、けっこう周りの人の一言で傷ついていますね。「頑張りがたりなかったのでは」とか・・・。余計な一言と思いますが。

---本当ですよね。

周りの人の好き勝手で、相当傷付けられていますよね。

Re:帝王切開、母乳なしで育ったこどもです(01/10)

roseさん

はじめまして。



>でも、この年齢になって結婚し、今、自分自身が妊娠している身となっている中で、当時悩みながらも一生懸命私を育ててくれた母には感謝しています。

---素敵です。

私もミルクで育ちました。

私の母は仕事が忙しくて、が理由だったそうなんですが、私は気にすることもなかったんですけど、roseさんのお言葉を受け、母にあらためて感謝しました。

忙しい中、産むことを望んでくれたことも含めて。

Re:やっとです、、(01/10)

ルカままさん

こんにちは。

そして、

>琴母さん、やっと去年10月20日に無事出産しました。ルカを亡くしてから二年です。

>ルカの二年目の命日の一月前です、約。

---おめでとうございます。

ルカちゃんが導いてくれたんですね。

母子共にご無事とのこと、何よりも嬉しいです。



>産婦人科の先生って、尊敬します、本当に。

>良い先生にめぐり合えたことに

>感謝です。

---私もルカさんの担当医の先生、医療従事者の方に感謝です。



>きっと天国のルカが守ってくれたのだと

>信じています。

---その通りです!

ルカちゃん、有難う!!!





>これからも琴母さんのブログを

>読ませていただきますね。

有難うございます!

ルカちゃん、琴子と友達でいてくれて有難う!

Re[1]:帝王切開、母乳なしで育ったこどもです(01/10)

山口(産婦人科)さん



確定ではありません。一審の東京地裁では医師側が敗訴していますが、2審の東京高裁では医師側の勝訴となっています。





損害賠償請求控訴・同附帯控訴事件

東京高裁昭五〇(ネ)四〇八号・同五一(ネ)二〇一七号

昭59・4・26民八部判決

控訴人・附帯被控訴人 ●

右代表者●

右指定代理人 ● 〈ほか二名〉

控訴人・附帯被控訴人 ●

右訴訟代理人弁護士 ●

被控訴人・附帯控訴人(第一審原告兼亡第一審原告宮田真紀訴訟承継人) ● 〈ほか三名〉

右四名訴訟代理人弁護士 ● ●



       主   文



控訴に基づき、原判決中控訴人(被告)ら敗訴部分を取消す。

被控訴人らの請求を棄却する。

本件各附帯控訴を棄却する。

訴訟費用(附帯控訴の訴訟費用を含む。)は第一、二審とも被控訴人・附帯控訴人らの負担とする。





<1975年に「フィブリノゲンを使わなかった事の責任を認め賠償を命じる」という判決が確定しているそうです。

Re[2]:帝王切開、母乳なしで育ったこどもです(01/10)

さんかいさん



>確定ではありません。一審の東京地裁では医師側が敗訴していますが、2審の東京高裁では医師側の勝訴となっています。



どうもすいません、しっかり調べずに伝聞で書いてしまいました。判決文の呈示ありがとうございます。

でも控訴審で勝利したにしても一度はこういう判決が出ると、医師としては「防衛的に」使っておこうという心理になりやすいかと。
プロフィール

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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