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2008-01-18

警鐘すら鳴らせずに苦しんでいる方たちがいる

悔しいです。
このブログを通じて、色々な方からご連絡を頂くようになりました。
医師の方、助産師の方、ご自分の出産を経験したことで想うことのある方-
そして、助産院で出産したことにより、母子に悲しい結果を残してしまったと後悔している方……
日本助産師会は、琴子を亡くした年の10月に出向いた私たち夫婦に対し、改善を約束しました。
でもそれを信じたいとおもったけれども、おもうだけでは変わらないと感じた結果、私は提訴しました。
私は提訴したけれども、助産師会が私たちに約束したことは、本来は当たり前にあるべき『安全』のための改善ですから、搬送を受ける病院の方たちをも含め、お産をする人、関わる人たちに向けたものであって、私たち夫婦だけの問題ではない。
でも、私にくださるお話は、あまりにも酷いものが多いです。
そして、皆さんが自己責任に苦しみ、このブログでも紹介できないままでいる。
悔しい気持ちを抱えたまま、警鐘すら鳴らせずに苦しんでいる方たちがいる。
改善を約束してもらってから4年は経ちました。
どうなんですか?

子供が死んでも、母親が死んでも、子供や母親に障害が残っても、子供や母親の意識が戻らなくても、それぞれの助産院は今日も助産院のままです。
無事に産むことが出来た人の話ばかりです。

助産院、自宅出産を計画されている方には『安全に対する意識』を何度も話し合って欲しいです。
搬送についても、ちょっとでも異常がある・感じられるときには速やかに搬送を決断して欲しいとおもうようにして欲しいです。

分娩後の飲酒についての件も、あれ以降は回答がありません。

助産院のHPなどを見ていると、扱えないお産のことなど表記がありますが、分娩中の異常などには触れていません。
分娩後についても。

言葉で表現しきれない悔しい気持ちがあります。


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回答なしなのですね。

ご無沙汰しております。またメールも出せず、申し訳ありません。もう少し落ち着くまで、本当に申し訳ありません。



分娩後の飲酒の件、私も待っていました。琴母さんへの回答を待っているのも変なのですが、どうなったかなと。身体にも悪影響があることが指摘されているので、どうなったか、非常に気になっていたのです。また、その助産院が有名であるからこそ、きちんとした態度で対応して欲しいと思っているのです。



ある開業の助産師が「自宅分娩は母が選んだことで、子どもが選んだことではない。だから子どもに対する最良は何かを常に考える」と話していたことがあります。その方は安全は病院に勝るものはないことも非常に(しつこいくらいに)強調されます。病院では救えることも、助産院では救えないこともあることも何もかも。



そういう助産師が地道にやっていることが、みんな消えてしまうことが悲しいです。消えてしまうのはもちろん(他の)助産師の責任です。助産院で産むことは本当に自己責任なのでしょうか?本当に自己責任で片付くのでしょうか?本当に?

私もちょっと失望する出来事にあいました。もう少ししたらメールします。聞いてください。よろしくお願いします。

安全は大切です。

琴子ちゃんのお母さん、こんにちは。

この内容は、琴子ちゃんのお母さんの悲痛な叫びのようで、何度も何度もどのような返事が書けるだろうかと思っているうちにまた時間が過ぎてしましました。

最近、私もとても怖いお産を体験しました。出血多量で、ICUに搬送しました。幸いお母さんは回復されましたが、一次は非常に危険な状態だったので、一緒に働いている先生が「お産を辞めようかな」とおっしゃったのもつらかったです。難産だったので、産後も十分注意して早め早めに対応しても、本当に急変する可能性がいつでもあります。ちょうど、大野病院の裁判の記録が出ていますが、自分たちのことのように胸がつまります。



以前書いたように、私も助産院にあこがれた時期もありました。でも、お産を体験すればするほど怖さとともに、自分の力の限界を感じます。そう、お産の安全にはたくさんの力、マンパワーが必要なのです。神業ではなく、医師や助産師、看護師それぞれの持ち場で全力をつくすチームワークなくしては、安全は守れません。琴子ちゃんのお母さんが「安全」を強調されるのは、本当に正しいことです。

お母さんと赤ちゃんが一緒に退院できることは、決して当たり前のことではなく、とてもすごいことなのです。



そのお母さんは、分娩直後にまだ問題がなかったときに赤ちゃんを抱っこして、「一緒に帰ろうね」とおっしゃったのです。普通あまりそんなことをいうお母さんはいないのでとても気になったのですが、その後出血がどんどん増えて、搬送になりました。



長文ですみません。続きます。

安全は大切です。つづき1

私が助産師になった頃は、ちょど「お産革命」の影響で病院分娩に対する反省や改善が出始めていた頃でした。立会い分娩や母児同室などを取り入れる病院がぼちぼち出てきていました。出産も、女性が受身ではなく「主体的に」迎えるように産前クラスできちんと学ぼうという意識が高まった時期でした。

ですから、この時期に助産師になった人たちは、多かれ少なかれ、この時代の影響を受けているのだと思います。



この「自然なお産」へのイメージに対して、病院でもさまざまな改善がされてきたと思います。陣痛室から分娩室まで夫や子供が立ち会えるようにしたり、入院中も夫が赤ちゃんと過ごすことができたり、分娩方法も画一の姿勢ではなくしたり・・・。20数年ほどで、病院での分娩環境も相当改善されたように思います。何より周産期医学が進んで、リスクの高い母子(正常な経過でもいつでも誰でも危険な状況になることも含めて)への治療が進歩して、たくさんのお母さん、赤ちゃんが助かったと思います。そして、日本は国民皆保険で守られているので、治療費も心配しないでいられます。



何をもって「満足なお産」とするのか。助産師側から「病院VS助産院」のような対立を招いてはいけないと思います。自分の技術(助産)に過度の自信を持ってもいけないと思います。

昔の日本や、今世界中で医療機関にアクセスできない地域の人であれば、助産師単独による出産介助もあり得るでしょう。帝王切開を受けるのにも何時間も移動しなければならなかったり、手術に使用する点滴を家族が自費で買わなければいけないような国もたくさんあります。1960年より前は、日本だってそんな状況だったのですから。

産科医や小児科医がいつでも母子を見てくれる恵まれた医療システムを守っていくことが、「満足なお産」の一番大切なことだと思います。

長くてごめんなさい。続きます。

安全は大切です。その2

病院の分娩環境や周産期の高次施設の充実が進んだ反面、生活面や社会面でもたくさん変化がありますよね。食・住環境の変化や、携帯やパソコン、ゲームなどの日常生活への浸透ぶりも20年前には想像もつかなかったことです。



ある意味、生活自体が「不自然」になってきたのに

お産で「自然」とはいったい何だろうと思います。

また、最近は心療内科的な既往を持つ産婦さんがとても多くなりました。これも時代の影響だと思います。

なのであいまいな「自然」のイメージを売りにしてはいけないのではないか、十分注意が必要だと思います。

また、助産師をカリスマ的に信じてはいけません。何十年の経験があっても、ひとりの体験や知識には限りがあります。

産科医が少なくなっている中、助産師の活用の記事が目に付きますが、それは何十年か前に戻ることを意味していることでもあると思います。助産師も、自分たちが安全にお産に関わってこれた医療システムを守っていくために、視野を広く持つ必要があると思います。そして、単独で分娩介助をすることが認められている「開業権」の是非を、助産師自ら考えなければいけないと思います。



こんなに一生懸命(自分で言うのも何ですが)考える機会をくださる、琴子ちゃんのお母さんに感謝しています。

Re:回答なしなのですね。(01/18)

にいにさん

>ご無沙汰しております。またメールも出せず、申し訳ありません。もう少し落ち着くまで、本当に申し訳ありません。



---お久しぶりです。

謝らないでください、いつでも、いつになっても構いませんので、是非、お話を聞かせてください。



>そういう助産師が地道にやっていることが、みんな消えてしまうことが悲しいです。消えてしまうのはもちろん(他の)助産師の責任です。助産院で産むことは本当に自己責任なのでしょうか?本当に自己責任で片付くのでしょうか?本当に?

---本当ですね。

無責任な結果で平然としていられる助産師の存在は、全てを奪い去ってしまう存在でもあるでしょうね。



>私もちょっと失望する出来事にあいました。もう少ししたらメールします。聞いてください。よろしくお願いします。

こちらこそ、宜しくお願いします。

お待ちしてます。

Re:安全は大切です。つづき1(01/18)

フィッシュさん

いつもありがとうございます。

今回も、貴重なご意見をくださり、有難うございます。



>私が助産師になった頃は、ちょど「お産革命」の影響で病院分娩に対する反省や改善が出始めていた頃でした。

こういうことがあったのですね。

背景を知った気がします。

フィッシュさんのご意見、ブログで取り上げさせてください。

(先日の開業権の件も)



>こんなに一生懸命(自分で言うのも何ですが)考える機会をくださる、琴子ちゃんのお母さんに感謝しています。

---こちらこそ、感謝しています。

私は琴子を、無知だからこそ死なせてしまった愚かな母親です。

この愚かな母親の意見に対し、真剣にお付き合いくださるフィッシュさんや皆さんには感謝しております。

そして、琴子がこういう機会を与えてくれたのだと、親ばかですが、琴子に感謝しています。

フィッシュさん、これからも率直なご意見をください、宜しくお願いします。

Re:警鐘すら鳴らせずに苦しんでいる方たちがいる(01/18)

久しぶりの書き込みになってしまいましたが。。。

こちらにいらっしゃるお医者さまや助産師さまの意見を、2回の出産経験と重ね合わせて「うん、そうそう!」とうなずきつつ、いつも読ませていただいています。

わたしは1人目と2人目が5歳差あり、同じ病院で出産しています。1人目のときも母乳やカンガルーケアを重視していたのですが、2人目のときはさらに、バースプランを取り入れたり、ひとりひとりの希望に合わせた授乳方法を模索してくださったり、激務の中でいろんな試みをなさっていて、驚きでした。

もちろん慎重な医療管理のもとで、です。

でも、「病院で産んだ子は愛しにくい」「アットホームな助産院で乾杯」「自己管理さえしていれば大丈夫」。。。というような話の陰に隠れて、地道に母子を守ろうと頑張っていらっしゃる方々の姿が見えにくくなってるとしたら、残念なことです。

初めて赤ちゃんを迎える人たちにこそ、こちらの数々のコメントを読んで、母子の安全について考えてほしいなぁ、と思うのです。
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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