--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008-02-08

安全が一番でしょ?!

先日の当ブログ『お産革命』 で紹介しました『戦後日本の自然出産の流れと女性と助産師との関係』をきちんと読みました。(太文字引用箇所)

つまり、「ひと」が産み、「ひと」が生まれるということは、安全に生まれればよいという以上の意味を孕んでいるということです
は色々な感情を通り越し、悲しみしか残りません。
これは私からすると、『母子は無事に生まれる』ことしか頭にない人だから言えること。
あと、以前にこのブログでも何度か『自然(出産・分娩)とは一体何なのか』という問い掛けが誰彼問わずにありましたが、この資料からすると、医療を否定するためのものであると感じられました。
自然という言葉があえて使われるのは、不自然なお産があるからだということでしょう。
ですから、今まで私は経膣分娩をも自然分娩(出産)とおもっていたけれども、分娩という言葉を使うこと事態が医学的であり、自然という枠からは外れるようですから、吸引や会陰切開を含む経膣分娩は全て、自然ではなくなる。
まぁ、確かに既にそうなのかもしれないけれども、こういう考え方に強く縛られることによって、子供には無事に生まれて欲しいとか、なるべく母体にも傷が残らないようにという、当たり前のように願う想いからして不自然とされてしまうのか。

助産院で無事に産めた人の話ばかりを並べては、もう語ることはしないで欲しいです。
同時に悲しいお産になった方のお話も、各助産院、必ずや1件はあるでしょうから、その話もきちんとしてください。
母子が無事に済んだお産だとしても、危険な状態に陥ったので搬送になった、危険な状態になりそうだったから搬送になった、判断が甘かったのか、搬送を決断するのに時間を要してしまったとか、少なくとも1件はあるはずです。
自分を大事におもうのは皆一緒ですが、助産院の中で、助産師は自分のプライドとか利益とかよりも大事にするべきは母子の安全なのですから、それを何よりも優先してください。
助産院や自宅で産むと考えている方には、是非、助産師の方たちの経験全てを伝えてください。
「あれは産婦の息み方が悪かった」
「食生活が良くなかった」
とかで片付けないでください!
産んだ私たち母親のせいにばかりしないでください!!!
体つくりはばっちりで、それでも悲しいお産になった方もいますし、私も、琴子、リンズ、ダンジと3人共、妊娠中の体つくりはきちんとしていましたから。
(他にも搬送、嘱託医の問題とか、本当に考えるべきこと、改善されるべきことは山積みなんですから)

最後に、琴子の妹(リンズ)と弟(ダンジ)を、私は病院で出産しました。
ダンジを出産したときに、リンズは待合室で旦那と一緒に待っていました。
立会いは選択しませんでした。
しかし、リンズは生まれてすぐのダンジを目にして、
「可愛い~!!!」
と、連呼して、すぐに
「抱っこしだい!」
と言い、病室に移ってからも、
「抱っこしたい、抱っこしたい!」
と騒ぎ、入院中も何度も抱っこしてくれて、すぐにお姉ちゃんになってくれました。
そして、リンズもダンジも生まれた直後の写真から、とても穏やかな表情をみせてくれています。
どこで産んだとかは関係ないと思います。
見る人の考え・見方が問題なのではないでしょうか。


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

穿って見れば

>『つまり、「ひと」が産み、「ひと」が生まれるということは、安全に生まれればよいという以上の意味を孕んでいるということです』

「お産なんて安全が当然だから、100%安全にして尚且つそれ以上の意味づけをしない病院・産婦人科医など潰れてしまえやめてしまえ」

ということですか、ね。

人間は神でない以上、「安全に生まれればよい」それだけのことを達成するのさえ困難だというのに。



また「助産院で、よりよい出産経験をした女性たち」が下線付きで何度も出てきますが

「助産院で産もうとしたが、何らかの事情で助産院でのよい出産経験を出来なかった女性」

のことはどう考えるのでしょうね。一切触れていませんが。



但し、私の印象としては、全体的にはあまり極端に変な事は書いていないと思います。



不満点の一部は、こんな所です。

(出産の主役から「医師」「助産師」を外して「女性」に限定するのは、譲歩してもしきれないほど誤り。

 主役には、せめて「女性と子供」を考えるべき。

 当然、子供の状態に配慮した出産を考えるべきと思います)

(助産師たったの2.5万人で、「一組辺り30分~1時間の妊婦健診を行い」「女性に寄り添った助産」を

 「満足いく状態で」「いざという時のために医療との連携も取って」

 「日本の年間分娩100万人の10~20%を占めたほうが良い」とは

 絵空事にしても空想的過ぎると思います)





琴子の母さんとは心の視点が違うと思いますが…。

革命なのか後退なのか

安全以上にというのは、安全あっての話なのは明確ですよね。

同じ医療世界にいますが、「医療人として文(言葉)を発信するときには、分析のないただの感想であってはいけない。影響力を考えなさい。書き終えた後は、他の職種にも見てもらいなさい。自分の考えに固執している部分が見えてくるから。」と習ってきました。



安全を、戦後を語るのであれば、おじいちゃんおばあちゃん、ひいじいちゃんひいばあちゃんの兄弟に「次郎 四郎 七郎」等が抜けてるのは何故なのか、「お七夜」が名づけだけの意味を持っているのではないということだけ挙げても、どれだけ出産が命がけなのかも語れるはずですよね。諦められてきた命について触れずに命を語るなんてありえない話だと思います。



出産体位にこだわるのなら、本当に腹圧をかけやすい姿勢はよつばいしかないのか、仰向けであっても、下肢の角度設定によっては、頭の角度によっては腹圧をかけやすいのではないか等も吟味してから話さないと、ただの「私の好む姿勢」経験談で終わると思います。(私は出産時、もうちょっとひざの角度が深ければ先生の言ってる方向に向かって圧をかけられる・・と思いました。職業病ですが・・)



安全について、「最後になりましたが」でちょちょいと語り、診断力が必要といいつつ、事柄の分析をしていない発表をするって、ある意味すごいかも。

この話を聞いた同職種の人が、そこらへん質問できて答えられる発表環境だったのかな。



悲しいかな、医療に携わる人たちにとっては突っ込みどころ満載でも、新人ママにとってはバイブルになりえるという現実を見た気がします。

Re:穿って見れば(02/08)

桜井純一郎さん

こんにちは。



>琴子の母さんとは心の視点が違うと思いますが…。



いえいえ、かえって色々な視点からのご意見を伺えるのは有難くもあります。

いつも有難うございます。



お産の危険性について既にご存知の方からしたら、このような内容に深く感じることはないのだとおもいますが、私のように(特に、琴子を産む前までの)、あまり知らない者は簡単に信じてしまえるし、

「そういうお産を私もしたい」

はこういうところが入り口なんです。

信じられないかもしれませんが…

Re:革命なのか後退なのか(02/08)

なおさん

こんにちは。

いつも有難うございます。



>悲しいかな、医療に携わる人たちにとっては突っ込みどころ満載でも、新人ママにとってはバイブルになりえるという現実を見た気がします。

その通りに感じます。

それが悲しくて…



おじいちゃんの兄弟の数字が揃わないことも、生まれてから生きることがどれだけ大変だったかも、自分の誕生日がお母さんの命日という子がいるということも、生まれてからの数年間に沢山の行事があることの意味も、お産をしてから知るのではなく、お産の前に知りたかったですし、知って欲しいのです。

プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。