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2008-02-13

搬送の難しさ

どこからの情報かなどは伏せますが、会社勤め中の妊婦さん(妊娠中期)が帰宅中に突然の腹痛におそわれ、救急車に乗ったままで2時間、搬送先がみつからず、お腹の中の赤ちゃんは亡くなってしまったそうです。
かかりつけ医は勤め先とは県境を越えるそうで、救急隊にかかりつけ医への搬送をお願いしたそうですが、それが出来ないと言われたようです。
(救急車を呼んだ場所はまだ、県境を越えたところだった)

確実に、私たちの当たり前とおもっていたものが崩壊しているんだとおもいました。
当たり前とおもっていた私たちにも問題があるんだとおもいます。
こういうことを教えてくれるのがとっても小さな命だということが辛くてたまらないのですが、その命を無駄にしないために、搬送がどれほど難しいことなのか、身近な人たちとどんどん対話していくべきだし、もしも近くに妊娠している人がいるときには、問題がない(今回の方も、亡くなってしまった胎児ちゃんには問題がみつからないそうです)と安心していても、遠出を控えること(かかりつけ医が近いからって、必ずしも全てが円滑にいくとは限らないことも同時に)などを話していきたいとおもいました。
※誤解しないでください、妊娠後の仕事の選択はそれぞれの生活・家庭の問題だとおもいますので、それについての是非を問うつもりはありません

助産院や自宅出産を選択した方も、もう一度よく考えてみてください。
助産院からの搬送だ、助産師からの要請だということで優先されることはないとおもいます。
嘱託医が手術や緊急搬送にきちんと対応しているのか、よくよく確認してみてください。

今日のお話の天使ちゃんのご冥福をお祈りし、天使ママさんの日々が少しでも過ごしやすくあることをお祈りしています。




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遠距離搬送

お産ではありませんが、要請者の依頼でも遠距離搬送は15年以上前から断られていました。弟が学校でガラスで顔面を大きく切って、救急要請がなされたときに経験しています。救急車サイドはより近くの病院から選定していくようです。



ましてや、この件の妊婦さんは都内でのトラブル。東京消防庁自体が多忙を極めている点、救急車サイドからの越境搬送の要請自体難しいことだと思います。

地域によっては越境可

わたくしどもの地域では、「受けるほうの医者」の要請があれば越境搬送も可能です。

以前は、県境で両県の救急車間で患者を受け渡し、なども行われていましたが、最近は直接運んでくれます。

補足

要請者=一般からのという意味です。

住いも実家も県境の際なので直に越境搬送されてくるのは当たり前だったりもするのですが、なるべく自分の医療圏内で解決するようにしていると、救急隊の方からお話を伺ったことがあります。

県の広さもいろいろ

かかりつけの病院が決まっている妊婦さんの場合には、その「かかりつけ」病院にまず電話してそこまで搬送してもらうか、近くの病院でとりあえずみてもらうか、考えてもらう方法があると考えます。

県の広さもいろいろdすから、1時間程度で到着しそうな距離、そのくらいの搬送に耐えると予想される症状なら「では来てください」もあるでしょう。



でもたとえば、宮城県に住んでいる妊婦さんが、岩手県のはしっこ、青森県に近いあたりで具合が悪くなったとしたら、かかりつけ医まで搬送するだけで3時間はかかる。どんな症状もかなり悪化すると考えられます。

そういう場合は、一番近くの「産婦人科のいる病院」でとりあえずみてもらって、となるでしょう。



ですが、やはり、どう考えても、かかりつけのある妊婦さんは、かかりつけのお医者でみてもらうほうがいいのです。

そのまま入院、となってしまった場合だって、かかりつけのほうが絶対に安心できるはずです。

すべての妊婦さんには、たとえどんなに「状態がよい」としても、かかりつけ病院から車で2時間以上かかる距離には出かけないでほしい、搬送不可能な距離に行かないでほしい、と思っています。



人間の事情はいろいろですから、強制までできません。

どんな人間も、自分のこと、になるまでは深刻に考えることはできないものです。

「深刻に考える」そのときが、かかりつけ医から遠く離れた、住所とは別の県内で、知り合いもみてくれる病院もなく大量に出血したときだった、となる可能性は、どの妊婦さんにとってもゼロではない、のですけどね。

Re:

ひぃたんさん、suzanさん、こんにちは。



>わたくしどもの地域では、「受けるほうの医者」の要請があれば越境搬送も可能です。

以前は、県境で両県の救急車間で患者を受け渡し、なども行われていましたが、最近は直接運んでくれます。

---地域や、場合によっては駆けつけてくれた救急隊員の方次第だったりするのでしょうか。



>すべての妊婦さんには、たとえどんなに「状態がよい」としても、かかりつけ病院から車で2時間以上かかる距離には出かけないでほしい、搬送不可能な距離に行かないでほしい、と思っています。

---私も周囲の方にはそう伝えていきます。

それにしても、かかりつけ病院から車で2時間というのは、意外と遠くまで行けてしまう気がするのですが、このくらいならまだ安全に近い距離なんでしょうか。



同時に、どこへ行こうと、どこへも行かなくても、突然出血することもあるし、安全を常に第一としていても、悲しい結果になることもあるということも伝えないとですね。







Re[1]:(02/13)

琴子の母さん



>それにしても、かかりつけ病院から車で2時間というのは、意外と遠くまで行けてしまう気がするのですが、このくらいならまだ安全に近い距離なんでしょうか。



わたくしどもの地域では、妊婦健診に普通に来るのでも1時間かけてくるお方がたくさんいます。

そういう方にとっては、家から少し(病院と反対側に)行くだけで「病院から1時間」の距離を越えます。

ですからあえて「2時間」と書きました。

理想としては、「病院から1時間以上かかる距離にいないでほしい」ですが、今の、医者不足、お産をとる病院の不足の状態では、理想ばかりを言っても実行不可能です。

ちょっとトピずれな話題ですが

本日は福島県立大野病院の医師が逮捕されて2年になる日です。こちらにも意見表明させていただけますか。おじゃまでしたら削除していただいて結構です。

私は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。

搬送が難しいからこそ

正常な妊産婦さんしか取り扱わないという基準を

助産士は大切にして欲しいと願う。

逆子は助産院では扱えないと聞きました。

正常から外れているのに=医療設備の整った病院で適切な医療ケアが必要な人までを助産院で見るという助産士の頭がおかしいとしか思えない。

 他人の2つの命を軽視しすぎたのか

 お産を職業としている人がお産を甘く見ているか

 自分の技術を過信しているか

 広告対となるお産の数だけをこなしたいのか

 何が危険かさえわからないほど低レベルなのか

この全てだと思う。

助産師なら、命を軽く考えたりしないだろう

助産師だったら、お産の怖さを知って大事を取るはずだろうと、普通に期待しても、当の助産師が命やお産を軽々しく扱い、異常なお産も引き受けているのだから、それ以前の問題。

結果、搬送になったといって誰が引き受けたがるのか。

助産師に誠意や正義はあるのかと問い詰めたい。

命の重さより、助産院の利益(金)なら要らない。

遠距離搬送について

 最近まで、救急車は県境どころか市町村境界も勝手に越えられませんでした。取り敢えず近くの医療機関にとにかく運び込めという時代が非常に長く続いたのです。



 妊婦さんをどこの医療機関に運ぶべきかについては、まさに今、見直しが行われるべき時期に来ているだろうと思います。



 先々週の連休は離島診療支援に行きました。産科のある本土まで船で1時間半の島です。



 下腹部痛の妊婦さんがいらしたのですが、助産師さんとエコーを見たところ、赤ちゃんも胎盤も異常なかったので、変化なければ連休明けに本土の病院産科を受診にしました。…異常を見つけたら、フェリーかヘリで本土に搬送する必要があります。



 判断が正しかったかどうかは、結果が出てみないとわかりません。



 しかしながら、こういう妊婦さんを片端から全てフェリーに乗せて本土に送るという対応をすれば、逆に妊婦さんは島にいられなくなります。



 妊娠は離れがたく生活の一部です。遠距離通勤の働く妊婦さんも少なくありません。



 そういう意味で、分娩施設の集約化は妊婦さんの生活を破壊します。限界があるというべきであろうと考えています。

Re:遠距離搬送について(02/13)

rijinさん



> そういう意味で、分娩施設の集約化は妊婦さんの生活を破壊します。限界があるというべきであろうと考えています。



私も全く同感です。そこでできれば教えていただきたいのですが、たしか分娩施設の集約化というのは国の方針で決まったのですよね?

患者側である私の記憶によれば5年ほど前からだったのではと思うのですが、確か同時期に、研修が義務付けられて大学が産婦人科医を関係病院から引き上げたのですよね。



他にも例えば東京都では10年ほど前から都立の産婦人科・小児科の専門病院を次々に閉鎖しました。そえらはいずれも周辺の妊産婦や小児科の搬送先としても地域と繋がりが強かった病院でした。閉鎖に関しては反対意見が非常に多かったのに、閉鎖しても周辺施設で十分対応可能と言う都側の見解が先にありきでした。



その当時から普通に考えてもこれ以上大きな病院の産婦人科を閉鎖したら分娩施設が不足するだろうとの予測が立ったのに、それでもなおそれが進められてしまったのは何故なのでしょうか?



厚生労働省が机上の空論をふりまわし、現場の実態にそぐわない政策を平気で実施するからでしょうか?そして未だに、分娩はほぼ予測が付くものだから施設は妊婦が探せと担当者はテレビの前で平気で発言する始末です。



そして案の定、産科不足は加速しています。

マスコミにしても今頃、騒ぐなど馬鹿ばかしいとすら感じてしまいます。



医療の受けて側はこういうことに関しては全くの無知です。

医療側からもこういう点について積極的に情報を提供して欲しいですし、医療側と患者側が一緒になっておかしな政策には反対すべきではないかと思うのです。医者が悪い、患者が悪いと反目しあうのは止めるべきです。そこに鋭くメスを入れる事も出来ず、一緒になって騒ぐだけのマスコミの存在価値も問われると思います。

Re:ちょっとトピずれな話題ですが(02/13)

山口(産婦人科)さん

>本日は福島県立大野病院の医師が逮捕されて2年になる日です。こちらにも意見表明させていただけますか。おじゃまでしたら削除していただいて結構です。

>私は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。



当時、この件について医師Xさんから医学的なことを教えていただきましたし、助産師の方からもこれは医師の罪ではないと意見を聞いていました。

今まで触れられずにいましたが、あの報道をみてから2年も経ってしまったことも含め、私たち医療を求める側が考えるべきことも多くあるのだと常々おもってもいます。

私も自分で聞いたり出来る範囲での知識しかありませんが、福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じています。



何分、病み上がりなので拙いままなのですが、またご意見ください。

Re[1]:遠距離搬送について(02/13)

 エドガーさん、こんにちは。



 分娩に限らず、医療機関の集約化は厚労省の永年に亘る大きなテーマでした。特に産科については、分娩が激減したこと、早くから陣痛促進剤絡みの医療訴訟がマスコミの注目を集めていたこともあって、強力に推進されてきました。



 一生に何度もないことなのだから、都市部の設備の整った病院でお産すればいいじゃないかというのが厚労省の考え方のようです。



 実は医療関係者の中にもそういう考え方の者が少なくありません。産科医自身の中にもそういう考え方の人がいます。



 だいたいがオピニオンリーダーというのはどこの業界でも東京に住んでいますし、地域社会のリーダーも大学病院のあるような県庁所在地に住んでいます。



 彼等には妊婦の2割以上が地方居住者であって、集約化によって生活の場を離れることを強いられるのだということが目に入っていません。



 そして、集約化に伴ってドミノ倒し現象の惨事が都会に及び始めてからも、改革に伴う一時的現象だと考えているか、あるいはそう考えているフリをしています。



 自分たちの政策は間違っていない、うまく行かないのは現場の工夫が足りないせいなのだと嘯いて、反省することを知りません。



 健康保険組合等が、分娩施設の集約化に伴って被保険者の蒙る機会損失について全く省みることなく、説明責任を果たしていないことも問題です。



 マスコミはスポンサー企業(=健康保険組合)と役所のゴキゲンを損じるようなことは報道できません。



 皆さんにできることは、ひとつには有権者としての投票行動を通じて国政を動かすことがあるだろうと思います。



 もうひとつには、健康保険組合=会社に言うべきことを言うことができます。…当然、それなりに失うものの覚悟が必要ですから、こちらの方はあまり強くオススメできません。

プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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