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2010-06-18

ただボヤク

今日はボヤキ。
ボヤキだから、言葉尻とらえず非礼は許して欲しいもんです。
まぁ、あんまりな失礼はないように注意しますが;;

先日の記事『家族で胎盤を食べることがブームになってきていますね』にご意見くださったうさぎ林檎さんA子さん立川さんへのレスも含めての今日です。

以前にうさぎ林檎さんが酔った勢い(^m^ )で買った本を覚えている方もいらっしゃるとおもいますが、それ、古本で買いました。
やっと。(だって、なかなか古本で出てこないんだもの…それなりに苦労しましたよ。結局、AMAZONで出ていたのを買いました)
で、読み始めました。
これ、私、読み終えられるかなぁ…なんかいちいち突っかかること書いてあって…読み終わったら突っ込むぞ!と心の中で拳を握り締めながら読んでいると疲れる為、なかなか次頁にいかんのです。
本当、問題が大きいよ。

色々と他にも助産院で扱っているという自然食品や健康器具のようなものを調べたりなんだりと、やらないといけないこともあるのに、そんな途中で胎盤を食べる、それも以前まではあまり堂々と語られなかった“家族で食べてます!”に引っ掛かってしまったわけです。
「(新生児の)お兄ちゃんも」
「(新生児の)お姉ちゃんも」
と、多分他の方も目にしているとおもいますが、冷凍庫にとっておいて、1年後に胎盤パーティをやるんだとか…
家族だけじゃないわけですね、友人知人まで招いてやったという話もありましたよね。
こういう話をネットの普及のおかげだからなんでしょうかね、軽いノリで書いている。
分娩は神聖な、神秘なものだとあげておいて、胎盤パーティ…ちょっとどうかとおもいますよ、この表現。
倫理的な問題ももっとされるべきだとおもいます。
私はこれはカニバリズムだとおもっています。
うさぎ林檎さんも書いていらっしゃるけど、
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やはりその行為が直接カニバリズムを想起させるからでしょう。私も正直謂って強い忌避感を感じました。出産が済んでご用済となり排出されたものとは謂え、それは母体の一部であり肉体であったのが事実だと思うからです
自分の体から切り離されたからとは謂え、手術等で切除した部位を食べるでしょうか?盲腸、胃、肝臓、腕、足どこでも良いですのですが、食べている自分(家族)を想像できません。

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には私も全く同感。
でもここで想像出来てしまうのが、
「自分の一部だったのだから、それは私の物。どうして人が文句をいうの?」
という声…
そして、
「昔の人は母体回復、母乳が沢山出るようにと食していた」
……昔って、いつ?
何時代?
私も『昔のお産は』って言ってしまっていたから同じなんだけど、その私が言いますよ、
ただ漠然と昔と言っていただけで、一体いつの頃の昔のことなのかさっぱり分からない
当時の私にも聞こえるように、声を大にしてみました。

どなたか教えてくださいませんか? 出来れば『昔の女性のお産は…』と“自然分娩を推奨している方”にお答えいただきたい。
開業助産師、お産のジャーナリストという方たちや、一般の人であれ、人を集めて自然分娩が良いとかなんだとかと言っている方たちならご存知なのではないかと、ご存知だから仰っているんですもんね?
昔、胎盤を食べていたというのはいつの時代のことなのか…

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会社の同僚で、17年程前(私が産休に入る直前に、産休から復帰した人だったので17年前だと思うのです)に助産院で産んで胎盤を食べたという人がいて、すごく熱心に勧められたのを覚えています。
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今回、A子さんのお話で知って驚いているのが、もう17年前には胎盤を食べるのが流行っていたのですね。
……で、周囲に置き換えて考えてみると、あぁと納得。
こちらの周囲の17年ほど前に出産されている方たちって、一部ですけど、結構コアな自然食好きの方たちがいて、その方たちと同世代かとおもうと、なんだか服装から何からとちょっと想像が出来るんですけど…
凄いコアなマクロビアンもいますが、この方達から私は胎盤を食べるという話を聞いたことがないのですが(機会もないというか、世代が違うため、あんまり出産の話にはならなくって、唯一、この世代の男性にH助産師を薦められていたわけですね)、ちょっと今度聞いてみようかな。
あー、でもそうですよね、私のH助産師も、私が琴子を出産する1日前に同助産所で出産した方が
「あの人はさっき、胎盤を食べたけど…」
というような話をしていたから、H助産師もきっとずっとそうやって食べさせていたり、もしくは望む方には協力したりしていたんだろうな。

前に自宅出産の水中出産でジェットバスを使って…それも使いまわしていてっていう話のときにも、その当事者と私とで厚労省に質問を送ったんだけど、未だに連絡ないし。
胎盤を食べていいかっていうのも聞いてみたいけど、返事なさそうだなぁ。
電話で聞くといいのかな?
あぁ、そうですよね、助産師会にも仙骨ショックのことを聞くって書いたっきりですよね(´ヘ`;)
こういうとき、“猫の手も借りたい”っていうけど、その猫が私より文字内が早くって頭がいいと良い。
ただ、以前にも助産師会に聞いて無視されたままのことはあるので、問題を想えばそれだけでも暗くなることだけど、余計に気持ちは暗くなりますよ、「きっとまた無視される」。

立川さんの一言
胎盤を食べるのは、動物が食べるからでしょう。
そういう人たちは動物の出産や育児をリスペクトしてますからね

は自分に恥じ入るばかりです。
だからこそ、その通りだとおもうんです。
でも、リスペクトは安易にしているだけで、その実態やむごさを知らない。
なんだか
あえて今、野生動物に戻ろうとする(出来る)自分て格好良い?
くらいの感覚があるのかな、“選民意識”っていうのは凄く当てはまることだとおもう。
自分の手にしている台本の主役は勿論、自分。
そこには子供はただの「登場人物;脇役」でしかなくて、台本には
「子供:無事に生まれる」
もしくはその前に一行
“分娩中に異変、しかし搬送されて”
があるかもしれないけど、とにかく無事に生まれるとしか想像されていない。
でも、事実は違う。
確かに確率からいえば、殆どの人のお産は病院であれ助産院であれ、無事に終わる。
でも、何処の誰が少数派に入るかなんてことは、誰にも分かっていない。
食事や体重管理、運動でどんなに安産を図っても、最悪母子共に亡くなってしまうことはある。
最初からもしくは途中からでも、既にハイリスクと分かっている方は別なんだから、順調にいっている誰にも、その突然の問題や異常は生じる可能性がある。
その突然の異常にいかにして対応出来るかが問題になることなのに、
「何かあったときには搬送します」
しか説明されていないけど、そこに私たちは信頼感を持ってしまう。
現況、搬送がそう簡単にはなされていないということを真剣に考えないままに。

胎盤を食べる動物は、ペットは別だけど、あぁでもペットだって、自ら病院に行こうとなんてしないよね。
琴子は人間としての扱いはなく、動物としての扱いで死んでいったのだとおもうとやりきれなくなる。
それは私自身も知らなかったとはいえ、聞こえの良い情報に安易に流れていったという愚かさもあるから、余計にやりきれなくなる。

こう嘆き合う助産院や自宅出産での事故被害者(こう表現してもいいですよね?)同志haccaさんが、仙骨ショックや胎盤食の記事を読んで、
『仙骨ショックや胎盤を食べる・・・なにをお呑気な、っておもいますよね。
安全に生まれること、あかちゃんを抱っこして育てられること、それだけでしょうにね。

お産は食事をしたりトイレに行ったりお風呂に入ったり眠ったり、そういうことと同列の危険から遠いものっていう意識は浸透しきっていますね。
そう煽っている人たちの目的はなんだろう??』

と仰った。
本当です。
でも、そういうことと同列とした挙句、産んだ後は今度は2週間は寝たまま(左右脇両方の体温が同じになるまでとか)でトイレにすらいってはならず、排泄物の処理も他人に任せるようにと…

私が知る限りの“自然万歳”なる分娩は、菜食主義もしくは玄米食や運動の管理、ホメオパシー等を用いた生活のうえに薪割って、『臨月になったら高尾山を登り』、『臨月に仙骨ショックを受け』て、分娩後は胎盤を食べてから両脇の体温が左右一致するまでは動かない。
なんか書いていて、大人が真剣に語り合うべきことかと疑問におもった。(今更だけど…)
あぁ、無介助分娩もあったか…

ボヤクって、こんなに長い?
これだって、まだボヤキ足りていない。

最後にこれだけ。
琴子と同じ2003年に空(宇宙)に行ったはやぶさは、色々な困難を越えて、無事に還ってきた。
カプセルが無事に日本に到着した。
あのカプセルを開けた時に、そこに7歳になった琴子がいたらな…赤ちゃんのままでもいいから、琴子がいたらなって。
関係者の方たちは驚いたりがっくりしたりするだろうけど、私的には最高に嬉しいんだけどな。

はやぶさの話は琴子の成長を聞く様で、悲しい気持ちをどこかに抱きつつ、微笑んでしまいます。
おかえりなさい。

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No title

琴子ちゃんのお母さん、こんばんは。

あぁ、アノ本ですね(笑)。私もちょっと読み進む度に本を閉じてブツブツ謂い出すので家族に嫌がられました。味わい深いイラストもあってね……(誰が描いたんだ)。
何も知らなければトンデモ本として大爆笑するトコロですが、この人達が本気でこんな事を妊婦さん達に謂っている事を知っていると笑えないです、ホント笑えない。

で、まず「胎盤を昔は食べてた」を少し調べてみました。

■胞衣について(琉球大学)
エッチティーティーピー://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/123456789/2294/1/No3p21-48.ピーディーエフ

1997年の文献ですが、これを読む限りでは「胎盤を食べる」風習は琉球(現在の琉球かは不明)、台湾での言及があるのみです。世界的に見てもほとんどの場合、呪術的儀式として「埋める、木につるす」等が多いとされてます。
で、日本(本土)ではどうかと謂うと。埋めて踏んで貰うと”強い子に育つ”と考える風習が多いですね。ただ、その習慣も明治政府に切り替わって衛生観念が変わると同時に廃れてしまったみたいで、「臍の緒を取っておく」は名残と謂えるかもしれませんね。

大学のセンセーが民俗学の資料を調査した上での文献ですから、多少の説得力がありますかね?少なくとも「昔は食べてた」と仰有る方は信用できる文献を紹介して貰いたいです。

次に「動物は食べる」ですが、被捕食動物が出産時の血の臭いから捕食動物に狙われないために食べる、と栄養補給のために食べるの両説がありますね。これについて興味深い資料を見つけました。

■ニホンザルおよびチンパンジーの出産時行動(京都大学霊長類研究所)
エッチティーティーピー://anthro.zool.kyoto-u.ac.jp/evo_anth/symp0206/matsubaya.エッチティーエムエル
ニホンザルは全部食べるが「室内ケージで長期間飼育されていた個体や、屋外放飼場でも野生経験の無い世代のメスザルでは、胎盤を食べない例も増えている。」
チンパンジーは「胎盤は少しだけ食べて、後は残すものも多い」

この事例一件から全ては言えませんし、まして私は専門家でもありませんし。そして何より「飼育されて栄養的に満たされているので食べなくなる」と謂う解釈も可能だとは思います。
しかしこの例を見ると捕食動物の危険がなければ元々食性が肉食ではない野生動物は敢えて食べない可能性があるとも考えられます。少なくとも「動物は皆食べる」は言い過ぎだろうと感じます。

最後に、これは豚の例ですが
■母豚の胎盤摂取が血漿および乳中ミネラル含量と子豚の成長に及ぼす影響(日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌)
エッチティーティーピー://ci.nii.ac.jp/naid/110004476376

確かに栄養はあるらしいです。

まぁどうしても食べたいのなら止めませんけど、食べる理由・動機付けが何でアレ。
それやっぱり”ヒトの味”を覚えるってコトですから……そこは認識しときましょうねってことで。

私もぼやかせてください。

琴子ちゃんのお母さん、こんにちは。
本当にぼやきたくなるお気持わかります。そうそう「大人が真剣に語り合うべきことかと疑問に思った」、その感じなのですよ。
周りの産科関係者にここで話題になったことを問いかけてみても、「へぇ信じられない」「そんなことしているの?」と驚かれるけれど、それでおしまい。
いや当然だと思うのです、その反応。たぶん同じ日本で起きていること、とは思っていない感じ。
過激な言い方をさせていただければ、ごくごく一部の助産師と妊婦さんが馬鹿らしいことをやって、本当に小さな世界では自己満足に陥っている図、という感じなのですよ。
多くの人はそんな馬鹿らしいことに価値観や必要性を見出さないし、関心もないので話題にも批判の対象にもならない、というところだと思いますね。

でも深く考えずによさそうと思ってしまう人が増えてはいけないし、暴走する助産師を止めるまともな組織もないので、こうして「小さな」問題も見逃さずに考える場は大事だと思います。
例の美容院での話ですが、いつもはあまり美容院では素性もあかさないし話もあまりしない方なのですが、ポロっとでてしまいました。
その美容師さんはきっと助産師というのはそこの助産院の人たちのようなイメージがあったのだと思います。胎盤の話も最初は嬉しそうでしたから。そのうち私が胎盤を食べることが危険なことや、お産は産科の先生と一緒にできる今の時代がどれだけ幸せか・・・という話をしたので、不意打ちをくらった様子でした。

さて、本題の胎盤について。
もし百歩も万歩も譲って、胎盤を食べる風習があってそれを現代に復活させたいとするのであれば、多くの課題をクリアーしなければならないと思います。
(「人肉を食べることは是か否か」の命題は、私個人は当然否ですが、話が長くなるのでいったん脇に置きます。)

一番の問題は、衛生上の問題です。
胎盤はさまざまな病原体から胎児を守る役目を持っているので、胎盤の組織にはそのような病原体がとどまっている可能性があります。
膣からの上行感染や血液中からの細菌、ウィルス、寄生虫などがいるわけです。
現在日本では防疫が徹底されているので撲滅されたとされている住血吸虫や、マラリアなどは世界中の貧困地域では胎盤内に感染して多くの母児の命を奪っています。
日本でも外来生物が入ってきたり、辺境地域への渡航経験などがある人が増えて、このような特殊だった感染源が復活する可能性もあります。
妊娠中に検査している感染症はごくごく一部ですし、正常経過でも分娩進行中に細菌感染を起こしていることは多いと思います。

そのような胎盤は食べさせるのに適したものでしょうか?

卵のサルモネラ感染、BSE、レバ刺しの食中毒とか、食品衛生管理が徹底している日本でも、食品からの感染がしょっちゅう話題になるというのに、この胎盤の衛生状態には気にならないというのはどういうことなのかと、食べることを勧める助産師の衛生観念に驚きですね。

食肉を扱う人は専門知識と資格が必要で、管理も厳しくされているのに、
胎盤を食べさせるのには衛生面でいい加減であってよいはずがありません。
水で良く洗えば良いというものではなく、生で食べさせた場合に起こり得る感染、火を通しても起こり得る感染、冷凍保存で起こり得る感染など熟知した上でなければ、人に肉を食べさせる資格はないと思います。

万歩譲って、胎盤の衛生管理も徹底できて安全に食べられるとしましょう。
ではあえて食べる意味はなんでしょうか?
「栄養」とか「母体を回復させる成分」であれば、他に十分食品も薬もある日本で、あえて胎盤を食べてまで供給しなくてよくなったということは、決して文化の衰退ではなく、食事が豊かにとれるようになったあかしで喜ぶことだと思います。
食べるものにも困らない人たちが、さらに胎盤まで栄養として取ろうというのは、ごちそうではありきたらない感覚を満たそうとしているように見えてしまいます。
そういう意味では「助産雑誌」で掲載されている助産院の食事にあるような、マクロビだとかベジタリアンだとか、結局は潤沢にある「自然食品」があるからこそ成り立つ余剰のようなもの。
それぞれの食事療法が良いと主張されている助産師の皆さん、胎盤を食べることはいかがですか?マクロビとかベジタリアンなら、当然胎盤食は認められないでしょう?

そういう課題をひとつひとつクリアして、多くの人の理解と共感が得られ、法的根拠もできたうえで初めて認められるものだと思います。
やりたいからやるのは自由でしょ、というのは少なくとも助産師という専門職がやってよいことではないはずです。

今日はちょっと過激に、私もぼやいてみました。
本当はもっと過激な言葉が、心の中に渦巻いています。
うさぎ林檎さんご紹介の本、読まねばと思いつつ、もっと過激になりそうで手がでないままです。

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No title

出産等の習俗に関してですが、「日本産育習俗資料集成」という本があるようです。
ただ、資料集成というだけあって、簡単に手に入れられるものではなく、また、大学や博物館、はては県立以上の公立図書館に行かないと置いていないようです。
ただ、これは「歴代天皇のカルテ」という本で得た情報ですが、大正天皇の後産はきっちりと埋葬されたそうです。
ちょっと変わった事をする方達は、昔を「昔の人はそうだった。」と、一くくりにしたがる傾向があるように見受けられますが、昔だって、地方や階級によって物事の扱いが変わってくるあたり、考えていないのでしょうね。

No title

こんにちは。

>出産等の習俗に関してですが、「日本産育習俗資料集成」という本があるようです。

図書館をネット検索してみたら借りられるようでしたので、取りあえず予約しました。
最寄りの図書館になくても、図書館同士で取り寄せてくれる現代は良い時代です。
歯が立つ資料かどうかわかりませんが、手に入りましたら目を通してみます。

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プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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