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2010-03-01

(開業)助産師って何?

当ブログに直接頂いた内容ではありません、当ブログのコメント欄にお寄せくださったさくこさん、ふぃっしゅさんのコメント、そして山口(産婦人科)さんからのコメントで知った自宅出産での事故です。
yahoo!知恵袋に書き込まれたその内容は、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1437083809
をご覧ください。

『死ぬことは悪いことですか?』-こんなことを言って誤魔化すしか術がないのかと呆れました。
近いうちにきちんとまとめたいとおもっていますが、とにかく最近、妙に中途半端なスピリチュアルブームがあったせいか、死というものを正否の問題にして誤魔化す人が多い。
そして、助産院や自宅出産の事故報告の背景にも多いですよ。
自分のしてしまったことへの責任を全く感じられません。
だったら、最初から病院への搬送すらしませんと宣言して欲しいですね。
死んでしまうのは困るから、搬送があるのではないでしょうか?
死んで構わないのなら、助産院や自宅出産との提携・搬送するというシステムをなくすべきでしょう。
死ぬことじゃなく、死なせることは悪いんです。

誰も悪くない?
「あなたは悪くない」と慰めているふりして、自分も悪くないと刷り込んでいるんでしょうね、似たような言葉を他の方からの報告でもよく聞くんですけど…
私の場合は、「あんたの息み方が下手だった」と最初に言われ、しばらくしてから「誰も悪くない」って言われたな。

病院への搬送を乞う親に対して拒否する姿勢…それも、頼んでいる側に医学的根拠もなく、ただ雰囲気等で拒否する姿勢…なんだかんだいって、病院を否定しているわけですよね。
そもそも、搬送は誰のためでもない、赤ちゃんとお母さんのためにすることなのに、『私を信じていない証だわ』程度の次元です。
大事なのは、あなた(件の助産師)のプライドですか?

お腹を長時間押した…パニックになるほどって、一体、どれだけ押されたのだろうか。
なんだか、異常なものを感じる。
異様なものを感じる。

陣痛促進剤のようなレメディの存在は以前から知っていました。
どれだけ多くの助産師達がこのレメディに頼っているのかと想像して怒りを抱いていましたが、件のお母さんはまだホメオパシーやレメディの問題をご存知無いようなので、これからそれらを知って始まる苦しみをおもうと…こうやって、自己責任になっていってしまう。
ホメオパシーを認めている助産師会はどう対応しますかね。
講演会しているんだから、認めているわけですよね。

冗談じゃないです、自覚してください、死なせることは悪いことなんですよ。
件の助産師は死なないように何したって言うの?
レメディ飲ませたからスムーズに生まれるはずだった?
長時間お腹を押しながら、その自分達の行為、状態から何も危機感を感じられないの?
パニックになったお母さんを、それからトイレで体勢変えているから安心して寝ていて、本気で無事に子供が生まれると100%信じていたの?
それが助産師の知識やレベルなの?
近所のおばさん呼んだわけじゃないでしょ?
呼ばれたあなたは、助産師なんでしょ?


知恵袋の内容を読んで、一気に湧き上がる気持ちを書いたわけですが、助産院や自宅出産って、もう一体、何のためにあるのかとおもいます。
全ての助産院や助産師が…とは言いませんが、助産師会がホメオパシーを薦めた過去があり、多くの助産師達が民間療法やホメオパシーを好んで、それを素晴らしい選択だといわんばかりに妊産婦に薦めていっている助産院や助産師は何のためにあるのでしょうか。
母子のためではないでしょうね、搬送を頼まれればプライドが傷付くわけですから。

悔しいです、改善どころか、あの頃よりも悪化しているような助産院や開業助産師の話。

お子さんのご冥福をお祈りいたします。

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No title

琴子の母さま、皆様、おはようございます。

知恵袋の方、今見てみましたら解決済みになっていて、ベストアンサーも選ばれていました。
回答の方はともかく、ご本人の方のコメントにちょっとひっかかりました。

いわく「すべてのリスクを受け入れる覚悟で自宅出産を選んだ。気持ちが揺れたのは、助産師からのメールで『リーディング(?)によると、子どもは生まれなくても生まれなくてもどちらでもいいという気持ちだった』などとあったから」

リーディングって・・・・お腹の中の子どもの気持ちが何故わかるのか、とか突っ込みたいところですが、一番問題だと思ったのは当の本人が

「すべてのリスクを受け入れる」

などと言っているところです。死んでもかまわない、と思っていたのか?
単に助産師たちの「対応」が悪いと思っているだけで、子どもが死んだことに関しては二の次???それとも自分の選択のせいだと思っている???
本人とコンタクトをとるすべがないので、何もわかりませんが、こういう風潮は一体いつからはじまったんでしょうか。

百年前までは(もっと短いか?)「危険な状態に陥っても、なすすべなくただ見守るしかない」お産がほとんどだった。それこそ無数の死への悲しみと苦しみ、何とかしたいと願う人の心が、さまざまな医療技術を発達させたのだと思います。

それにまったく逆行する形で、言ってみれば無数の人の死や積み上げた人智に背を向ける形で、なぜわざわざそんな覚悟をしなければならないのか? 誰が、何がそうさせているのでしょうか?
mwhikariさんが仰っているように、確かに母親側にも何らかの問題が発生しているのかもしれません。何か、自分の中ですべて完結させてしまうというか・・・それにつけこむ助産師ももちろん大問題ですが。

さくこさんへ

こんにちは。

> リーディングって・・・・お腹の中の子どもの気持ちが何故わかるのか、とか突っ込みたいところですが、一番問題だと思ったのは当の本人が
>
> 「すべてのリスクを受け入れる」
>
> などと言っているところです。死んでもかまわない、と思っていたのか?
---
多分、リーディングをしたのは助産師が勝手にのことなので、件のお母さんはそういうことを言う助産師に対して疑問が生じ始めた…助産師にしてみれば、母親を黙らせるために言った(本当にリーディングをしていたとしても、その目的は自己防衛でしょう)ことで、逆効果を得たということでもあるのではないでしょうか。

死んでもかまわないとおもっていたのか…これは件のお母さんがこれから自分で知っていくことなんですよ。
私自身、“何かあったら”というのが自覚としてあったわけですが、その何かあったらが子供の死だという想像まできちんと出来ていたかと問われると、やはり甘い想像だったとしか言えません。
よく助産院で産もうとしている人に、『何かあったらどうするの?』って聞く方がいるって話がありますよね、あれははっきりと、『子供が死んだらどうするの?』ってするべきなんだろうとおもいます。
想像しきれないんですよ。
だって、実際に子供が死ぬ、それも“生まれてくる=生きる”にしかなっていないのに、そこに『何かあったら』っていうのは、せいぜい、難産で搬送されるかも…程度であって、搬送されれば後は病院で産むだけ、何とかなるんだろう程度なんですよ。
本当に死んじゃうなんていうのは、経験してからやっと、それこそしばらくは死んだということが理解出来ない日々が続きますから。

> 単に助産師たちの「対応」が悪いと思っているだけで、子どもが死んだことに関しては二の次???それとも自分の選択のせいだと思っている???
---
自分の選択のせいになってしまっていることもあるかとおもいます。
あの内容を読む限り、かなり医療批判で“前世とかあの世とか”がお好きな助産師でしたでしょうから、産む前からその影響はあったでしょうし。
『お腹を長時間押されてパニックになって、トイレで体勢変えて産んでいる間に助産師たちは寝て』いたりしなかったら、訴えたいとすらおもわなかったのではないでしょうか。

あと、文面からして、まだまだ助産師に対して気遣いしていますよね。
私にも同じことがありましたから、よくわかるんですが、洗脳から脱するのにも時間が必要なんです。
私に事故の報告をしてくださる方の中にも、おかしいとおもってお話ししてくださっているのに、文末には未だ尚、助産師への感謝を忘れずに述べる方もいます。

> mwhikariさんが仰っているように、確かに母親側にも何らかの問題が発生しているのかもしれません。何か、自分の中ですべて完結させてしまうというか・・・それにつけこむ助産師ももちろん大問題ですが。
---
母親側の責任もあります、でもそれを、現況において助産師が言うっていうのはいかがなもんでしょうか。
当時の助産師会は、機関紙に私の件を書いた文末、“産む側も勉強を”と書いたのです。
じゃぁ、きちんとした、正しい情報だけを流していますかね。
そうおもって母親達は必死に色々な情報を得ようとしています。
結局、その道中でホメオパシーやマクロビに出会ったりしている。
妙なスピリチュアル系だって含まれてきますね。
これらに助産師会や助産院、助産師達が全く関わったことがないというのなら母親側の責任を主として十分ですが、逆にいえば、散々宣伝して営業に使った道具を、いざとなると棚に上げて『母親が最近おかしい』といっているようにしかおもえません。
勿論、マスコミの影響もあります。
でも、マスコミを上手く使っているのも、これまた助産院だったりしていませんかね。

母親が自分の中で完結しようとしているのには、『助産師はただ見守っているだけ』などなどと、お産を軽く扱っている側の責任があるのではないでしょうか。
プライベート出産に対しては、助産師会は警鐘を鳴らしましたけど、助産師会や多くの助産院が今までに宣伝文句にしてきたこと、営業ツールにしていたことを振り返り自覚し、謝罪もしないと歯止めは利かないとおもいますよ。

なんでも助産院や助産師会の責任にしようとおもっていません、ただ、現段階ではまだ何も改善していないのに、いつでもすぐに『母親だって』『病院だって』と、話をそらそうとしていることが許せないんです。

No title

琴子の母さま
すみません、ちょっと無神経な言い方をしてしまいました。母親の責任を云々する気は毛頭ありません、ただ相談者の方が心配になったもので……こんなに自分で抱え込んでしまう、どんな理由があったのかと。

>洗脳から脱するのにも時間が必要なんです。
この母親もまた、一種の「洗脳状態」なんですね。さらに目の前の事実をまだ直視出来ていない、ということもあるんですね。
徐々にわかっていく、というのもそれはそれで相当に辛いことですね。

ヤフー知恵袋の回答の中には「自宅出産を選んだ時点でこういう危険があることはわかっていたんだから自業自得、あなたのような人に医療リソースを食われるのは迷惑」というようなかなりキツイ口調のものもあり、それもあって「リスクは承知で臨んだ」と言わざるを得なかったのかな、とも思いました。必死で自分にそう言い聞かせているような・・・。

何と言うのか……助産師の資格は確か、看護師の資格と同じようなことを勉強するのですよね? なぜもっと医療に歩み寄ろうとしないんでしょうか? ホメオパシーは論外にしても、鍼や整体の資格など取るくらいなら、せめて産科の研修医並に医療知識を得るよう努力したほうがいいのでは、と素人的には思うのですが。
助産師という職業については、非常に尊敬の念を持っていますし、実際に三児の出産時に大変お世話になりました。だからこそ間違った方向に行ってほしくない。医師と対立するのではなく、大いに協力し合って、母親たちを力づけ励ましてくれる、信頼できる存在であってほしいです。

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mmさんへ

こんにちは。

管理人のみでくださったのですが、返事が公になることをお許しください(術がなく…)。

FC2にくる前に、楽天のブログを使っていました。
今でも残してあります。
こちらの方が一覧から検索出来るので、内容を選ぶときには便利かもしれません。
://plaza.rakuten.co.jp/josanin/backnumber/
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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