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2010-02-23

「どうして自宅出産を選んだのか」/ちまの母さんのお話

2009年1月27日に当ブログでご紹介させて頂きました、
産褥熱
のちまの母さん(詳細は上記日をご覧ください)に
「どうして自宅出産を選択したのか」
を伺うことが出来ました。
ちまの母さん、有難うございます。

以下よりちまの母さんのお話
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私は、2人目を妊娠したとき、どこで産むか、すごく悩みました。
1人目の子はまだ11ヶ月で、まだ母乳を飲まなければ寝れなかったし、旦那とも寝れないし、旦那も3交代で夜いなくなることもあるし、実家の母も仕事をしていて、子供と一緒に泊まれるところではないと無理だなと思っていました。
個人の産科医でも子どもと入院できるところはあったのですが、そこで出産した友人の話によると、助産師がナースコールを押してもすぐに来ない、授乳のたびに、赤ちゃんを連れて授乳室へ行かないと母乳の指導が受けれないと聞いていたので、やめました。
それで、地方新聞に某助産院のことが載っていたのを思い出し、
「うちの前に赤い車が停まっていたら、そこのおうちで赤ちゃんが産まれるんだと思ってください。
昔のようなやり方で、家庭的でよい、自宅出産は一番贅沢なお産ですと某助産師は話す。」
とというような感じで記事になっていたと思います。
それで、そこの助産院にしようと決めました。

そういえば、助産記録にわざわざ、助産院を選んだ理由というのを書かされましたが、そんなこと病院じゃ聞かないですよね。
それで、助産師とその話になり、
「大体、1人目の出産で、病院のお産に満足しなかった人が助産院を選ぶんです」
というような話をされて、ここを選んだ人は特別な妊婦なのよと言う感じを受けました。

そして、予定日が近づいた頃、助産師が自宅出産の準備にうちに来たときに、うちはアパートだったので、隣や上や下の階の人に自宅出産をするので騒音などご迷惑をかけるかもしれないということを先に知らせておいたかという話になり、
「この時代に何で自宅出産なの?珍しいことするねえ。まあ、頑張ってちょうだい」
と隣のおばさんに言われたと話したら、
「これからは病院で産むことは減ってきて、段々、自宅に移行していく時代なんです」
と言われ、私、新しいことをやっているのかしらと勘違いしてしまいました。

自宅出産のリスクの説明も一切なく、私、騙されていたんだなあと思います。


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以上までが、ちまの母さんからお寄せ頂いた内容でした。
そこで、更に私から具体的に、ちまの母さんに質問をさせて頂きました。

Q1
ちまの母さんのお母さん(文章中の“実家の母”さん)の世代を教えてください、また、お母さんは自宅出産を選択する際に、何かご意見をされませんでしたか?
A.
定年間際で、そのころはフルタイムで仕事の帰りも遅かったです。私が入院するという状況になっても子守りは無理でした。
実家の母は、「贅沢なお産」というテレビをみて、助産院やフリースタイルはいいと思っていたので助産院ということに関しては反対はなかったです。

---
(琴母より補足;どうしてこの質問をしたかというと、“出産の安全神話”についても考えたいからです。
また記事改めますが、親の代でも『無事に生まれる』ことに慣れていると感じます)
※3月8日/ちまの母さんからの追記>Q1の補足に、「親の代でも『無事に産まれる』ことに慣れていると感じます」とおっしゃっていますが、それもあると思いますし、母は、1人目が問題なく出産できたし、2人目も多分大丈夫って言っていたこと、また、助産院で産む人は、温めて産むから会陰は裂けないって助産師が言ってたと私が話したら、上手に会陰保護するんだねと話していたことが思い出され、開業しているぐらいなんだから、きっと優秀な助産師さんだから大丈夫なんだろうというような思い込みがあったのではないかと思います。

Q2
助産師は自宅に出張するのですか? 出張(自宅出産)専門ですか?
A.
自宅出産もするし、助産院でも、代表者の助産師の場所を借りるという形で、やっていました。
妊婦検診も自宅に出張で可能でしたが、出張費がかかるというのでやったことはありませんでした。


Q3
もしも助産院だとした場合、子どもも一緒に入院出来るとおもうのですが、それでも自宅とした理由は何でしょうか
A.
初めは、私も助産院に入院しようと思っていました。
そこの助産院は、妊婦自身が主治医を決めて、検診に通うのですが、私の通っていた病院と助産院との距離が遠く、自宅から病院の方がはるかに近かったので、母のアドバイスもあり、自宅にしました。それから、義母が上の子供の面倒を見に来てくれるということになり、助産院も車がないと不便なところでしたし、助産院で義母と同じ部屋に泊まるよりは、自宅の方がいいだろうということで、そうしました。
後は、予定日3週間ほど前に、助産師に上の子供の洗濯物が多いが大丈夫か質問したところ、助産院では妊婦のものしか駄目ですと言われ、困りました。
後は、お金の面で、助産院に入院よりは、自宅出産の方がかなり安かったことです。
家族の食事、シーツ代等々いろいろ金額が発生するので、かなり違うと思います。
それでも、自宅出産でも一人目を4人部屋で入院して産んだときと同じような料金がかかり、割高感がありました。
病院のように、一日中、助産師がいるわけでもなく、食事の面倒を見てもらえるわけでもなく、産後の助産師の訪問も1時間半~2時間程度で、これで初産婦が母乳をあげたい場合、上手くいくのか疑問です。
私は1人目は、病院で出産だったのですが、新生児に授乳させることは本当に大変で、毎回、昼夜問わず助産師さんが手伝ってくれました。


Q4
医療を批判するような発言は、検診中などにもありましたか?
具体的に伺えればお願いします
A.
特に批判めいた発言はなかったのですが、初めて会った日、分娩台のお産は子宮が動脈を圧迫するので、赤ちゃんが苦しい、フリースタイルは赤ちゃんの心拍は下がらない、風呂で温めてから産むと出血が少ない、助産院でのお産は楽と聞かされました。
それから、○○大学病院の先生は、助産院で出産するとき、何か起こっても責任はとらないというような同意書を書かせるみたいだから、助産院でのお産に理解がないというようなことを言っていました。
「分娩台よ、さようなら」という本を助産師から貸し出されましたが、病院の医療は過剰な介入だというようなことが書かれていたので
間接的に情報が入りました。


Q5
自然分娩を選ぶ方に
『「ここ(お産の家)にいるってことは、あなた達(確か、3人くらい妊婦が一緒に
談話)はミーハーではない』
と褒めていらっしゃる医師の発言がありましたが、そのような意見を聞き、どのようなご感想を持たれますか?
A.
私もそうでしたが、助産院を選んだことを褒められる→自然分娩を選んだことに嬉しくなる→リスクをあまり考えなくなる、良い面ばかりが目に付く、しかも医師や開業助産師という資格をもった人が言うのですから、自然分娩がいいと吹き込まれれば、
そういう考えになると思います。
私も洗脳されていたんだと思います。


---
以上、5つの質問をしました。
ちまの母さんのお答えをお読みになった方それぞれのご感想があるわけですが、私は似た選択をした者ですから、まるでその場にいたかのように、手に取るように会話の持つ空気や流れを察することが出来ます。
体験のない方にはご理解いただけないこともあるかとおもいますが、とにかく『ここに来た(来れた)あなたは大したもんだ』というような褒めの空気に満ちています。

下記は私とちまの母さんのメールでのやりとりから抜粋します。

(私;琴子の母)多分、多くの方が『自宅出産を選んだのだから、それ相当の覚悟があっただろう』と思われているとおもうんです。
でも、私もですけど、あんまりにも“軽く考えさせる”という状態がしっかりと完成されている(そんな術ばかりに長けているとおもいません?)ので、その洗脳には恐ろしい労力を費やされ、また、私たちもきっと上手くいっていたらそのお産を褒め称えてしまっていただろうという、本当にそういう構図がありますよね。
自戒の念も込め、私たちだからこそ言える事実があるとおもいます。

(ちまの母さん)『それ相当の覚悟』なんて、そんな重大な結果まで考えていませんでした。
何かあったら救急車呼んでくれるんだろう、検診で特に医者も何も言わなかったし、私のお産は多分、無事に済むのだろうと、そのぐらいにしか考えていませんでした。
助産師の感染予防のでたらめさに、初めに気づいたのは実家の母でした。
私ではありません。
母だけがあの人は~!と騒いでおり、私と旦那は、良くしてもらっていたのだから、波乱を起こしたくないという思いでいました。
母は、あんな誠意のない!と血圧が上がるぐらい、怒りまくっていたのに対し、旦那は「そんな人ではないと思
う」と温和な対応でした。
私も、これを機会に勉強して、きちんと取り組んでもらえればと思っていました。
でも、段々、対応の悪さが出てきて、今はすごく怒っていますが。
出産して3ヵ月後くらいに、琴子の母さんのブログに出会い、ああ私もこんな対応、手口が同じ!と段々、洗脳されていたことに気がつけたんだと思います。
助産師は本当に嘘が多い。非科学的な嘘が多い(昔の言い伝えや民間療法、東洋医学のようなものを言ってきた)。
対応に関しても、そうです。


---

今回は以上までとなります。
これからもお互いに『産む場所を選ぶ際に私たちが気をつけるべきことはなんだったのか』等を含め、助産院や自宅出産の問題、母子の安全を考えていけたらとおもいます。

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はじめまして

琴子の母さま

こんばんは。三日かけて最初から読まさせていただきました。琴子ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

私は二人目を助産院で産もうかと思ったのですが、実姉に危険だと止められた為産婦人科で出産しました。
今は姉に感謝しています。琴子の母さまのこのブログを読み、さらに深く考えさせていただきました。

友人、知人がこれから助産院での出産を検討した時は3割のリスクの話をしようと強く思います。

吉村医院、とうとう芸能人が通い出しましたね。
マスコミがまた取り上げるのでしょうか。

記事に関係のないコメントですので非公開にしました。大変申し訳ありません。
これからもどうかご無理のないよう更新してください。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

こんばんは
産褥熱という言葉・・・久しぶりに聞きました
私も、体験者です
高熱と、腹痛で、このまま死ぬんだと思いました

私の場合、助産院で、破水中に「陣痛のがし」とすすめられて、家庭用のお風呂に入らされたことか

赤ちゃん出産後3日ほどして、「赤ちゃんと一緒にお風呂に入ったら」とすすめられ、入浴したこと

が、たぶん原因です

産褥熱で入院した産婦人科の医師に教えてもらったのですが・・・

一応、出産について勉強したつもりでいても、プロがすすめるんだから・・・と、安易に受け入れてしまったことが、悔しいです

ブラウニーさんへ

はじめまして。
ブログを全部読んでくださったということ、とても嬉しくおもいます。
有難うございます。

今回くださったご意見は、出来ればこのまま残させていただきたいのですが、構わないでしょうか。
宜しくお願いします。

>吉村医院、とうとう芸能人が通い出しましたね。
>マスコミがまた取り上げるのでしょうか。
---
でしょうね…
残念なことに、そのような結果しか想像出来ませんね…

みみさんへ

こんばんは。

> こんばんは
> 産褥熱という言葉・・・久しぶりに聞きました
> 私も、体験者です
> 高熱と、腹痛で、このまま死ぬんだと思いました
---
宜しければ詳細を教えていただけないでしょうか。
管理人のみ閲覧で構いませんし、メールアドレスをご入力頂ければこちらから改めて連絡させて頂きます(管理人のみ閲覧だけでも構いません)。

> 一応、出産について勉強したつもりでいても、プロがすすめるんだから・・・と、安易に受け入れてしまったことが、悔しいです
---
わかります、凄くよくわかります。

No title

琴子の母さん、記事に取り上げてくださり、有難うございます。

Q1の補足に、「親の代でも『無事に産まれる』ことに慣れていると感じます」とおっしゃっていますが、それもあると思いますし、母は、1人目が問題なく出産できたし、2人目も多分大丈夫って言っていたこと、また、助産院で産む人は、温めて産むから会陰は裂けないって助産師が言ってたと私が話したら、上手に会陰保護するんだねと話していたことが思い出され、開業しているぐらいなんだから、きっと優秀な助産師さんだから大丈夫なんだろうというような思い込みがあったのではないかと思います。

みみさんも、大変な思いもされたのですね。破水中に入浴を勧められたのですか。入院までされて大変でしたね。今はお身体、ご都合悪いところありませんでしょうか?

「安易に受けてしまった」とありますが、冷静な判断をして、断れるような状況じゃなかったのではと思います。私の場合は、助産師が身体を温めて産むことにこだわっていて、温めて産むと、楽だからと最初の時期から繰り返し言われていたので、感染のリスクの説明はないし、私は入浴することには全く疑問を感じていませんでした。産後1日目から、ジェットバスをまわして、入浴するよう勧められ、その後に熱が出ました。産科医の指導では産後1ヶ月はシャワーにしてと言われていたのを思い出すと、随分早いと思います。消毒薬の使用についても自然なものが良いと誤った方向にいっていましたし、助産師は感染の問題に甘いと思いました。

似たような話ですが

Yahoo!知恵袋に載っていた相談を、「天漢日乗」様のブログコメントで発見しました。「レメディで陣痛を誘発する自宅分娩請負の助産師」という段階であまりにも「香ばしい」代物です。ヤフー知恵袋の/question_detail/q1437083809を参照してください。(アドレスを載せたらはねられてしまったので省略)

しかし、これで提携病院を訴えるのはやめてほしいです。搬送されるまで、たぶん何も知らなかったはずなのだから。
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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