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2008-05-23

お線香の香り

助産院を選択される方や、助産師の方に限ったわけではないけれども、
『アロマテラピー』
を大事にする方に出会うと、お線香を勧めたくなる。
私の家では、2003年8月31日以来、家の中でお線香の香りが絶えない。
最近では多くても日に3本くらい。
『昔は』と言う助産院が多く、また、『アロマを用いて』とする助産院も多い。
昔の日本、とりわけお産を昔に戻すことを望む方たちが何故、お線香ではなくてアロマなのか。
マタニティヨガも、それを昔の人はしていたのだろうか。
そんな時間もなく、農業や家事にと身体を動かしていただけではないだろうか。
当然、自宅で産むのが当たり前だったのだろうが、母子が死ぬことも多かった。
昔の家庭で香るお線香が誰を想ってのものだったのか、それはもしかしたら若くして亡くなった母親のためか、亡児へのものもあっただろう。
私はそこまで深く“昔のお産”を知らないで、それでも人や本やテレビから“昔のお産”に魅了され、結果、亡児を想い、お線香を絶やさない。
昔の人が望んでいた医療を知らず、ひたすらに医療から離れることこそが親の役目だと信じていたのだとおもう。

毎朝、お線香の香りが家の中にただよう度に、琴子が死んだことを心に刻んでいる。
私がどんなに笑っていても、琴子がどうして死んだのかを忘れることはない。
やはり、私の選択が間違っていたのだ。
私がもっと正しいことを知るべきだったし、“そんなつもりはなかった”とおもいつつ、どこかで得る情報の偏りに気が付くべきもまた、私だったのだ。



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私もお香が好き

アロマもイランイランとか好きですけどね。

お線香ならビャクダンの強いものが好きです。

落ち着きますよね。



最近は、平泉の中尊寺で買った関山香というお線香がお気に入りです。

アロマとお香

それぞれいいと思いますね。琴子ママさんのようにお香の香りの中にいろいろな思いをめぐらさせてくれる何か不思議なものがありますね。私も助産院ではお香を使ってましたから、お香の香りをかぐと、無事に子供を産もうと必死になってたあの時期を思い出させます。そんな感情とは別に考えて...お香の煙というのは案外とのどを痛めるような気がするのです。妊娠期は体のいろいろな部分がデリケートになったり弱まったりしますよね、喉もそうだと思います。私はその助産院に一歩はいるとむせたものでした。むせて咳き込みながら、それでも体にいいものと信じ込んで我慢して...だからそれを考えると、妊娠前後は喉を痛めず、しかも香りという自然の力をかりれるアロマというのもいいなと思いました。私がアロマを意識したのが産後だったのですが、助産院に行く前に妊婦検診を行っていた産院がアロマを取り入れていて、確かにその産院に入る時は少なくとも「むせて喉が痛くなる」なんて症状は起こらなかったんですよね。助産院では生まれたての赤ちゃんも1ヶ月検診の赤ちゃんも来てました。大人でさえむせてしまう、喉が痛くなるそんな煙の中にまだ肺の機能がしっかりしてない幼子を...などと考えると余計に。助産院ではたくさんの人にお香を使用するので、それはもうモクモク状態です。だから、お香もアロマもいいとこどりで使い分けするとよいと思います。(とにかくデリケートな妊娠期は)

つまりは・・・

「昔ながらの自然なお産」と謳っていながら、

その内容は、イマドキのヨガだったりアロマテラピーだったり。

もしくはナゼか薪割りさせられたり、雑巾がけさせられたり天井から釣り下がった綱に掴まって産むとかだったり。。。

普段どおりのことを自然にしましょう、という主旨ならば、ヨガもアロマもありだけど

普段みなさん薪割ったり雑巾がけしたりしてるんだろか???





「昔ながらの自然なお産」か。



昔のひとは、きっと少しでもお産の負担が軽減されて、少しでも死産やお産での事故がなくなってくれたらいい、って願っていたはずなのにね。

意図的に香りや運動(薪割とかもその類?)をしたり、使える技術(=医療)があるのにそれを無視したりするほうが、よっぽど不自然な気がしますね。



削除コメ

いつまでもこんな後ろ向きなことばかり書いてたら

亡くなった子が浮かばれないよ。



今いるお子さんを大切に育児することが

一番天国のお子さんのためになるんじゃないかなあ。



なんかなあ、こんな後ろ向きブログ。

こういうコメント削除しながらするんなら

いっそのこと、パスワードすればいいのにね。

もう裁判もしたし、一段落したのなら

せっかくの発信もグチブログになっちゃうよ。



でも、こんな感想いだいているROMさんも

また多いのではないかな。

何年たってもつらいもの

肉親を失うってのは、つらいもんです。

わたくしも、かわいがっていた弟を亡くしてもう7年たちますが、突然思い出して泣いてしまうことがありますよ。



「悼み」の過程は長くてつらい。立ち直ったと思っても、何度もつらい気持ちに戻ってしまう。

そりゃ、あっという間に立ち直って外に見せないお方もいるでしょうけど、そりゃ個人差ってもんでね。

他人に「そろそろ忘れたら?」なんて言えないですよ。



公開されているブログだからって、どんなコメントしても許されるもんじゃなし。

気にいらなきゃ、読まなければいいのです。

まさか、広いネット世界すべてのブログを毎日読んでいるわけじゃないでしょうに。

Re:削除コメ

こちらのブログは助産院でお子さんを生まれてなくされた。そのことで生ずる問題等の多くを提言してくださっています。



亡くなったお子さんのことを思う事=今いるお子さんを大事にしていない

という発想には若干の違和感というか柔軟性のなさが感じられます。。



大切なお子さんをなくしているからこそ、今いるお子さんもとても大切に育てていると私は考えます。



亡くなった子や人のことを考えるのは、その人が重要であればあるほど、ごく自然なことで、ああすればよかったこうすればよかったと思うのはしごく当たり前のような気がします。そしてそれは同じように大切な人が今育てている最中であれば、その思いを大切にしながら育てられると思います。



そういった負とも思える部分があるからこそ、正であろうとすると思います。



裁判はひとつの段落。裁判が終われば「負」が全て終わるじゃん!という考えは短絡的な気がします。



「負」をかかえて(それを「正」にするべく)生きる事は私は大事なことだと思います。

Re:お線香の香り(05/23)

>やはり、私の選択が間違っていたのだ。



と、琴子ママさん書かれていますが?本当にそうでしょうか?娘さんが亡くなったのは決して、母親のあなたのせいではないはずですよ。

状況が状況だったので、病院を選んでいたら?と思うのでしょうが、病院を選んでも結果的には同じだったかもしれません。

お産は、医学でもどうすることもできない時だってありますもの。命とはそういうものだと思っています。



我が家も毎日お線香の香りがします。

一人目を助産院で産み、二人目は病院で亡くなりました。だからといって、病院を恨むことも助産院がいい!とも言いません。三人目は病院で出産しましたしね。



世の中にとくめいさんのような方はたくさんいます。

ROMで逃げる方もいれば、コメントを残す方もいます。

公開ブログなので、何をコメントされようともそれは仕方のないことだと…

でも、ただ言えることは、亡くなった子を思う母親が決して後ろ向きではないことです。

生きている子も亡くなった子も、みな愛しい我が子ですもの。



お線香の香り…きっと、琴子ちゃんに届いていますね。

後ろ向き

とくめいさんへ。

後ろを向いてもいいのです。

『悲しみ』を乗り切るためにも後ろを振り向くことは大切だと思います。

後ろを振り向くことを我慢しすぎることがむしろその後、前向きに人生を歩むことを阻むことになるのです。

偉そうなことを言ってしまいましたが、私も恥ずかしながら産婦人科医になって10年以上こういう考えかた(グリーフ・ケア)を知りませんでした。

赤ちゃんの死という多分これ以上は存在しない悲しい出来事を忘れられることの出来る人はいないでしょう。

笑われるかもしれませんが、私自身もこの考え方に救われています。

助けられなかった赤ちゃんのご家族と今も連絡をとりあい、悼み続けています。

その赤ちゃんの写真をいただき、『この子の顔がまっすぐに見られないような医者にだけはなるまい。』といつも自分に言い聞かせて、前向きに生きています。

琴母さんは後ろ向きじゃありません。

よほどの悲しい経験がなくては理解出来ないのかもしれませんが、人生に対して『前向き』、『後ろ向き』であるということは簡単に決められないと思います。

ありがとうございます

色々なご意見を頂き、有難うございます。

まとめたレスになりますことを、お許しください。



何よりも嬉しいのは、誕生死を経験した私たちを想う医師の方がいるってことです。

グリーフ・ケアという言葉は、私も琴子の死を経験しなければ、素通りしてしまったかもしれないほど、以前には聞かなかった言葉だった。



私たちの子供が誰かの心の中に忘れられずに残っているというのは、最高の喜びです。

こんな名誉、他にはありません。

入学式で名前を呼ばれることも、生まれてから人から忘れられるばかりの我が子を親以外の誰かが覚えてくれているなんて、それが親以外にたった一人でも、とても嬉しいことです。



これからも皆さんからの様々なご意見を頂けることを希望しております。

宜しくお願いします。
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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