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2009-10-28

助産院や自宅出産を計画されている方へ

当ブログでは、私以外の方の助産院や自宅出産での事故報告もさせて頂いています。
今も、数名の方からお話を伺っています。
いずれ、当ブログで事故の報告をしたいとおもっておりますが、どの方も皆さん、
『自己責任』
という壁や、当時のあの情景を生々しく思い出してしまうことで、公開を躊躇されています。
私にご連絡くださるだけでも、当時の話をする作業と変わりありませんから、それだけでも辛いことだというのはメールの活字を見ていても、十分に伝わってきます。

一番怖いのは、私にくださる方は氷山の一角で、その氷山がどれほど深くて大きい姿を隠しているのかをおもうときです。

子どもが死んでいく様子を忘れる親がいるわけがありません。
特にそれが出産での場合、それしか子どもの姿の記憶がないわけですから、あの辛い情景が唯一我が子の姿だとなるのです。

病院での事故の話ばかりが世の中を駆け巡り、まるで助産院や自宅出産では事故がないといわんばかりの現況です。
では何故、その“お産の理想郷”というような扱いの助産院や自宅出産で我が子は死んだのか-実は他にも死んでいる子がいるんです、自分だけが異常なわけではないのです。
知らなかっただけで、助産院や自宅出産でも子どもは死んでいるのです。
今のところ、助産院や自宅出産での母体死亡の話は届いておりません。
母体に傷が残る、異常が生じたというお話は数件届きましたが、さすがに母体の死亡となるとその扱いは大きくなりますから、命に関わる母体異常の場合はすぐに搬送がされているのかもしれません。
しかし、新生児という扱いにもしてもらえない、胎児という扱いの場合、その死は軽視されているといえます。
そう、“死産”という扱いです。
胎児も新生児も、親に違いはありますか?
どうであれ、人の死にかわりはないというのに。

いつか皆さんのお子さんのお話をこのブログで公開出来ますように、ご自身の体の傷や異常をお話できますように、全てが闇に葬られませんように『自己責任なんかじゃないよ!』って伝えたいです。

助産院や自宅出産で悲しいお産や辛い経験をされてしまった方からのお話は、承諾なしでブログで公開することはありません。
私は裁判や医療についての知識はありませんから、お話を伺うことと、ご承諾得られた方に限ってはブログで一緒に警鐘を鳴らしていくことしか出来ませんが、それだけでもさせてもらえたらとおもっております。

これから助産院や自宅出産での出産を計画される方がいらしたら、真剣にこれらの問題を考えて欲しいです。
いまはまだ詳細は明かせないけど、助産院や自宅出産で亡くなっている子どもは琴子一人ではありません、過去にこのブログで紹介した天使ちゃんたちだけではないのです。
天国には、助産院や自宅出産で亡くなった子供たちが他にもいます。
それを忘れないでください、知ってください。

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No title

琴子ちゃんのお母さん、こんにちは。
琴子ちゃんのお母さんをはじめ、今まで何人かのお母さん達が助産院での経験をここで伝えてくださった勇気に、本当に感謝します。

以前書きましたが、私も助産師として「自然なお産」にあこがれていました。私の助産師歴は、自然なお産ブームの時代とちょうど並行しています。
でも経験を重ねるにしたがって、お産とは自分の知らなかったような怖ろしいことが起こるものであること、お母さんと赤ちゃんが元気に退院できることは本当に大変なことであるという、当たり前のことに気づくまで、自分の中の「自然なお産」観を切り崩していくまでに時間もかかりました。
正直、少し経験が出来てきた頃には産科の先生への反発も多少ありました。「もうちょっと待ってくれたら・・・」と。開業したくなる人たちが経験するあの想いです。

その後、経験を重ねれば重ねるごとに、「お産にはこんなことも起こるのか」と、足が震えるような体験があり、あらためて産科・小児科の先生達と働けることのありがたさを感じ、「開業」しようなんて自分の中からは完全になくなりました。

その頃から、世の中では反対に、「自然なお産」「助産院・自宅分娩」ブーム、そして院内助産院や「自律した助産師」への流れが加速度的に広まってきました。
助産院や自宅分娩のよさばかりアピールされて、その危険性が何も伝わらないことに疑問がありましたが、助産師でさえ、そのような助産院の事例を知る機会はほとんどありませんでした。

思い出すことは、つらいことだと思います。また、それを匿名でも公表することには、閉じかけた傷を開くような苦しみであると思います。
でもその勇気のおかげで、私もまだ20数年の経験ではありますが、お産について知る限りのことを伝えたいと思えるようになりました。
本当にありがとうございます。

ふぃっしゅさんへ

こんにちは。

> 琴子ちゃんのお母さんをはじめ、今まで何人かのお母さん達が助産院での経験をここで伝えてくださった勇気に、本当に感謝します。
---
有難うございます。

> 思い出すことは、つらいことだと思います。また、それを匿名でも公表することには、閉じかけた傷を開くような苦しみであると思います。
> でもその勇気のおかげで、私もまだ20数年の経験ではありますが、お産について知る限りのことを伝えたいと思えるようになりました。
> 本当にありがとうございます。
---
子供の死を受け入れていく日々がまたとっても辛くて長いわけですが、どうしたって私たちは辛いままです。
思い出せば生々しい記憶、情景が甦り、あっという間に心が折れます。
それでも話そうとおもって私に声を掛けてくださるのだとおもいますが、それだってどれほど必死なおもいでしてこられているかと、私も感謝せずにはいられません。

ふぃっしゅさんには私もいつも感謝しております。
ふぃっしゅさんには琴子をよく感じます。
有難うございます。

No title

琴子の母さん、お久しぶりです。ご無沙汰してます。
とっても、大切な記事だと思いました。
そして、大事なことえを伝える母さん、本当に尊敬します。

まず、お産には、「安全神話」が確立されているような気がします。
普通に産むのが当たり前。
リスクなんて、出産の本を読んでもほんの2、3ページ。
母親学級だって、そんな話、数分にすぎません。
しかし、ほんの2、3ページ、数分ですまされる数なのか?
と私も私のとこにやってくる方を見て、思います。

整形外科の単純な手術でさえ、まるで死ぬかのような怖い説明と同意書が今は義務つけられているのに、なぜ産科にはそれがないのでしょうか?

氷山の一角でも知ることは大事ですね。

私も、母さんのブログに妊娠中に出会っていたら。。。
と思います。

いつでたっても、「自己責任・・」消えません。

No title

・琴子の母さん

つらい経験をされたのにも関わらず、このような形で啓蒙活動されているのは、ホントに頭が下がります。
今回の記事もたくさんの方に読んで頂きたい内容です。

そこでお願いなんですが、今回10/28の日記、
「助産院や自宅出産を計画されている方へ」
を、このBLOGのトップページに設定することはできないでしょうか?

技術的なこともあり、早急な対応は困難かもしれませんが
埋もれていくには、あまりにも惜しい記事ですので・・・。

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プロフィール

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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