--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008-07-24

『一番の被害者は妊産婦だ』

助産師の権限拡大どうなる!?(上)
助産師の権限拡大どうなる!(下) -医療介護CBニュース-

読んで色々と考えますが、とても気になり、また、相変わらずに残念なのが、日本助産師会の専務理事のご意見の中、
『加藤氏は、「すべてのお産が医師から見たらリスクであるというのは、医学的に見ればそうかもしれない。しかし、子どもを産むという機能を備えている女性の体の本質論から考えたらどうなのか。『自然』を大事にする助産師と、医師の間の溝はなかなか埋まらない。医師は助産師や看護師をコントロールしたがるが、『お産に誰がどう付き添うか』ということが大事では」と、苦言を呈した。』<上記(下)より引用>
とありますが、自然というのをどこまで責任持って捉えてくれるのか。
また、1%の異常の見分けが本当に心掛けられているのか。
一部の正しくあろうとしている助産院・助産師のことしか見ていないのではないだろうか。
なんでも医療介入が必要だとはおもっていないけれども、こういう場面でもまだ『自然』を大事にと言われてしまうと、お産の抱えているリスクを、1%の異常への警戒心がどれほどのなのかが余計に期待できなくなる。

1%という数字を多く感じるか少なく感じるか、その1%の異常事態に陥った方たちを助産院で処置して大変な事態にしてしまう助産院もあれば、搬送して更に搬送先の責任だと平然と言う助産師の姿も聞くし、少なくとも日本助産師会はそれらの情報を少しは把握しているはずで、1%というような軽い表現で片付けないで欲しい。
当事者にとっては、例え1%であっても、その数字が重く、苦しいのだから。

自然を大事にするのか、それとも妊婦と胎児・母子の命を大事にするのか。
記事の中にもあるとおり、『一番の被害者は妊産婦だ』。





コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

Re:『一番の被害者は妊産婦だ』(07/24)

こんにちは。元の記事も読み、またブログでも紹介されていたこの言葉に不安を覚えました。



>子どもを産むという機能を備えている女性の体の本質(日本助産師会の専務理事の言葉)



不妊治療をしている私や、子宮頚管無力症で入院し、管理出産したり、帝王切開をした友人達は、女性としての本質を備えていないということなのでしょうか。

いえ、もちろんそういうつもりで理事がおっしゃったわけではないと思いますが、勢いこういった形の本質論には、上記のような反論が容易なわけでもあり、医療を論ずる場合には不適切だと考えます。



なんといいますか、管理人さんの一文



>自然を大事にするのか、それとも妊婦と胎児・母子の命を大事にするのか



これに尽きると思います。

それなら

心臓だってなんだって、それなりにちゃんと機能するようにできているわけですが、誰でもみんな同じレベルで機能するわけではないし、生活習慣や体質、その時の条件によってその機能するレベルも変わってきますよね。



お産だって、すべての女性が同じ体を持っているわけじゃない。でも、専務理事の言葉は、まるでそうであるように聞こえます。

そういう考え方でひとつの命を見て欲しくないです。

この場合、命はひとつだけじゃないし。

医療が介入しなくてすむなら、それにこしたことはないというのは同意見ですけれども、どうしてそこまで極端になるのか不可解です。

「お産に誰がどう付き添うか」…このブログだって、そこを問題にしているわけなのにね。

病院と助産院

看護学生のさおりです。



看護の理念として、安全・安楽・自立の3つがあると思います。

母性看護学の実習を終えて感じたのは、「病院は安全重視、助産院は安楽・自立重視」ということです。

赤ちゃんのお母さんとお父さんが何を重視するかが出産する場所の選択につながっていくと思います。



ちなみに、私は「安全あっての安楽・自立」だと思います。



理想は、医師と助産師が平等な院内助産院かな…

Re:病院と助産院(07/24)

さおりさん







>理想は、医師と助産師が平等な院内助産院かな…





あのう、お産の現場で「医師と助産師が不平等」な場合って、あるんですか?

お産に対して「できること」は違っても、お産を無事に終える、という目的に関して、両者は完全に平等なのが当たり前だと思うんですが。



ちなみに私は産婦人科医師で、今はまだお産もとってます。

助産師さんにはとってもお世話になり、感謝しています。

私の病院が年間600のお産を無事にとれるのも、助産師さんのおかげがすごく、大きいですよ。



産科医なら、助産師さんに感謝してない人間はいないと思いますけど。

Re[1]:病院と助産院(07/24)

さおりさん



>理想は、医師と助産師が平等な院内助産院かな…

障害児とその家族の方々と、多く接している自分からすると、医師が多少助産師より力を持っている院内助産院が、安全面の最低レベルだと思っています。

しかしながら、これまでならば淘汰されて然るべき状態の子供を(超未熟児とか、仮死出産とか)、障害を負うたまま延命する医療優先型の病院にも疑問は感じます。

ですが、医療の介在があれば障害を負っていないだろう子供もいる訳で、その辺りのバランスは難しいと感じています。



先天性、出産事故などの障害児を見ていると、生まれる瞬間のこだわりなどよりも、その後生きていく日々の事を、一番に考えて欲しいです。

赤ちゃんだけではなく、それを取り巻く家族の事を含めて……。

もちろん、これは、障害なく生まれてきた人が、その後の事故、病気などで中途障害になる場合が増えているという現実にも、できれば当てはめて欲しいことだとも思っています。

Re[2]:病院と助産院(07/24)

るんさん、飛鳥さん、さおりさん、平等?さん、A子さん、こんにちは。

ご意見、有難うございます。

まとめた返事でお許しください。



>先天性、出産事故などの障害児を見ていると、生まれる瞬間のこだわりなどよりも、その後生きていく日々の事を、一番に考えて欲しいです。

>赤ちゃんだけではなく、それを取り巻く家族の事を含めて……。

>もちろん、これは、障害なく生まれてきた人が、その後の事故、病気などで中途障害になる場合が増えているという現実にも、できれば当てはめて欲しいことだとも思っています。

同じにおもいます。

もっと私たちは何もないときから色々と考え、知っていこうとするべきなんじゃないかとおもいます。

障害を負うたまま延命する医療優先型を望むか否かも、臓器提供などの問題からしても、常日頃からどう生きるか、判断を迫られたときにどう選択するかなど、考えておくべきことなんだとおもいます。

最初の一歩にもならないかもしれないけれど…



私は助産院が『上の子と一緒に入院できる』というメリットを掲げるのならまだ分かるのですが、それでも安全は最優先されるべきだとおもうし、安産は理想であっても、それが女性の当然のことのように語れることではないとおもうのですが、こういう発言を見ていると、『私よりも現実を知らないだけか?』と、そんなわけないのに、そうおもってしまいます。



Re:『一番の被害者は妊産婦だ』(07/24)

「医師は助産師や看護師をコントロールしたがるが、『お産に誰がどう付き添うか』ということが大事では」

とありますが、誰が誰をコントロールするかより、またお産に誰が付き添うかより、「安全にお産が終わること」の方が何億倍大事なことでしょう!



確かに、「助産師と医師の間の溝」は相当に深いですね。

そもそも

ブログを一通り読ませていただきました。



琴子の母さんが歩んできた道のりを知り、人生観に触れ、私自身、考えさせられました。



しかしながら…



琴子の母さん、これまでのことはそもそも、ご自分の選択ミスではないですか?

自己責任と言われても反論できませんよ。

子を産み育てるということは、それだけ責任のあることです。

それはいいすぎ

現在のマスコミの報道姿勢を見せられると、一般の方は明らかにミスリードされていきます

これだけ多くのメデイアが助産院を礼賛すると

一般の、まじめな、妊婦さんが助産院の危険性を過少評価しても不思議ではありません

それを、

>琴子の母さん、これまでのことはそもそも、ご自分の選択ミスではないですか?

>自己責任と言われても反論できませんよ。



というのはあまりに無責任です。

医師がこれだけinformed consent にしばられている世の中で、助産院の安全性に対して正当な説明責任が行われていますか?

助産師会が説明責任を果たしていない以上、マスコミや厚労省看護課までがそれに追従する以上、妊婦さんが助産院の方向に引っ張られていくのは自己責任とは言えません。

まさに、詐欺にあったようなものです。







Re:そもそも(07/24)

さおりさん



琴子の母さんは、自分がきちんと情報を得ることができず、助産院をイメージに引きずられて選択した為に起きた結果を重く受け止めておられるから、多くのこれから子供を産まれる女性の為に、声をあげておられるのだと思いますよ。

とても大事な声だと思います。

Re:「一番の被害者は妊産婦だ」

琴子ちゃんのお母さん、暑中お見舞い申し上げます。本当に暑い夏ですね、今年は。



看護協会が院内助産をしきりに進めていますが、産科医、小児科医が不足している状況、分娩施設がどんどん休止している状況、そして産科医の刑事罰など、もっと全体の視点から助産師や看護師は何をすべきかを考えていくべきではないかと思います。

かたちばかりのエコー操作や、助産師主導の外来や分娩を進めることで、長期的に周産期医療のメリットになるのでしょうか?このときとばかりに、助産師の業務拡大を目指すのではなく、分娩は母子の生命にいつでも危険がある状態であること、だからこそ、十分な医師、看護スタッフが必要であることを訴えて、どの地域でも分娩施設が維持できるように働きかけることが、職能団体の役目ではないかと思うのですが。「正常分娩は助産師で」と私も学生の頃から言われてきましたし、それが助産師の誇りのように「思わされてきた」ように思います。この言葉に、看護協会や助産師会が固執する限り、展望は開けないなと最近思います。



ところで「お産での自立」って何でしょうか?

陣痛の合間ベッドに横になっている方と、アクティブに動いて「好きな姿勢」をとっている方のイメージぐらいではないですか?多くのお産に立ち会って、いまだかつて「自立していない産婦さん」なんて、感じたことは一度もありません。皆、立派だと思います。





Re:そもそも(07/24)

さおりさん



看護を学ばれているのに、ずいぶんと酷い言葉を投げかけるのですね…。

琴子の母さんは、「ご自分の選択ミス」を十分にわかって苦しまれたからこそ、

責任を感じていらっしゃるからこそ、

同じような悲劇をうまないためにこのサイトを作っているのだと思います。



助産院での出産は、そもそも数が少ないため、リスクや危険性、悲しい結果がなかなか表に出てきません。

まっとうな助産師は必ずリスクを説明しますし「自然」よりも「母児の安全」を優先するはずですが、このブログの記事を読めばおわかりのように、そうでない助産師も残念ながらいるのです。

そういう危険な助産師から重要なリスクを説明されなくても自己責任ですか?



元の記事を読んで、助産師は医療行為ができないからこそ(正常なお産だけでなく異常なお産も)十分な経験が必要なのに、今の教育制度ではその経験も積めないとは…と不安になりました。

助産師会は妊婦さんの敵

いつも拝見させて頂いています。

助産師会のお偉いさんは

「助産師が一人前になるまでに1年は必要」って・・・たった1年で1人前になれる程助産師とは底の浅い職業なのでしょうか???私は10数年たってもまだまだ(最低限はクリアできても)だと思っていますが・・・。

現場の助産師さんとは協力関係ですが、誰かがコントロールなんて「低次元」の発想でやっている方はいません。まず安全性でその上で快適性を追求していますから。

助産師は大好きですが、以前の推奨した本といい、改めて助産師会は「妊婦さんの敵」と認識しました。こんな団体を絶対許せません。

ご無沙汰しております

ご存知かとは思いますが、日本テレビ放送のnews zeroという報道番組で医療崩壊についての特集が組まれています。同番組のホームページACTIONでは産科医療が取り上げられ、様々な方のコメントが寄せられています。体育会系産婦人科医さんという方のコメントではここのブログが紹介されていました。

妊娠・出産というものをを理解するには、琴母さんのブログは大きな役割を果たしていると思います。できればこれから妊娠する世代には是非、このブログをみて学んで欲しいと思います。

陰ながら応援しております。

暑い日が続きますが、お体に気をつけて頑張ってください。

ひどい助産師を選んだ、妊婦が悪い?

横レス、失礼。

さおりさん、本当に看護学生かなぁ?二つの書き込みを読むとベテラン看護師に思えるんだけど。学生さんが、こんなすごいこと放言できるだろうか?本当に学生さんなら、一言。向いてないからやめた方がええ。



>琴子の母さん、これまでのことはそもそも、ご自分の選択ミスではないですか?

>自己責任と言われても反論できませんよ。

>子を産み育てるということは、それだけ責任のあることです。



こういう香しい発言って、おうおうにして、お偉いさんから出やすいよね。いやぁ、被害にあっても、変な助産所を選んだあんたが悪いって発言はびっくりだなあ。



琴子ちゃんのお母様、どうぞ、お気になさらぬようになさいませ。ご心痛、お察し申し上げます。

医療人として

さおりさんへ

まだ学生さんであり、ひとさまの命を預かるということの重大さを現実のものとして実感されていないものと思います。

救えたかもしれない命を救えなかったという経験をすれば、赤ちゃんの命に比べてどれだけ我々医療者がもつ「信念」、「こだわり」などというものがいかに安っぽいものかということがわかると思います。

私自身10年以上産科医をやってきて初めて救えた赤ちゃんの命を助けられなかった経験をした時にこのことを身をもって知りました。

帝王切開後経膣分娩を選択するか否かを話し合うとき等にいろいろなデータをもとに患者さんにリスクについて説明します。

そんな時に私は我々医療者、そしてお母さんの満足感(下から産ますことができた、産むことができたといった)が赤ちゃんの命に比べていかに安っぽいものかという話をしています。

はずかしながらそんな時は少し目に涙が溢れているように患者さんからは見えていると思います。

そのように接して初めて患者さんは赤ちゃんの死というものを少しでも現実的に受け止めて分娩方法を考えてくださっているように思えます。

琴母さんはそれを身をもって知られたので、そのことを世間の人に知って分娩方法を考えていただきたいと思っていらっしゃるからこのようなブログを運営していらっしゃるのだと思います。

医療人として歩んで行かれることは今のあなたが想像できない「ひとの悲しみ」に寄り添っていくことであることを知っていてください。その悲しみの前では「自己責任」なんていう言葉がいかに安っぽく空しいものかわかると思います。

でも学生のうちからこういう問題に興味を抱かれていることは正直えらいと思いますよ。

ただスキルを身につけるだけでなく、こういうテーマに疑問を持ち続け、悩み続ける医療者になってくださいね。

ありがとうございます

返事が遅くなり、すみません。

皆さんからのご意見、有り難く読ませていただいております。



皆さんからのご意見から、ブログで取り上げさせて欲しいとおもうこともあり、一気には無理なので、徐々にですが、考えたことなどを書いていきたいとおもっております。



どんなご意見でも、助産院・自宅出産や、“自然なお産”というものについての危険性について考えるきっかけになることだとおもっていますので、どのご意見も貴重だとおもっております。

これからも率直なご意見を頂けたらとおもっています。
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。