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2005-10-03

夫婦それぞれ

リンズは県下、一番大きくて設備の整ったS会病院で生まれました。
琴子のときの経験から、私達は最初から総合病院での分娩を決めていました。

リンズは吸引分娩です。
臍の緒が二重に絡まっていたそうです。
リンズは会陰切開です。
頭が大きかったとかで、5センチほど切りました。
このお産には何も不満がありません。
何故なら、リンズが無事に生まれてくれたからです。

先日、旦那に私のこの日記を読んでもらいました。
最近、パソコンで一生懸命に何かやっているから、何をしているのかと聞かれました。
何をしてるって、琴子の話をしているんだよと。

旦那は日記を一日分だけ読んだきり、それ以上読むことは出来なかったようです。
夫婦でも癒し方は別です。
私は今、こうやって気持ちを表側に出すことで、少しずつ痛いけど、少しずつ癒しています。
荒療治。
旦那は今、言葉には出さないけど、毎朝お線香をあげて、お水をかえて、心の中でメッセージをおくっているようです。

リンズを産むまでの妊娠期間中、旦那は私と一緒に辛い気持ちを味わっていました。
私の場合は『今度は上手に息めるか』(註:琴子が亡くなった時、H助産師に『息むのが下手だった』と言われた)に関したこと。
夫の場合はお腹の子の命と、私の命。
琴子のくれたご縁により、奥さんを亡くされた方にも数名、出会いました。
原因が様々な上、私の経験に重なる方はいませんでしたが、まさかとおもった結果を得た経験上、まさかと楽観視できることがなくなってしまいましたから。

旦那の中では琴子は別格だそうです。
私とリンズとは全く別の位置にいるそうです。
私も同じです。
でも何かが違うのです。
琴子のことを想う気持ちは同じなんだけど、違うんです。

琴子の2歳の誕生日に向けて、プレゼントを買おうと出掛けたときも、意見が別でした。
私は2歳なら外で遊ぶだろうから、砂場で使える子供用のシャベルのセットを選ぼうとしました。
旦那は「女の子!」というイメージの強いものが良いと言って、ぬいぐるみを探していました。
ぬいぐるみはたくさんあるからという説得で、旦那が折れてくれました。

夫婦それぞれなんだけど、琴子への想いは同じです。
琴子には生きて欲しかった。
でもそれが叶わない結果の日々を迎えている今は、せめて天国で笑顔の日々を送って欲しい。
琴子、そちらも秋になりましたか?


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パパの深い悲しみ

私達夫婦もまったく癒し方が違いました。

そして、悲しみの表現の違いました。

夢人の火葬の次の日からパパは

「生きていくために」と

仕事へ行きました。

私が悲しんでいる時に

テレビを見て笑っている姿にも

絶望すら覚えたこと事がありました。

でも、

夢人が教えてくれたことを話していた時に、

「生きる悲しさと...」って、

パパの口から一番に、

悲しさという言葉を聞いて、

パパの深い悲しみを感じることが出来ました。

そして、ちょっとうれしかった事を思い出しました。





Re:夫婦それぞれ(10/03)

わたしは彼の悲しみには、無関心だったのかもしれない。というより、彼を考える余裕がなかったのかもしれない。ただ、あまりに小さな二人の娘をとても可愛がっていましたね。日に三度会いに来ることもありました。仕事の合間に。

彼の悲しみに気がつかなかったのかもしれない。

ただ、毎月のように、隣の県にある二人の娘のお墓には行ってましたね。

自分の悲しみにおぼれてしまって、気がつかなかったのかもしれないと、いまさらながら考えています。

ただ、たからものが生まれたことを、なにより喜んでいたこと。だから、もし自分が重い病気にかかっても、最後の最後まで生きぬくと言っていたこと。それがどんな辛い治療でも延命してくれと言ってたこと。

ふとそんなことを考えてしまいました。

パパの願い

長女を早期胎盤剥離で帝王切開で出産しました。

足元には血の海、病院に着いた頃には、血の塊が出ていました。

次女を授かった時、主人も怖かったと・・・再発は2割の人がなるそうです。

私は子供のことしか考えてなかったけど、主人は私と子供のことを考えなくちゃだから辛かったかもしれません。

先日、長女を取り上げてくださった看護師さんに偶然会いました。

私のことを覚えてて「切る時に、赤ちゃん心音下がったんだよ」と。

血を拭き、洗濯機を回し、着替えて自分で運転して・・・

ぞっとします。



琴母さんに出会って、私の心が癒されています。

経膣分娩にこだわってて、割り切れたのに、立会い出産の話を聞くとなんかもやもや・・・

子供が無事ならそれ以上のことはないですよね。

本当に。







私自身は・・・

19年前の事になってしまうので・・・思いを馳せる時間よりも・・・悲しいかな・・・時の進み具合と共に・・・娘であった亡くした子の面影を探してしまいます。誰でもない・・・形しかないわが子の面影を探すなんて。私自身は術後一日目だったから火葬場にはいけなかったから余計なのかもしれません。



そん時の主人とは一切音信不通な為・・・元姑と一年に一度電話で話すくらいですが・・・彼なりに思いはその子に対してかなりあったみたいです。今は探すことも出来ないけれど・・・娘なりに元主人を支えているのかもしれません。姿は見えないだけで・・・



今は・・・チビーズが優先の世界になっているけれど。あちらへ行ったら絶対天使を探したい・・・きっとこれは元の主人も同じ事を思っているに違いありません

・・・そういう人だったから・・・^^ 彼なりの幸せは歩んでいて欲しいと思いますが・・・ね・・・^^

Re:夫婦それぞれ(10/03)

こんばんわ。

先日、VACA(あってるかな?)にするか、再度帝王切開にするか悩んでいた、るんたったです。



上の子の時に、微弱陣痛で上手に産めなかった私です。

上手なお産でなかったってことにとても傷ついて、もし次に妊娠したら、上手に産みたいって思っていました。



でも、上手に産むってなんなんでしょうね。こちらのホームページを読んで、考えました。

赤ちゃんが無事生まれること。私も元気でいること。



私の母も、お産が大変だったそうです。どうも、あまりお産の上手な家系では無いようですね。

良いのです。上手でなくても。



いろいろ考えて、帝王切開にする決心がつきました。夫も、私の意見に従うとのことですし、私の両親の産後のフォロー体制も整いました。



これで憂いなしです。手術は嫌だけど、赤ちゃんが無事生まれることが一番大切です。本当に、背中を押していただいて、ありがとうございました。

天使ママではないけれど・・・

私は天使ママではありません、夫も健在です、なのでここにコメントを書くのはとてもためらって、何度も書いては消し、を繰り返してきました。



私はトラブル続きの妊娠期間だったので、TVやWebで自宅出産、助産院で出産という輝かしい(輝かしく作られた)番組を見ても、助産院、自宅で、とは思いもしませんでした。でもそんな番組などを見て、「赤ちゃんが無事に生まれてきて欲しい」とそれだけを望み、病院を選んだことがいけないような、「お産は生き方」なんて言われて、なんだか引け目を感じてしまう、そんな思いをしていました(お産は生き方であるというのがどうしても理解できなかった)。



琴母さんの「お産はお産」「リンズが無事に生まれてくれたからです」・・・私の選択はそれでよかったのだと強く思うことができました。得意げに「生き方よ」って薦める人たちに、胸をはって意見が言えそうです。



上手にいきめる、上手に産んだ、なんて、何をもって、何で言えるのか・・・、これまでのH助産師発言にしても、物凄く失礼ですね、一生懸命生まれよう、生もうとしている「命」に対して物凄く失礼です。侮辱です。



もう琴子ちゃん2歳になられるんですね。

天国のキラキラの砂場で琴母さんのシャベルで一杯一杯遊んでくれるといいですね。

ありがとうございます

つーじいさん

男性には男性の辛さってあるとおもいました。

私の旦那も自営業で普段は家にいるばかりなのですが、外に出ないと働けないのではないかと心配してくださった方がいて、声を掛けてくれたので、私も勧めて外に出てもらったんです。

でもそこでやはり辛いことはたくさんあったみたいです。

当たり前ですよね、私達の子供が死んでも、テレビでは笑い声が絶えず、何も変わらないんですから。

このギャップを埋めるのに、私は苦労した記憶があります。

パパさんもきっと、ギャップを埋める努力をされていたのかもしれませんね。

またお話聞かせてください。



ねこのこさん

私も当時は自分のことで精一杯だったけど、どこかで冷静に旦那の言葉や行動を見守っていました。

でもどうだろう、もう正しい記憶なんてないな。

あのとき、よく生きていられたとおもうばかりです。

たからものくんはパパの気持ちを大事に仕舞って生きているんですね。

ありがとうございます。

みうママさん

こんにちは。

2割という数字への恐怖を抱きながらの妊娠・出産はとても辛い、辛いなんて言葉だけでは言い尽くせない日々だったとおもいます。

長女ちゃん、次女ちゃんが今、笑ってくれていること、私も嬉しくおもいます。

どんな形であれ、お産はお産ですよね。

立会いだって、そんなに重要な、不可欠なことではないとおもいます。

立会い出産で夫婦で頑張った!なんていう結果より、剥離の恐怖を抱きながら、立派にお産をしたみうママさん、パパさんの方が私は眩しく感じます。





トンママさん

前のご主人とは天使ちゃんのお蔭で、不思議なつながりがありますよね。

辛い日々でも時が癒してくれると、私も琴子との日々がいつの日にか完全な思い出となることを想って、今を生きています。

私も天国へ行けるように、日々、精進しなくちゃ!

ありがとうございます。

るんたった3454さん

帝王切開への決心がつかれたのですね。

納得されて出された答え、私は応援しています。

お産に上手いも下手もないんですよね。

私は産婆に「息むのが下手だった」と言われたこと、ずっと引き摺っていました。

リンズを妊娠中も頭の中をグルグル…

ただ、琴子のお葬式の後に、実母が

「息むのに上手いとかってあるもんか! 初産で息むのに慣れている人なんていないよ!」

と言われたことが残っていて、その言葉にすがる思いでした。

ご出産までの日々、また是非お越しくださいね。

※ちなみに…うーん惜しい! 正しくはVBACでした

ありがとうございます

kaofumiさん

リンクもありがとうございます。



>私は天使ママではありません、夫も健在です、なのでここにコメントを書くのはとてもためらって、何度も書いては消し、を繰り返してきました。

全然!

もうそんな、立場や経験などにとらわれずにこれからも色々な方のご意見も聞けるようにしたいし、kaofumiさんの書き込みも嬉しいです。

これからも率直なご意見、是非お願いします。



「お産は生き方」と言われる方がいたら是非、私の場合はどうなのかと聞きたいです。

とても狭い井の中の蛙と感じます。

ちょっと極端に言ってしまうかもしれませんが、どうしても生き方を絡めたい方には「子育て(教育)は生き方」としたらどうかと、ご提案中なんです。



琴子がシャベルで遊んでいる姿が目に浮かびました。

ありがとうございます。

嬉しいです。
プロフィール

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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