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2005-11-20

ラオスの助産師

先日、縁あってラオス人の女性と出会いました。
彼女はKちゃんと言います。
ラオスで助産師の資格を持ち、日本の大学病院で現在、助産師の勉強をしています。
そして来年にはラオスに戻り、ラオスで助産師の仕事を続けるそうです。

通訳してくれる日本人男性を通じての会話でしたが、何故日本にきて勉強をしているのかを聞きました。
既にラオスでは助産師として活動できるのに、何故わざわざ日本にきてまた勉強するのかを知りたかったのです。

琴子の話をしました。
Kちゃんはあまり表情は変わることなく、むしろ通訳の人が驚いていて、また、一緒に会話していた他の日本人の方達も驚いていました。

ラオスでは、生まれても自ら泣かない赤ちゃんを助けることはないそうです。
「泣かないってことは、生きない・生きようとしていない」
という理由だからだそうです。
でも日本では救う。
救える命は救う。
それを学びに来ているのだそうです。
通訳の人に
「蘇生術を習うってこと?」
と聞いたら、Kちゃんのそれに対しての返答が上手く和訳できないらしく、
「泣かない子を助ける心とか…」
と、ちょっと解釈に努力の要ることを言われ、どう解釈して返答しようか、次のことを聞こうかとおもっているうちに、他の方との会話に花が咲き、私はそのままラオスの食文化の会話などに頷くだけになってしまいました。

Kちゃんが琴子の話を聞いてもあまり表情が変わらなかったのは、もしかしたらお国柄のせいなのかもしれません。
「泣かない子はそのまま…」
あくまでもKちゃんの言う、そして通訳の人の入ったラオスのお産事情を知りました。


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Hも・・・

Hもそういうスタンスの助産師だったんだろうか?とふと考えました。

遠い昔の日本なら、医療措置の術を持たない産婆が子を取り上げるような時代の日本なら、「泣かない子だし仕方ない」と諦めることも多かったのかもしれません。



ラオスという国がどう言うところなのかは正直わかりませんが、恐らく、現在日本では当たり前のような医療技術もまだない、かつての日本のような状態なのではないのかな。

でも、そんな国から日本へ、「泣かない子を助ける心」を学びに来ているということは、ラオスの出産における意識が変わってきているのでしょうね。「泣かない=死んでもしょうがない」というところから、「泣かない子も、助ければ生きられるかもしれない」という方へ。



日本では、というか私達のフツウの感覚としては、泣かない子だってなんとか泣かせて命を取り戻そうと手を尽くすのが当たり前。

でも、それは決してどこの国でも同じ考えなのではないんですね・・・それは誰にも責められない。



でもこれとHのしたこととは全く別。Hはラオスの助産師じゃない。少なくとも、ガイドラインに反したお産を扱ったんだし、その後医療措置が必要なのにも関わらずなんの手立てもしなかった。



kちゃんにとってHはどのように映るのでしょうか・・・

Re:ラオスの助産師(11/20)

おはようございます☆

医学(科学)に対する考え方って、お国によってそんなにも違うもんですね。おそらく宗教観や政治観など様々な要因があるとは思いますが…

でもkさんご自身は、そういった本国の現状に疑問を感じ、新たな知識を学ぼうと日本へ来られたのでしょうか。それだったら素晴らしいですが。。。



それにしても、やっぱり「泣かない子は…」って言葉は衝撃ですね。そういった誤った意識を変えていくことは、並大抵ではないでしょうけど、少しずつでもいい方向に向かってもらいたい。

これは一つの国の問題ではないと思います。



う~ん

国や宗教によっていろいろあるんだね。



でも日本では救える命は救うことになってるんだから

時代錯誤の人には、意識を変えてもらうか、引退してもらいましょう!!

Re:ラオスの助産師(11/20)

知り合いの先輩助産師から聞いた、青年海外協力隊として先進国で働いていた時のお産の話を思い出しました。

生まれて泣かない赤ちゃんを泣かせようと刺激してたら、病院のスタッフに「もういいよ」と言われたそうです。赤ちゃんはそのまま亡くなり、お母さんは号泣したそうです。蘇生させても、そこから続く新生児医療がない、どっちみち大きな障害を持つか、死んでしまうから・・・とのことだったようです。

ラオスのお産事情はよく分かりませんが、やはり同じような理由なのでしょうか?宗教観の違いもあるのかな。だけど、子どもを亡くす母親の悲しみはどこの国でも同じだと思います・・・。

ラオスから日本の周産期医療を学びに来ているということは、救える命は救いたいと思っているからなのでしょうか?そうだといいな。

Re:Hも・・・(11/20)

まいっちんぐ1025さん

>kちゃんにとってHはどのように映るのでしょうか・・・

残念なことに、話題がそれてしまって、聞けませんでした。

私も聞きたかったんだけど。



通訳の人の言葉で解釈すると、「救える命を救う感覚」を身に付けにきていたようですから、これからは日本のような医学の進歩がなされるのではないかって、勝手に期待しています。

Re[1]:ラオスの助産師(11/20)

るんさん

宗教観の違いは大きいでしょうね。

っていうか、今の日本には正しい宗教観がないっていうか…これはまた別問題だから触れずに...



Kちゃんは新しい知識と感覚を習得しに来日していると感じました。

もっと言葉が通じ合えるとよかったんだけどなぁ。

通訳してくれていたのが男性でもあったので、ちょっとした感じが上手く伝えられたりできなかったのかもしれません。

Re:う~ん(11/20)

ひまわりぽやさん

>時代錯誤の人には、意識を変えてもらうか、引退してもらいましょう!!

賛成!(^o^)

Re[1]:ラオスの助産師(11/20)

メモル2003さん

>蘇生させても、そこから続く新生児医療がない、どっちみち大きな障害を持つか、死んでしまうから・・・とのことだったようです。

そうですよね、こういう問題・差はラオスにもあるんだとおもいます。

新生児医療の専門医も研修にきていたら理想的ですよね。

あとは施設が問題なのかな。



>ラオスから日本の周産期医療を学びに来ているということは、救える命は救いたいと思っているからなのでしょうか?そうだといいな。

多分、そうなんだとおもいます。

1年もいないのですが、充実した日々を送っているような笑顔でした。

期待○

Re:ラオスの助産師(11/20)

NHKのプロジェクトXで、日本で始めて新生児医療に取り組んだと言われている「バルボア病院の・・・」を観た人いますか?



随分前に観たのでうろ覚えなのですが、その中でやはり当時の日本でも、状態の悪い赤ちゃんが見殺しにされていた事実があり、なんとしても助けたいと考えた小児科医が協力してくれる産婦人科医を探すところから病院を立ち上げてるまでの過程と現在までが描かれていました。



その当時(それが何十年前だったかが今覚えていないのですが・・・)、新生児を専門的に診る診療科が無く、産科医は産科の領域で産婦さんを診る、小児科医は生後1ヶ月以降の新生児を診るという感じで役割分担がなされていて、普通の小児科医が生まれたての新生児を診る事はほとんどなかったのだそうです。要するに、産後すぐから1ヶ月までの新生児の状態を本当に知っている小児科医は存在せず、そこまできちんと生きる事が出来た赤ちゃんのその後しか診る機会が無かったのだとか・・・。新生児は宙ぶらりんな状態の存在だったのです。



なので、今は助けられる赤ちゃんも当時の日本では黙ってほって置かれたらしく、それが当たり前だったのですが、それに違和感を感じたバルボア病院を立ち上げた医師が当時の常識を覆す試みを始めた事から日本の新生児医療が始まった・・・と言う感じの内容でした。



ですが、おそらくその当時でも、泣かない赤ちゃんをさかさまにしてお尻や背中をたたいたりしてなかせる努力くらいはしていたはず。数十年前に実際に自宅でいわゆる産婆さんにとり上げられた私も、紫色の仮死状態からそうやって生還したらしいので・・・。



どう考えても、Hはおかしいと思うよ。救急車を呼んだら自分の過失が発覚するから、事実そのものを握りつぶそうとしたしたとしか考えられない。

そうやって無かった事にされた被害者が他にもいるに違いないと言う気がする。

Re[1]:ラオスの助産師(11/20)

エドガーさん

>NHKのプロジェクトXで、日本で始めて新生児医療に取り組んだと言われている「バルボア病院の・・・」を観た人いますか?



私は残念ですが、見ていません。

図書館にプロジェクトXのビデオがあるので、あったら見たいです。

NHKに行くと見ることが出来るって聞いたのだけど、今はそこまで出来ないので、時間はかかるかな。

でも見たいな。



Hは全く、自分のためだけに判断・行動しています。

相手のことなんてちっとも考えていない。

でもこういう人ほど、「私はあなたのために」って言うのです。

プロジェクトX

何年か前に見ました。

その病院を立ち上げた当時の助産師さんが出てきて、「お産は怖い、何が起こるかわからんから。。。」と言われていたのを今でも鮮明に覚えています。

当時の医療スタッフが全力を尽くしての新しい体制づくりが功を奏して、助かるべき命が助かるようになっていったのですね。

今の日本の風潮はどうしちゃったんだろう、その原点が忘れられつつあるような気がして仕方がないです。



出産とは直接関係ないのですが、私の市にも、国のアフリカ青年招聘事業で、多くの医療関係者や教師をしている方達が、よりよい国づくりを目指して毎年やってきます。そしていろんな施設や病院を視察して国に帰ります。

彼らのことをちょっと思い出しました。

プロフィール

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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