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2005-11-23

嬉しい。

今日は久々に嬉しかった話。

今日、旦那が通っている習い事のお披露目があったので、リンズを連れて参加しに出掛けた。
習い事のメンバーは御年配のご婦人が殆どで、私が気さくに話し掛けられる人は見当たらないので、私はリンズを抱きながら、
「いつも旦那が世話になっています」
と挨拶をしてまわっていた。
挨拶を受けて、大体の方は
「あら、可愛い赤ちゃん」
と、リンズに笑いかけてくれる。
なかには抱っこしてあやしてくれる人もいる。
どの方の対応も嬉しいのだが、今日は不意をつかれて、つい涙ぐんでしまうくらいに嬉しいことがあった。

御婦人方の中のある方に挨拶をしたら、
「良かったわね、頑張ったよね、辛いこともあったけど、でもここまで頑張ったわね、良かったわね」
と、何遍も繰り返して言ってくれた。
琴子のことを言ってくれたのだ。
他の方とは違う挨拶をしてくれた。
旦那の習い事に私の接点はなく、こうやって滅多にない機会ででしか顔を見せたことはないし、このご婦人が琴子のことを誰から聞いていたのかさえ見当がつかないのだが、皆さんが軽く流している中で、きっとずっと気にしてくれていたんだと感じることが出来た。

悲しい話はすぐに忘れさせてあげようと、大体の方はそういう流れを作ろうとする。
でも何年経とうと、何があろうと、自分が死なない限り、失った子供への気持ちを消して忘れられる親なんて、多分稀なんじゃないかな。
殆どの親がずっとずっと、心の中でそっと大事に抱き締めているんじゃないかな。
だから「忘れろ」って言われたくなくて、ついつい隠してしまうようなときもある。
今日みたいな日には、どんなに「初めてのお子さん?」なんて聞かれても、「はい」としか答えられないのだが、この方は違っていた。

今日のこの御婦人はもしかして、天使ちゃんを心の中で抱き締めている方なんじゃないかなって感じました。
そうではなく、元からこういうことを素直な気持ちで言ってくれる方なのかもしれない。
いずれにしても、今日は思いがけず琴子のことを自分の外で感じることが出来て、とっても嬉しかったです。
ありがとうございました。


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Re:嬉しい。(11/23)

>殆どの親がずっとずっと、心の中でそっと大事に抱き締めているんじゃないかな。



琴子ちゃんもリンズちゃんも、どちらも本当に大切なお子さんなのですね。



そういった事をわかってくれる人がいると嬉しいですね。

Re:嬉しい。(11/23)

とてもうれしい言葉ですよね。

そして、同じ悲しみを経験していない者としては、なかなかそういうふうには声がかけられなかったりします。。。



「ずっとずっと、心の中でそっと大事に抱きしめている。。。」

琴母さんのこの言葉、切ないけれど、ずっと心に残りそうです。

Re:嬉しい。(11/23)

そんな風に、思いやりのある暖かい言葉をためらわずに掛けられる人って、素敵だと思います。自分はついつい「何か気の利いたことを言わなきゃ」と、格好つけたがる傾向があるんですけど、やっぱり言葉というのは、率直で暖かみのあるものの方が、心に響くのですね。自分もこの方のように、年を重ねたいものです。。。あれ?勝手に年配のご婦人って決め付けちゃったけど、良かったですか(汗)

本当に。

たとえいくつであっても、自分がいくつになっても、我が子が先に逝くということの哀しさや辛さや子への思いを忘れて生きている人なんていないと思います。

だって、生きてても、そうじゃなくても、我が子は我が子で、愛しさは同じで変わらないもの。



誰かがこうして琴ちゃんのことを知っていてくれたりするのは、嬉しいですね。

私まで嬉しくなっちゃいました。

Re:嬉しい。(11/23)

聞き手にどのように響くかは

発した方の経験やお人柄に起因するのでしょうね!



その方のように

人の痛みに柔らかく触れられるような心遣いの出来る

人にならないといけないですね(o^_^o)

Re[1]:嬉しい。(11/23)

ひろみんカクレクマノミさん



>そういった事をわかってくれる人がいると嬉しいですね。

とっても嬉しかったです。

全く予期せぬことでしたので、余計に嬉しかったです。

Re[1]:嬉しい。(11/23)

桃まま1253さん

>そして、同じ悲しみを経験していない者としては、なかなかそういうふうには声がかけられなかったりします。。。

>私も琴子から学んだことで、もし琴子が元気に生きてくれていたら、こうやって些細なことで喜んだりはしていなかったし、もっと人を傷付けていたかもしれません。

もし桃ままさんの近くに天使ちゃんを持つ親御さんがいたら、たまに声を掛けてあげたらどうだろうって、でもこれも意外と難しいんですよね、私と違って触れられたくないって人もいますからね。

Re[1]:嬉しい。(11/23)

るんさん

>あれ?勝手に年配のご婦人って決め付けちゃったけど、良かったですか(汗)

はい、大丈夫です。

中でも比較的上の方でしたから、ご年配の御婦人です。



そうなんですよね、ついつい気を利かせようと、かえって行過ぎたことを言ってしまったり、仇になってしまうことの方が多い私でもあります。

Re:本当に。(11/23)

まいっちんぐ1025さん

>誰かがこうして琴ちゃんのことを知っていてくれたりするのは、嬉しいですね。

>私まで嬉しくなっちゃいました。

ありがとうございます。

実に嬉しい一日でした。

涙があふれそうで、でも堪えましたが、目が一気に赤くなってしまいました。

Re[1]:嬉しい。(11/23)

ひまわりぽやさん

>聞き手にどのように響くかは

>発した方の経験やお人柄に起因するのでしょうね!



>その方のように

>人の痛みに柔らかく触れられるような心遣いの出来る

>人にならないといけないですね(o^_^o)

いやぁ、本当ですよね。

私もあのご婦人を見習いたい。

そして、そうなんですよ、同じ言葉でも言い方か何かが違うのか、聞き手の誤作動か、不快指数が上がるだけのときもありますから、言葉って不思議です。

私まで

私まで心温まる言葉でした。



私も暖かい人になりたいっていつも思ってるのですが、

なかなか、なろうと思ってできるものでもないんですよね。

Re:嬉しい。(11/23)

琴子の母さんとメールのやりとりをしている医師Xです。琴子ちゃんは前医,助産師Hのしっかりとした話があれば必ず助けられたケースです。私はできるだけその患者さんに合った話をしているつもりですが、診療が終わるとあの方には話しの内容が伝わっていないのではないかと危惧される場合は、電話連絡し日曜日でも来て頂き、詳しく話をしています。琴子ちゃんの場合はそれが充分に伝わっていなかった。医療従事者として患者さんが納得できるまで充分に話すことが非常に重要であることを再認識致しました。(2005年11月25日 02時52分05秒)

Re:私まで(11/23)

つーじいさん

>私まで心温まる言葉でした。



>私も暖かい人になりたいっていつも思ってるのですが、

>なかなか、なろうと思ってできるものでもないんですよね。

私もです。

先日、ブログでも書いた『2歳のお子さんを布団で亡くした』という、友人の友人に手紙を書こうとおもっていたのですが、言葉が出てきませんでした。

SIDS家族の会の連絡先を書いただけのような内容で、あとは自分の経験から「人と無理に付き合う必要は無い」としか書けませんでした。

自分が経験していても、いざとなると難しいんですよね。

Re[1]:嬉しい。(11/23)

医師Xさん

いつもありがとうございます。

医師Xさんが当時の私の担当医だったら…とおもえばおもうほど、悔しさや惨めさで心が締め付けられます。

これからも宜しくお願いします。
プロフィール

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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