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2006-01-16

我慢すること

人が人に「それは諦めた方が良い」と、助言することがある。
おもちゃを欲しがる子供に
「あれは買わないよ、諦めなさい」
というのは定番。
でもじゃぁ、そう言っている人が、実際に見極めよく、諦めながら生きているのか。
正しくは、人は人に「それは我慢した方が良い」と言うべきだそうだ。
我儘を言う子供には我慢を教えることが大事なのであって、自分も出来ない諦めを、子供にだけ強いるのはおかしいそうだ。

この話は、琴子を天国に見送った後、何で知ったのか、いつの間にか私の心の中に残っている。

琴子が見えない生活にも慣れた。
琴子は見えない宝物であることが普通になり、泣く回数も減っている。
それを、もしかしたら人によっては
「琴子ちゃんのこと、諦めることが出来たのだ」
とおもっているのかもしれない。
琴子が死んだ後、ただ泣き暮れる私に
「諦めなさい」
と、何人からも、何回も言われた。
その度に、「諦めるってなんだろう…」と悩んだりもしていた。

泣く回数が減ったのは、諦めがついたからなんかじゃない。
琴子がいないことに、我慢することが出来るようになったのだ。
人と話していて、ヘラヘラ笑っていた私が、誰とも目が合わずにいるときに、ふっと泣きそうになってしまうことは今でもよくある。
泣くことを我慢している上に、常日頃、琴子のいないことを我慢しているのだ。

天使ママさんたちとの交流の中で、この“我慢”をつくづくと感じる。
皆、いつでも我慢をしている。
誰も「子供の死を諦めました」なんて言ってきたことはない。
あえて言葉にはしないけど、皆、我慢している。
そしてその我慢が何処に通じているのかと言えば、皆、いつか天国で先に逝った我が子に会える時なのだ。


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Re:我慢すること(01/16)

同じだね。

死別シングルは次にいい人が見つかる事は諦めがついたみたいな気持ちが第三者だけでなく本人の中にも連れ合いを裏切るみたいな気持ちで存在する。

私も妻だけを一生思い続けて独身を通さないと妻への愛は嘘か?妻への愛は消えたのか?って幾度となく自問自答した。

天使ママが次の子を授かる気持ちと少し似てるのかな?

我慢しているというのが、的確な言葉かどうかわからないけど、生きている私達は前に進むんだろうなぁと漠然と思っています。

そうだよね。

諦める...。

そうだよね、

私もどこからともなく、

諦める...という言葉が聞こえてきてた。

きっと、流産や死産、新生児死、または

小さな子供だったら、

そんな言葉が添えられるんだろうね。



我慢も、誰から言われたわけじゃないけど、

いつの間にか自分で我慢と折り合いをつけながら

毎日、いきてるんだよね。

今は仕方ないからって

思えるだけですよね。いつか、また会えるんだ、

今は会えないだけ、この場にいないだけ、って。

自分の順番が回ってくるまでは、仕方ない、出来ることを

やって生きていくしかないし、その中で、また幸せを

感じたり、笑ったりするけれど、それは諦めがつくの

とはちょっと違うような気がします。

「今、暮らしていくのには問題がないぐらい折り合いがついた」ってところでしょうか。
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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