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2006-02-21

どうおもいます?

某人が言う。
『産む側も勉強不足』
-どうおもいます?
前置きも何もかもを抜いて、ただこの一言、どうおもいます?

ここからは私の感想。
産む側が勉強するべきことを、より具体的に明確にして欲しい。
勿論、私は自分の経験から、
「もっと真実を知っていたかった」
と、痛切におもっております。
だからこそ、これから助産院で産もうという方に対しても、
「こういうこともあるのだよ」
と、真実を知って欲しいとおもって、発してもおります。
他にも理由はあるけど、今日、この場ではこの理由だけにしちゃうけど。

で、当時の私に対し、「勉強不足だった」と、誰がなじれますでしょうか。
自分で言うのならまだしも、第三者が言えることではないのです。
昔々は産婆も呼ばず、自宅で、ほぼ自力だけで産むのが当たり前だったそうで、産婆を呼ぶということは、異常があるというときだけだったそうです。
異常の見極め方も、親から習ったのか見習ったのか、それとも本能に委ねてなのか、とにかく、現在の私達とは違ったものがあったのでしょう。
勿論、死産の数もかなり多かったでしょう。
母体死亡も相当数だったでしょう。
その頃から、あれよあれよと今日に至り、今では、お産は病院で産むのが過半数を占め、自力だけで産む方というのはかなりの少数派です。
どうしてこうなったかといえば、お産で死ぬ母子が多かったからですよね。

私の話を知り、中には
『そんなことも知らずに助産院で産んだあんたが悪い』
と、平気でそう言う人もいます。
その方にとっては、そうなのかもしれません。
でも、必ずしも正しい情報だけが流れているわけではないのです。
そして、『妊娠中の人に聞かせる話じゃない』『不安をあおぐのはやめろ』と言い、私達のような、お産による悲しい話を聞かせまいとする力は大きいです。

助産師会は、琴子の話を機関誌に掲載する際、『お母さんたちも勉強を』というような言葉で締め括りました。
これはおかしいのです。
そして今回、某人は決して私に個人的に述べられたわけではなく、本人の個人的見解で申されていることを承知してはいるのですが、『産む側も勉強が必要』と言っています。
違うんです、『産む側にも情報が必要』なんです。
正しい情報が必要なんです。

もし、「具体的にはこういうことを勉強してね」というご意見がある方は是非。
但し、誹謗中傷のレベルはご遠慮ください。


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Re:どうおもいます?(02/21)

私は説明責任は、専門職である助産師、医師にあると思っています。

妊婦さんたちが得られる情報のほとんどが、妊婦向けの情報誌だったり、妊娠百科だったり、母親学級だったり、産院での個人指導だったりですよね。

今はインターネットという便利なものがあるけれど、その膨大な、しかも何が本当の情報かもわからない中で、自分の状態に合った物を正しく選別するのも困難。

産む側も勉強不足というよりも、産院からの説明不足、なのでは?と思うのです。

産院から、逆子についてのお産の方法の選択肢と、それぞれの利点と欠点とリスクの情報を与えられて、はじめてそこから、本人が主体的に情報を得ていくという作業が出来るのだと思うんです。

助産師からこういう選択肢があるけれど、どうする?と言われれば、どっちが良いのか調べてみるでしょう。でも、信頼していた助産師にこうだから大丈夫と自信満々に言われたら、それ以上の選択肢は与えられなかったのも同然。

どんな場合にもリスク、と言うことに関する説明責任があるはずなのに・・・。

勉強不足?そんな落ち度は琴母さんにはありません。

Re[1]:どうおもいます?(02/21)

ゆうはmamaさん

>今はインターネットという便利なものがあるけれど、その膨大な、しかも何が本当の情報かもわからない中で、自分の状態に合った物を正しく選別するのも困難。

---全く同意です。

情報が多ければ多いほど、選択肢も増えてしまい、更には正しいか否かの見極めも難しく…困難な状況ですね。



>産む側も勉強不足というよりも、産院からの説明不足、なのでは?と思うのです。

---私の場合はまさしく。

でもって、更には出会った助産師が嘘をついていたのと、産む予定だった助産院のHPで逆子で成功したという書き込みと…



子供(人)の命は簡単に消えるってことを、もっと真剣に考えて欲しいです。

これはお産に関わらずなんですけどね。

Re:どうおもいます?(02/21)

琴母さんはご存知ですが、私は長年不妊治療をしております。わが子に対する愛情は、治療の有無に関わらず、同じだと思ってます。しかし不安を感じる度合いは、治療せずに赤ちゃんを授かった方より、

またお若い方よりも、大きいかもしれなません。

そういったことで妊娠できた時には、それこそ書店で目につく限りの『出産本』を読みました。雑誌も購入しました。元々活字中毒気味なので、手にした本は隅から隅まで読みました。しかしたまたまだったのかもしれませんが、ほとんど「出産の危険性」といったものは、目に入りませんでした。むしろ「案ずるより産むが易し」的な体験談がほとんどでした。

死産後、有名な漫画の中で「昔は自宅で産むのが当たり前だったんだよ。最近はなんでも病院へ行ってね」と、病院で出産することを否定するような描写を見ました。その漫画では高齢のはずの人物に、自宅出産をさせていました。抗議しようと思ったのですが、当時はまだ死産後間もなく、何も出来ないまま現在に至ってしまいました。

まあ少年漫画でしかもコメディですから、そういういいかげんな事を描けるのかもしれないけど。しかしいくらそういった媒体であっても、一度出版という形で公になると、その影響は計り知れない。子どもの心の中に無意識にそういった情報がインプットされ、将来が左右されないとも限らない。

それを防ぐために、専門家がもっと声を出してほしいんです。もっと情報を下さい。それがあってはじめて私達も勉強できるのですから

Re[1]:どうおもいます?(02/21)

るんさん

全くですね。

「マンガですから」

と、言い訳してくるでしょうね。

何よりも不快なのが、一旦出版してしまったものは、いくら回収しようとしても、人の手に渡って目にされたものは、消すことは出来ないってこと。

出版している側からしたら、責任を持ちつつも、それがどれだけの影響を及ぼすか、どのような結果を招くかなんて、100%把握する義務もなければ想像もないのでしょうね。



お産に関していえば、まぁとにかく無責任極まりないですよ。

あれは、無責任な内容の本に関しては、協力している医師や助産師の方にも責任がありますね。

もっと危機感をもって欲しいです。

母子は死んでしまう可能性を皆抱えているってことを、もっと自覚して欲しいです。

だからこそ、産む側にも不安という情報ではなく、覚悟という情報を流して欲しい。



るんさん、治療に対する不安、私にはなす術もなく、歯痒いばかりなのですが、いつもるんさんの希望が叶うことを祈っています。

教えて下さい。

私は産婦人科医をやっていますので、妊娠・出産の恐さを常日頃感じております。ですから、緊急処置のできない助産院で出産される方の気持ちが今ひとつ理解できません。一方で私はこれまでNICU Dr.兼産婦人科医師として勤務し、様々な妊婦さんや赤ちゃん達をみてきました。ですから、一概に病院であれば絶対安全という考え方はしていません。いい加減な助産院があれば、いい加減な病院があることも事実です。また妊娠・出産に関してはどんな大病院の大先生であっても助けること、防ぐことができないような疾患が突発的に起こり死に至ることもあります。これが現実であり、このような真実、事実を妊婦さんにお話しても、なかなか受け入れてもらえません。中には外来を受診されなくなる妊婦さんもおられ、どのように説明したら現実を受け入れてもらえるのかを悩む毎日です。

助産院での出産を希望される方たちの多くは、病院での管理された分娩ではなく、主体的なお産というものを望んだ結果、助産院を選択したといわれます。確かに大多数の妊婦さんが自分自身のお産について深く考えずに病院で出産されていることを考えると、自分自身のお産について真剣に考え、少なくとも「産ませてもらう」という他者依存的な考え方はしていないのかもしれません。もっとも、勉強した内容に関しては自分に都合の良い情報だけを取り入れている傾向があるのは否定できません。

産婦人科J

産婦人科医師として、今後、妊娠・出産に関する正しい知識を何とか多くの妊婦さんに伝えていけたらと考えています。

ところで、以前から気になっていたことで教えていただきたいことがあります。

琴子の母さんは、(お子さんが逆子であったことを抜きにして)何故病院ではなく、敢えて助産院で出産しようと思われたのでしょうか?最近産科の閉鎖が相次いでおりますが、お住まいの市や町に産婦人科がなかったのでしょうか?また、お里の助産院で「逆子だったら病院でお産」といわれた後、その理由を知るために産婦人科を受診されなかったのは何故ですか?

ある意味、辛いことをお聞きしているのかも知れません。しかし悪くなった妊婦さんや赤ちゃんを受け入れる施設に勤務している医師としては、結果うんぬんをぬきにしても助産院での分娩を選択された方の考えを知りたいのです。

このブログは、よくありがちな傷を舐めあう場所ではなく、妊婦さんに妊娠というものを深く考えてもらうために重要な役割を果たしていると思っています。恐らく私が妊婦さんに説明するより、このブログを紹介したほうが心に響くのではないかと考えています。ですから、敢えて質問させてもらいました。もし、そのときの気持ちを思い返して言葉にするのがお辛いようでしたら、答えていただかなくても結構です。

Re:産婦人科J(02/21)

教えて下さい 続きさん

はじめまして。

ご意見くださり、ありがとうございます。

まず、私が助産院を選んだ理由は、私の住む市町村には出産を扱える医院は皆無です。

検診だけでも通えるところはありません。

私が選んだ助産所は、車で1時間かかりますから、遠いです。

一番近い産科の病院でも1時間ほどかかります。

とにかく、不便な所に住んでいます。

どうして助産院を選んだかと言うと、私の周りには当時、助産院で産んだ経験のある方達が多く、今思えば無責任な情報でしかなかったのだけど、過度な医療を否定する声が多く、また、「好きな体勢で産める」から始まり、最近よく目や耳にする助産院推奨意見がやたらと多く聞えてきました。

また、私には今から10年ほど前に、緊急で手術を受けた経験があります。

全身麻酔の手術で、その後の体調が良くならず、これは今では後悔も当たり前なのですが、帝王切開を否定していたというより、なるべく麻酔を打ちたくないくらいのおもいでした。

で、その程度の気持ちくらいでH助産師に出会い、病院で産むことは必要ないくらいのことを言われ、「え? 逆子の方が簡単なの?」と、当時はおもいましたが、丁度良く、ネットでも「逆子でも産めたよ」みたいな書き込みを目にしたり、当初産む予定だった産院のHPのBBSでも目にしたり…

Re:産婦人科J(02/21)

続きです。



あと、H助産師の評判は高く、NHKでも「神の手」と取り上げられたとか、H助産師を疑うべき場面と、今ではそうおもえることが、当時はそうおもえずに過ぎてしまいました。



どうして助産院を選んだか…産婦人科Jさんのところを訪ねる方の中、どれだけの人が、危険を承知しているのか、私にも不安があります。

また、その危険が『子供が死ぬかもしれない』ということ、『自分自身が死ぬかもしれない』ということだと、どれだけ意識があるのかです。

ただ『危険』と聞いても、日頃からあまりにも常用している言葉なだけに、感覚が麻痺しているのかもしれません。

また、お産で死んでしまうなんて、やっぱり現実を知るまではどこか他人事なんだとおもいます。

私自身、そうだったのだとおもいます。

ただ、悔しくて悲しいのは、その現実を常に肝に銘じておくべきH助産師までもが軽く扱っていたことです。



逆子だったら病院と言われたことで、検診で通っていた病院で逆子の場合の分娩について聞こうとおもったら、

「産む場所で聞いて」

と、会話を中断されました。

気分が悪くなりましたし、「こんなものか」とおもいました。



どれほどの想いで助産院・自宅を選ぶのか、私に全てを置き換えて考えられないことですが、大半の方が、安易な選択をしているのではないでしょうか。

私の友人でも、病院には殆ど通わず、助産院で出産した人がいます。

頭の向きがおかしかったとかで、「病院なら帝王切開だった」と、助産師に誇らしげに言われたそうです。

私は琴子を産む前だったので、安易に受け入れてしまっていた話だけど、今ではたまたまうまくいったお産の話だと、キツイおもいで思い出します。

他にも多々ありますが、皆成功、無事に生まれている話だということに違和感をおぼえるべきでした。



またご意見ください。
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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