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2007-03-11

密着!新生児救命病院24時

いきなりですが、番組名が『密着!新生児救命病院24時』なのに、自宅出産とかが出てくるとは予想外でした。

番組を事前に知らなかったので、夕食後の片付けをしていたら、
「“赤ちゃんを救え”の番組をやっているよ」
と言われ、急いで片付けを終え、テレビに向かった。
だから、番組は途中から拝見。
※我が家では、琴子が病院へ搬送されていたら、きっとお世話になっていただろうということで、優先的に見るようになっている

うちは今時珍しい方に入るのかな、テレビの画像がとっても悪く、砂嵐がカラーになった…という感じで、それなりに見られるのだけど、今日は我が町は風も強く、突風が吹く度に画像が更に荒れてしまった。
だから、小さな赤ちゃんが治療を受けている場面などでは、一体何がどうなっているのか分からないこともよくあった。
それなりに一生懸命に目を凝らし、家の中のうるさい音に負けないように、必死に耳も集中して見るようにしていたのだけど、どうしでだろう、途中からどんどんと気持ちが冷めていった。
国際結婚をした夫婦が、第二子は自宅出産で…って、“小さな命を救え”って、電波障害の中でも、かろうじてでもそう見えていたはずのテロップ、もしや自宅出産でのお産での事故? なんてことを取り扱うことはさすがになく、自宅出産を素晴らしいと言うかのような突然の内容。
産婦は予定日1週間前に風邪をひいてしまい、ちょっと心配な顔つきで、それでも『病院への搬送は嫌だから』と言っていたけど、新生児科と産科は科が違うとはいえ、てっきり頑張っているお医者さんや医療従事者の方を応援する番組なのかとおもったら、そんなコメントまで…個人的に言ってしまっていても仕方のないことだとはおもうけど、どうしてあの番組内であの内容の自宅出産を扱うのか、それすらがまずわからない(出来ちゃった結婚も同様だったけど…)。
臍の緒を切ったのも旦那さんだった。
実は、私は家族が臍の緒を切ることを問題だとは知らなかった。
友人の中には、助産院での出産で夫が切った、お兄ちゃんが切ったと複数人いたので、簡単に考えていて、リンズのときに病院側に提出する『バースプラン』に“もし何かあるよだったら、迷わずに帝王切開にして欲しい”というようなことと、他に…とおもって、『可能なら臍の緒を主人に切って欲しい』と書いた。
旦那は琴子のときに、あの最中にも切っていたので(決して明るい気持ちではなくて)、旦那自身は『もうやりたくない』って言っていたのだけど、書くだけ書いておこうというだけで、まさか×な行為だとはおもいもよらなかった。
また、提出した際にも、受け取った助産師さんがそれを見ながら確認してくる中、
「臍の緒を切るってことですが、もし緊急の事態の場合は…」
と言ったので、当然のこと、全ては子供の命優先でと付け加えた。
※バースプランの紙を貰った際に、どんなことを書けば良いのかを聞いたら、回答の中に『臍の緒を家族が切る』ということがあったので、この助産師の方の個人的な解釈ではないはずです
いつだったかな、参加しているML内でも臍の緒を切るのは医療行為云々とあり、初めて知った。
その後、このブログ内でも同様の意見をいくつか頂いたこともあり、こんなにも認識が違うのかと驚いたりしている。
今日の番組内で、臍の緒を旦那さんが切るのを堂々と流していたのだから、制作会社もこの認識はないのだろう。
あと、エコーもやっていましたね。
色々なことを知れば知るほどに、いかにテレビ局も無知なのかを教えられる。
これらがもし、内診問題のように公の問題となれば、当然、テレビ局、制作会社もこれらの場面は放映しないのだろうし…。

番組の制作内容、趣旨に大きな偏りや矛盾を感じたのは、私だけなのだろうか…


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見ました

私も矛盾点がいくつかある番組だな・・・と感じながら見ていました。

1つの番組の中で一緒に流すのはあまりに違いすぎて

意図がわからなかったです。

自宅出産はそれはそれで良い事だと思いますし、

あの旦那さんも本当に感動していて良かったと思います。

ただ病院に搬送されるのは嫌だとか、エコーとか

所々気になる点はありました。

次々にお産の感動を伝えていくだけで

どんなに生命の誕生が大変な事なのか、

何をもって病院で出産されたお母さんや子供達が

映されているのか、なんだかよくわからない番組でしたね。

医療に対する報道番組

私も医療に対する報道に対して、琴母さんと同じような矛盾、いや、怒りを感じます。福島での妊婦さん死亡例、産婦人科医の極端な減少について、三社(某公的放送局も含め)からテレビイビューを受けました。その内、一社はほぼ公正な立場で報道してもらいましたが、後の二社は私が最も強調したところがカットされていました(事前にチェックできない)。奈良県の妊婦さん死亡例では、脳内出血か妊娠高血圧腎症に伴う子癇発作の診断ができない状態で、頭部CT検査をやらなかったことが悪いとしたコメントを、子癇発作を診たこともない、ましてや治療もしたこともない、田舎の救急医療に携わった経験もないタレント女性医師に『CTをやるべきだった』と言うコメントを全国放送しました。現場では、病院の総力をあげて、懸命の医療、搬送先を探していました。また、最近、医療をテーマにしたドラマが面白おかしく放送されていますが、研修医生活を描いた『きらきら・・』では、研修医が1人で帝王切開をやって無事、成功。フイクションといえいども、研修医が帝王切開を執刀することなど、あり得ない話です。視聴率さえよければ何をつくっても構わないという考え方なんでしょう。また、助産院での超音波ことですが、超音波診断はあくまでも赤ちゃんの状態、子宮内環境を把握する一つの補助的診断方法です。超音波診断装置は25年前頃から出始め、学会や勉強会、専門書を読破し、そして毎日、何十人もの妊婦さんを診て、身に付く技術です。まして今の装置は、助産院で扱える器材ではありません。推定体重や赤ちゃんの胎位などはマスターできるかもしれませんが、今は血流状態や血管走行、臍帯の付着部位など、かなり高度な技術、診断ができなければやったなどとは言えません。はっきりと申せば、助産院では超音波は扱うべきではない、心音の確認だけ。定期的に産婦人科医にしっかりと診てもらうだけでよいと思います。

ひとりぼっちの被害者さん、ナッツさんへ

私のことが書かれていましたので、少し発言します。琴母さんが言われたいたように、琴母さんとは本当に偶然の出会いでした。私が何故、琴母さんに少しだけアドバイスしたかと言いますと、我々、お産に関わる者が、琴母さんに正確な情報を伝達しなかった(産婦人科医、助産師、保健士)ということが、取り返しの付かない結果を招いてしまったからです。それを、防ぐチャンスは幾度もありました。もちろん最大のミスはH助産師の行為です(初産の足位ですから)。ですから、私は私はその助産院だけのことを言っているのではありませんし、助産院を全面的に否定しているわけでもはありません。産婦人科、小児科の24時間バックアップ体制がしっかりしていればいいと思います。ただ、全国にこの体制が整っている助産院は極めて稀でしょうが。医療ミスは当然、病院でもあります。実際のところ私も何度かミスはあります。人命を奪ってしまうまでの経験はありませんが、例をあげますと(個人情報に関わることなので詳しく述べられませんが)、ある手術で、尿管(腎臓から膀胱まで尿を通す管)を損傷してしまいました。黙って、あるいは他に言い訳して、修復することも可能だったのですが、御本人、御家族に謝り、再手術しました。人間がやることですから、必ずミスはあります。琴母さんも裁判を起こすまでは(今も)、周囲からの誹謗中傷がありました。医療裁判を起こすことは、大変な労力、費用が必要ですが、どうしても納得がいかなければ、1人で悩んでいないで、先ず、このブログで、簡単でいいですから、どういう状況なのか投稿されてみてはどうでしょうか。医師も人間です。駄目なものは駄目という人が必ずいますよ。

いやはや

ブログでもひどいのがごろごろしています。例えばこれ。http://babyrunrun.seesaa.net/article/35430973.html(題名は載せたくありません。載せるだけで管理人さんの神経を逆なでしそう)自宅無介助分娩万歳、産科医は不要、自然な時代に戻れみたいな代物でした。読んだだけでやる気をなくしました。こういうとんでもない誤解をしている人が「陣痛促進剤被害者の会」などの働きで増えているんだろうな。自宅で無介助分娩なんて、下手したら夫の前で母児とも死亡と言うことだってあろうに。

「自然に産む」と言うこと

 知人にアフガニスタンへ援助に行った助産師がいます。彼女が出会った妊婦には、分娩二日目、腕だけ出ている状態で丸一日(つまり胎児は横向きで、で、腕だけ娩出状態)、当然もう胎児は死亡しているが、産科医がいて手術のできる病院へは山を越えて丸1日というような人もいました。清潔とは言えない、ハエがたかっている産屋ですから感染も起こしたでしょう。またつい先日当院でお産した方には、産まれるまで異常なし、その後に1400cc出血して、収縮剤やら圧迫止血やら、大騒ぎした人も。「自然に」任せていたら絶対出血多量で死んでいたでしょうね。

 自宅分娩と言うのはそう言うリスクまで自分で背負う覚悟が必要です。助産師がいれば応急的な処置はできるでしょうけど、それでも助産院にいるときみたいに、必要なものは何でも手元にあるというわけに行かないでしょう。運良く順調にいった人を取り上げて「自宅分娩は感動的」という盛り上げは感心しないですね。テレビはそう言う点、新聞以上に無責任です。まあ新聞も医師を叩くだけで、崩壊し始めってやっと「あれちょっと変かな?」と論調が変わってきた程度の差ですが。
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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