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2007-04-20

没とされました…

『河北新報/お産SOS』4月15日から19日までの5回連載だった“第6部/助産力”。
実は私、取材を受けていました。
使われるかどうかはわからないと何度も言われていましたし、取材中も記者さんの言葉から既に感じられるくらいに、『でも、頑張っている助産院の方が多くあるんですよ!』みたいなご発言からして、なんとなーく使われないだろうと、そうおもいつつ、そでも助産院について記事にされる以上は、せめて安全性についての問い掛けを、疑問符をつけてくれるのではないだろうかと期待をしてもいました。
でもやっぱり違ってしまいました。
私の場合は『逆子という、最初から受けてはいけないお産を請け負った』という印象が強いのか、更には『実際には病院に搬送すらされていない』という、あまりにもお粗末な結果ということなのか、まぁきっと記事にするには大したことないとおもわれてのことだとおもいます。
それにしてもなぁ…本当、これが病院でのことだったら、もっと違っていたのだろうなぁ。
どうしてマスコミの人は、助産院のことを美化したまんまでいられるのだろう…

私が記事として扱われるか否かより、何よりも残念なのが、提携してくれないのは医師側の姿勢に問題ありとおもえてしまうような表現が見受けられることです。
勿論、他にも多々あります、記事に対しての不満は。
16日の内容では、タイトルに『(2)安心と安全/リスク察知 不断の努力』とはあるけど、
安心と安全に対しても、当然、突っ込まれてはいない。
助産院での事故の事例を実際に載せるくらいのことはして欲しかった。
私以外にだって、新聞社が調べれば入手出来ることはあっただろうに…

5回の連載が終わるのを待って、その結果でおもうことを書きたいとおもっていました。
折角、5回もあったのだから、助産院を肯定している日もあれば、否定している日もあるべきであったのではないでようかね。
色々な意見があるということを、まとまらないままにも事実をきちんと伝えて欲しかったです。
否、あれらが嘘だとはおもっていないけど、『頑張っている助産院』が全てのような報道には悲しくなるばかりです。
そうやって大勢の妊婦さんたちが、事実を知らないままに『提携しない意地悪な医師』と信じ込んで、『搬送は滅多にないこと』と心の底から安心しきって、『一生に一度か二度のビックイベント!』くらいの感覚となる…でも、記事にある通りの助産院ばかりではないから、搬送のタイミングを誤ったり、医療を否定するような姿勢になってしまったり…

第7部はなんなのだろう。
『救命力』とかにして、救急含め、色々なお産の話を具体的にしていって欲しいな。
当然、助産院からの搬送の事例も載せて欲しい。
報道に対して決して大きな期待はしていませんが、正しくあるべきではないかと希望を抱いているのです。
『助産院は安全であろうと努力している』ことを宣伝しても、どうしようもないことだとおもっています。
助産院の努力とは別に、出産は何があるかわからないという事実がある。
助産院の存続に励むのではなく、助産院の安全性をもっと向上し、それこそ完璧であるように努めることが大事なのではないでしょうか。




コメントの投稿

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残念でしたね

いつも読ませていただいています。

せっかく取材されたのに残念でしたね。

結局助産院=人間的かつ、よい、医者=悪、機械的みたいな論調だけのマスコミ報道がとてもこわく思います。助産院の安全性に関してつっこむことがない、というのは特におそろしいことです。それこそ医療で最も大切なことなのに。



そんな中琴子の母さんのホームページは、ほんとうに大きな情報源で、皆がもっと読めばいいのに、と思います。

いろんな人が来るのでおつらい中大変な思いもされうと思いますが、これからも応援しています。

特集記事を読んで

今、気がついたのですが、死産・母体死亡事例が取り上げられている事がない記事多いですね。搬送先が少ないとはいえ、いわゆる「不安を煽る」形の文面体裁をとっていない・・・。

もしかしたら、取材グループが迷走しているような気もします。



それにしても、助産院の安全性にまで言及した記事がでなかったのは本当に残念です。

骨盤位について

http://blog.m3.com/OB_Gyne/20070420/2

より

わが国における開発助産婦活動の安全性に関する研究   

(社)日本助産婦会 事務局長 自らのご発表が載っています。

「僻地の産科医」先生のコメントにも驚きましたが、私としては、そもそもタイトルに「開発助産婦」と明らかな誤植?を含む文書をネットにアップし、さらに訂正しない(訂正できない)体制に、疑問を感じます。



内容的には、表2を見ると本当に開業助産婦活動の安全性について具体的な情報が満載だなああと感じました。



たとえ単月殿位単胎とか、複月殿位単胎とは、骨盤位のことではないでしょうか?(臀=月殿?)

http://www.hirashima-women-clinic.com/aisatu.htm



平成10年当時まだ、骨盤位をとる助産婦はすくなくとも35人はいたのですね。



平成20年に同じ調査をするとどうなっているのか、大変興味のあるところです。

1のコメントの続き

全文読んで再びコメントです。全体的に今までの多くの報道とは違ってかなりまともだと思いました。医師不足、産科医志望学生が減っている現状、女性医師の現状など、一方的な医師たたきになっておらず好感が持てました。反響としてマスコミへの不信を載せているのにも驚きました。掲示板もまともだと思います。

助産院の安全性についての不足、掲示板でも指摘されているエコー等の医療行為についての認識不足はあるかもしれませんが、一般的なマスコミ報道とは違い、期待ができると思いましたし、他の報道もこのようになってゆくとよいと思いました。

全部読まずに投稿してしまい失礼致しました。私はまだ未熟な学生ですが、掲示板、琴子の母さんのページ、他の報道もあわせて今後も勉強してゆきたいです。それでは。

Re:没とされました…(04/20)

 最近マスコミの医師に対する態度が変わってきました。毎日新聞で「医療クライシス」、朝日新聞で「ドキュメント医療危機」と連載が続いています。この「お産SOS」もそのような変化の一環です。



 ただ、「本当にやばい。何とかしなくちゃ」と言うより、「危機的状況だけど、僕らのせいじゃないもんね」と言うアリバイ作りのための連載という気がするんですよ。

 だってマスコミ自体の「あおった責任」というのはキレイにスルーしているンです。(典型的なのが毎日新聞で、わざわざ医療危機報道に関する座談会までやっているのに、そこに医療関係者を一人も呼ばない。産科小児科に関係しそうな年齢の人も呼ばない。大淀病院の事件については「医師個人を攻撃したつもりはない」とあくまで過ちを認める姿勢なし、さらにタミフルバッシングはしても、昨冬まで「タミフルを出さないのはけしからん」的報道したことはほっかむり)

 本当は今まで書いてきた事への反省がないから、またもや助産院万歳みたいな記事になってくるのではと疑っています。

相変わらずですね

マスコミのこの二元論、

『自然な出産・育児=善』『それ以外=悪』という図式は、そろそろ勘弁してほしい。

「助産院を選んだ妊婦は、自己管理が出来る立派なママ」

という神話も、考え直す時期だと思うんだけど。

数ヶ月前、友人が帝王切開で出産したんだけど、相変わらず酷い言葉を浴びせてくる人がいたそうです。

そんな人には「『じゃあ紀子様も否定するわけ?』と言ってやれ」と話しました。



本当に不愉快です。

自宅出産バンザイ的な芸能人の話もいらない。ならば帝王切開や医療措置で立派に産んだんだよ、という話も同時に紹介してほしいですわ。

新聞記者の質の問題

と言う事もあると思います。私もアレルギー問題等で何度か取材を受けたことがありますが、記者の資質や勉強の度合い・見識には相当な幅があると感じました。取材対象だけを取材しても、それ以外の情報収集をしなければ正しい判断やバランスの良い記事はあがってこないのではないでしょうか。



助産院が安全であろうと努めていることを報道する事の目的は一体何なのでしょうね。医療的な行為が行えない(はずの)助産院で緊急事態が起こったときの怖さを考えると、何を持って安全だと言えるのか全く理解できません。

搬送するのにどれだけの時間的ロスがあるか、一度でも救急車のお世話になった人ならそれだけでも怖くてそこを頼る事などできないというのに。



ただ、病院での出産がもう少しそれぞれのバースプランを重視してくれたら、安全面やその病院の体制で許す限り妊婦の意見を聞く方向性にあれば、助産院信者のような方々も、安全面を考慮して病院で産もうと思うかも知れないとは感じます。せめて出産に関する情報を病院選びの段階で簡単に得ることが出来たら間違った方向に突っ走る人も減るのではないかと。帝王切開の判断基準・切開方法(縦・横)・縫合法・麻酔医・麻酔方法・促進剤の使用基準・VBAC体制の有無・産後のケアの基本方針・カンガルーケアーの有無・母乳に関する基本方針(術後に授乳介助をするかどうか等)等々の本当に必要な情報を早い段階で開示すれば妊婦側も正しい判断がしやすいと思います。



しかしそれとは別に、妊婦さん自身が骨盤位やVBACの危険性をきちんと認識する事が出来れば、自然分娩だけに価値があるかのような思い込みから開放されるかもしれません。



思うにこれは、世間や女性側の科学的リテラシーの問題でもあると私は思います。科学的教養や理解力・判断力の低下が非科学的な考え方を助長し蔓延化させる要因になっていると感じます。

Re:新聞記者の質の問題(04/20)

エドガーさん、こんにちは。横レスで失礼します。



先日科学ライターの松永和紀さんの「メディア・バイアス」という本を読みました。主に食品関連の報道に関するものですが、これを読むとこれまでいかにデタラメな報道がされているのか、よく分かります。

なぜ科学報道の分野でデタラメがまかり通るのか、見返しの文章によると

『センセーショナルな話題に引っ張られるメディアの構造、記者の不勉強や思い込み、それを利用しようとする企業や市民団体など様々な要因が絡んでいる』とありました(一部引用)

それに加え、エドガーさんが仰る



>世間や女性側の科学的リテラシーの問題でもあると私は思います。科学的教養や理解力・判断力の低下が非科学的な考え方を助長し蔓延化させる要因になっていると感じます。



という我々側の問題も、非常に大きいと感じました。

特に後半部分は、本当にその通りだと、何度も頷かれされました。

私達も聞こえのいい言葉だけに惑わされず、もっと冷静な態度で、氾濫する情報と向き合わなければならない時が来ているんでしょうね。
プロフィール

琴子の母

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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