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2009-10-16

ホメオパシーを勧める助産師に問います

いつも当ブログへ貴重なご意見をくださる、勤務助産師のふぃっゅさんから、ホメオパシーを勧める助産師の方へのご意見を頂きました。
また、新生児に固形物を与える行為がどうして危険なのかについてもご説明くださっていますので、医療従事者でない私や皆さんにもご覧頂きたいとおもい、ブログの記事にさせて頂きます。
ふぃっしゅさん、有難うございます。
※2通分

(2009-10-15)
ホメオパシージャパンの相談室のようなサイトを読むと、「B型肝炎ワクチンから作ったレメディ」の表現があります。
これも新生児に対してのレメディだと思います。

suzan先生が2度もコメントしたように、新生児に固形物を飲ませるようなことは、助産師として危険なことだと本来はやめさせるべきことだと思います。

でも、きっと「固形物が危険」と批判されれば、液状のものを開発する可能性があります。


ホメオパシーを勧める助産師に問います。

助産師が開業できるということは、標準的な医療に基づくものであるという社会的な安心感と信頼感があるからこそです。
k2シロップにしてもB型肝炎対策によるワクチン投与についても、ここ20年~30年の間に数多くの研究に基づくもので、その恩恵は多大なものです。
私たち助産師は開業権はあるけれども、医薬品や処置に関することは当然、医師の指示が必要です。
それを、勝手に「こちらでよい」と、認められてもいないものを与えるというのは正しいことですか?

どうしてその膨大な研究の積み重ねを否定するほどの自信を持って、妊産婦さんたちに勧めることができるのですか?
何かあったときの、責任の所在はどうなるのですか?

前のエントリーでnog.さんあてに自宅分娩への覚悟を問いました。
本当は、それを良いと勧める助産師にまずは問うべき内容でしたね。
一般の人が「お産は怖いものだと」思える体験が少なくなったのは仕方がないですが、経験が少ない助産師だって、多少は怖いお産の経験があるはず。
なぜ、自宅でも大丈夫と信念を持てるのでしょうか。

---

なぜ新生児に固形物を与えてはいけないのか、常識と思っていることに、あえて挑む方がいらっしゃるので、根拠を考えて見ました。

新生児の哺乳は、舌を巻きつけて液体のものを飲む「吸啜(きゅうてつ)」という方法で嚥下しています。
大人が半固形や固形物を飲み込む時には、まず舌で受け止めてから食道のほうへ押し出すようにして嚥下していきますが、まったく異なるものです。
月齢3~4ヶ月頃になると、舌の上に載った物を飲み込むような動きが少しずつでき初めて、離乳食への準備が始まります。
いきなり新生児に固形物を飲ませるというのは、この発達順序を無視したことになります。

次に、新生児の胃は食道から筒状で、胃の中で一旦食物をとどめてこなすという動きはまったくできません。
レメディがどれくらいの速さで溶けるものかは知りませんが、溶けずに固形のまま十二指腸へ通過してしまう可能性もあるのではないでしょうか?(新生児に固形物なんて想像したことがないので、あくまでも推測)

成人でも同じですが、胃の中に物が入ると刺激で腸蠕動が起こる胃結腸反射があります。新生児はこの反射が大きいので、うまく飲んだと思ってもしばらくするとゴボッと吐き出すことがあります。ゲップの音だったり、溢乳や吐乳の多くの場合が、これだと思います。
飲ませる時だけでなく、固形物が溶け切らないで吐き戻した時に、窒息の可能性があります。

以上、固形物が危険であると思われる理由です。


---以上です。
ふぃっしゅさんからのこの問いに、きちんとした答えを出せる助産師の方がいらっしゃったら、是非、お願いします。
ご自身が自信をもってホメオパシー、レメディを扱っていらっしゃるわけですから、是非、ご意見をお願いします。

私はレメディを飲んだことがあります。
通常サイズ(? キットには、子供用のものもあるので、レメディの粒の大きさに一体、どれだけの種類があるのかも分かりません)とおもわれる粒のものですが、舌の裏側に置くように(といっても、手で触れてはならない)して、ゆっくりと20分くらいかけて溶かすようにして…という説明でした。
『毒をもって制するという理屈が成分なら、そんなうるさいこと言うか?』という気持ちもありましたが、「ちゃんとしたやり方じゃないからだ!」と言われても仕方ないので、一応、きちんと溶けるのを待ちました。
新生児に与える場合、口の中で溶けるまでとか、こういう点ではどういう指導をされているのでしょうか。
ネットで調べても、その説明には行き当たれずにいます。

『あんな小さい粒でそんなに深刻な事態になるわけがないじゃない』等の声も聞こえてきそうです。
その程度で継続していってしまうんだろうなぁという落胆が先に用意されている私ですが、どうぞ、ネット他でも熱心に宣伝されているその責任をみせてください。
宜しくお願いいたします。
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2009-01-31

疑問:助産師がすることなのか…

当ブログにも時折コメントくださる助産師のわふさんのブログ『あたたかいリレー』の2009年1月12日の記事
納得のいかないこと2
を拝読しまして…
※わふさんのブログより引用箇所は青文字(改行位置は変えました)

今、助産師の中で話題になっていることに
「会陰切開と縫合」
ができるように権限拡大をというものがあります。
それって、医療行為じゃないの?看護師の内診問題にはあれだけ反対していて、切開と縫合はいいの?

いや、ダメですよね?
ダメなんじゃないんですか???
当ブログでも以前にこの話は出たのですが、ダメなんじゃないんですか?!

という疑問をもってネットをさまよっていたら、どこかのサイトに驚く記事が。
「いつも医師がしているから、それほど難しいことだとは思わない」
とのこと。

実は、私は以前いた病院では医師の立会のもとに切開をしていました。
確かに、できるかもしれません。
でも、ただ、切るだけではないのです。
人のからだにはさみを入れることが、「簡単?」

習わなくても、見ていたら切っていていいんですか?
そもそも、助産師の教育課程に、メスを握るというのはあるんですか?
病院によっては、医師の指示で助産師に切開をさせているんですね…その必要性もわからないのですが…そこにいるのなら、なんで医師が切ってくれないのでしょうか。

料理するような、そんな簡単な感じなのでしょうか。
小さい子に包丁を初めて持たせる、慣れるまで待つ間はハラハラしますが、大人が
「私、包丁持つのは初めてなの」
と言っても、包丁がどうして危ないといわれるものなのかを理解出来ていれば大怪我はないと、誰もがそうおもっているように?

助産師学校でも切開と縫合を授業に取り入れているところもあると知りました。
助産師教育って、土地柄でもあったりするってことでしょうか…
全国共通ってわけではないんですね。
いざというときに備えてっていうのはまだ百歩譲って理解出来ます。
でも、なんだか『助産師の権限拡大のため』というような気がします。
これって、文字通り、助産師の権限拡大のためであって、母子の安全のためではないですね。

「安全で、安楽で、満足な」お産って声高に叫んでいるのに、なぜ、会陰切開?
それは逆行しないのでしょうか?

助産師はどこを目指しているのでしょうか?
納得がいきません。


私も納得いきません。
こういうことを本気で願う、権限を獲得しようとしている助産師は、何を考えているのでしょうか。


※わふさんより、補足を頂いています。
下記を2月5日に追記します。

ご紹介ありがとうございます。
一部、当時の医師の思いとずれる表現を私がしていることに気がつきました。

>実は、私は以前いた病院では医師の立会のもとに切開をしていました
---これは、医師の補助という意味合いではなく、私の経験を増やそうとしてくれた医師の考えです。医師が当然行うべき処置をこちらが代わりにしていたわけではありません。この医師は助産師が高い技術力をもつようにと教育してくださっていたので、そこで切開も経験のうちの一部と考えていたのではないかと予測します。医師の代わりにする、ということではなく、医師が技術を教えるというニュアンスでとっていただければありがたいです。ただ、その是非は問われなければいけないのですが、その医師の真意を確認していないので、これ以上のことを論じることはできません。憶測での話となりますので。また、当時私もまだ新人で、このことがどういうことが意味するのかということまでは考えていませんでした。ただ、現在の私の思いは「助産師はさい帯剪刀以外の器材は持つべきではない」です。この記事内容でお伝えしたいことは「助産師が切開をするというとどういう心境になるか」ということであることをご了承ください。

それから、私の説明不足ですが、切開はメスでは行いません。わかりやすく言えばはさみです。小さなことですが・・・




2008-07-24

『一番の被害者は妊産婦だ』

助産師の権限拡大どうなる!?(上)
助産師の権限拡大どうなる!(下) -医療介護CBニュース-

読んで色々と考えますが、とても気になり、また、相変わらずに残念なのが、日本助産師会の専務理事のご意見の中、
『加藤氏は、「すべてのお産が医師から見たらリスクであるというのは、医学的に見ればそうかもしれない。しかし、子どもを産むという機能を備えている女性の体の本質論から考えたらどうなのか。『自然』を大事にする助産師と、医師の間の溝はなかなか埋まらない。医師は助産師や看護師をコントロールしたがるが、『お産に誰がどう付き添うか』ということが大事では」と、苦言を呈した。』<上記(下)より引用>
とありますが、自然というのをどこまで責任持って捉えてくれるのか。
また、1%の異常の見分けが本当に心掛けられているのか。
一部の正しくあろうとしている助産院・助産師のことしか見ていないのではないだろうか。
なんでも医療介入が必要だとはおもっていないけれども、こういう場面でもまだ『自然』を大事にと言われてしまうと、お産の抱えているリスクを、1%の異常への警戒心がどれほどのなのかが余計に期待できなくなる。

1%という数字を多く感じるか少なく感じるか、その1%の異常事態に陥った方たちを助産院で処置して大変な事態にしてしまう助産院もあれば、搬送して更に搬送先の責任だと平然と言う助産師の姿も聞くし、少なくとも日本助産師会はそれらの情報を少しは把握しているはずで、1%というような軽い表現で片付けないで欲しい。
当事者にとっては、例え1%であっても、その数字が重く、苦しいのだから。

自然を大事にするのか、それとも妊婦と胎児・母子の命を大事にするのか。
記事の中にもあるとおり、『一番の被害者は妊産婦だ』。





2008-03-09

助産師のエコーの問題

ちょっと前の内容になるのですが、毎日新聞の記事による
ポンコツ研究日記~悩める産婦人科医のブログ~
より、
2008年2月27/助産師と超音波:行政とマスコミのダブルスタンダード
を読みました。

以前にもこのブログ内にて、助産師のエコー診断はどうなのかと、色々な方からご意見を頂きました。
助産院では、普通にエコーがあります。
ないところもあります。
琴子を産んだ助産所にはありませんでした。
携帯できるエコーもあるようで、自宅出産の場合は、よく用いられているようです。

エコーで必ずしも、分娩前に全てが分かるわけではない。
でも、事前に分かる異常に対し、分娩前から処置したり、選択肢を与えられたり、覚悟したり、準備したり…聞こえてくるお話があります。
『生まれてくる子の全てを受け入れる』
というのは、自然にこだわることの真髄ではないとおもいます。
どんな結果でも、私たちは受け入れることから始まります。
助産院や自宅で産むと決断すると、妊娠中の病院での健診は、義務化されて2回が多いようです。

助産院で出産、その後にお子さんに異常があるという方が、
「先天的なものなのか、分娩中の何かが問題なのか」
ということで悩んでもいます。
エコーが全てを解決するとは言いませんが、どうやらエコー診察の時間がじっくりとはなかったようです。

何が後で自分を苦しめることになるかなんて、想像も出来ないことが多いです。
色々と話を聞いても、
「でも、大体の人が無事に済んでいるから」
の一言で、あっさりと消え去ってしまうことも多くあります。
その言葉はときには薬になるのかもしれませんが、毒になることもあるとおもいます。


2007-12-13

『看護師・助産師の業務拡大』

看護師・助産師の業務拡大=規制改革会議の第2次答申案/12月13日17時1分配信 時事通信
魚拓
答申案は、医療分野では医師不足解消が最重要課題と指摘。医師の過重負担の軽減策として、現在認められていない看護師による簡単な検査と薬の処方や、助産師による会陰切開などを解禁するとした。

えーッ、助産師の会陰切開を可とする方向なんですか?!
ってことは、助産院でも?
ってことは、縫合も?
縫合は麻酔も必要だったりするからダメってことで、助産師の切開はクレンメがあるから大丈夫って感じなんですか?
えー、なんかこれって、どうなんですか?
これだけでは分からないんですけど…私のお頭では...ほえー
これって、これからそのために教育します、その教育を受けた看護師と助産師は…ではなくて、現在既に資格を得ている方たちも、今のまま、そのままいきなりやれるよーってなるんですか?

医師不足解消のためとなると、看護師の内診は含められないのでしょうか。

医師の方も、助産師が会陰切開をすることで、医師の負担が軽減されると期待されているのでしょうか。
私はそうはおもえないんですけど…
助産院でも可となるのでしょうか…
どうして、助産師の会陰切開が医師の負担軽減に繋がるのでしょうか。
こうなると、医師と助産師の差が分からないです。
帝王切開が出来るか否かだけの差だとなるのでしょうか…
病院での出産時、リンズのときには会陰切開をしました。
ダンジの際は、せずに生まれましたが、自然裂傷しました。
会陰切開を否定的にいうのは、開業助産師の方が多いのかもしれず、不要な医療介入は私も否定して捉えていますが、わからんのです、この場合、助産師は会陰切開の判断をきちんと出来るのでしょうか、処置は習った上でやるのでしょうか、今までの医師の方たちと同じ教育を受けてくれるのでしょうか。
見様見真似?
以前に助産師の方が「会陰切開はそんなに難しくない」って言っていたけれども、人の体にメスを入れるわけですよね?
うーん、わからないです。
わからない。

看護師の薬の処方も可となるとなると、助産師も可となるんですよね?
薬はさすがに助産院では出せないですよね?
先にも問いましたが、助産師は可でも、助産院は別?
『緊急時には…』ということで、助産院で注射も打っていたし、酷い話も聞こえてくるし、どんどん緩くなっていくことに、私は危機感を募らせるばかりです。


プロフィール

Author:琴子の母
助産院や自宅出産についての情報があまりにも偏っています。
助産師会の方から『産む側も勉強を』と言われました。
偏ったままの情報での勉強は、あらたな誤解を生み、悲しいお産を増やす可能性が高いとおもっています。
助産院や自宅出産が抱える問題、リスクを知って貰い、その上で分娩方法や場所の選択をしていくことを願っています。

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